【水戸市】創業89年の老舗豆菓子店が、新しい水戸市民会館の商業エリア内にリニューアルプレオープン!
水戸市の京成百貨店の向かいに、何やら大きなガラス張りの、モダンな建物が出現したのをご存知ですか?
それは、今年の7月2日に開館予定の「水戸市民会館」です。その商業エリア内に、豆菓子専門店 豆処「但馬屋」本店がリニューアルオープン!赤丸の「豆」という文字と紺に白字の、のれんが、創業89年の風格を醸し出しています。
では、中に入ってみましょう。
店内の様子
明るい開放的な店内で、まず目を引くのは、大きく「豆」の文字が書かれた「升」のオブジェ。その下には、たくさんの豆菓子たちが美しくディスプレイされています。
入り口には、季節ごとに、包装に工夫を凝らした商品の数々が。今の季節は、初夏らしく、竹籠や手拭いに包まれた商品が並んでいます。なんとも涼しげで、夏のご挨拶にもピッタリ!店員さん達が、毎年工夫を凝らして包装しているそうです。
奥に進むと、豆、豆、豆!
小袋で選べるのも良いですね。
そして、もっと小さな食べきりサイズも。なんと、毎日このサイズを楽しみに買いにくる常連さんもいるそう!
このような、若い人を意識した、新しい味も販売中。
ビーフコンソメ味、コーンスープ味なども人気だそうです!
色々な種類の豆を詰め合わせた、贈答用もあります。
そして今、お店が力を入れているのは「柿の種」!なんとも可愛いらしい容器に入っています。これは、駄菓子屋さんによく置いてあるもので、猫の形に似ているため「猫瓶(ねこびん)」と呼ばれるものだそう。
お酒のおつまみになりそうな味もたくさん!
パッケージのデザインがオシャレ。実は、これ、社長がデザインされているとのこと。モダンで、思わず手に取りたくなる素敵なパッケージですね。
お店の歴史
泉町に店を開いて89年。現在で3代目とのこと。
創業からこの地に本店を構え、京成百貨店の地下1階にも支店があります。
初めは炒った大豆を販売するところから始まり、落花生やそら豆、ナッツ類も取り入れ、段々と味付けをした豆類が増えていったとのこと。今では柿の種やお煎餅なども販売し、あらゆる世代のお客様が来店するそうです。
そして、今回、水戸市民会館が新しくオープンするにあたり、同じ地に新店舗をプレオープンすることとなりました。
新しい店舗のコンセプトは「『過去・現在・未来』を繋いでゆく」。カフェスペースを作ったのも、「地元の方や市民会館を訪れるお客様が、楽しく交流できる場所にしたい」という社長の熱い思いがあったから。
レジ前の黒い壁をご覧頂くとわかりますが、両側に手の込んだ組子の和模様が。そして、外から見えるディスプレイにも同じく組子の和模様。なんと、これは先代が住んだ家より、床の間や欄間の一部を取り外し、新店舗に活かしたとのこと。まさに、過去・現在・未来へと繋がるデザインですね。
イートインスペース
新店舗で新しく作られたのが、このカフェスペース。木の温もりを感じさせる、優しい空間です。壁には水戸の象徴、梅の木が描かれています。
かわいらしい豆を模したスツールを発見!これは社長が特注で作ったそうです。なんという遊び心でしょう。
そして、窓辺には、かわいらしい豆型の提灯。こちらは水戸を代表する提灯屋さん「鈴木茂兵衛商店」のもの。こちらは既成のものだそうですが、まるであつらえたよう。夜になると灯る明かりは、きっとSNS映えすることでしょう。
メニューも、コーヒーなどのドリンク、ソフトクリームもあります。夏には、かき氷も販売予定。
コーヒーは、豆に合うものを、知り合いのコーヒーショップにブレンドしてもらっているそう。買い物の合間に、ほっと一息つける場所があるのは、とてもありがたいですね。
社長に、おすすめの商品をお聞きして、豆菓子を選んで帰宅しました。
オススメの豆菓子
翌日のおやつに、3種類の豆菓子をいただきました。
磯ミックス
但馬屋の人気商品。昔からあるタイプで、中にピーナッツが入っています。カラフルな色合いも楽しく、ついつい手が進みます。お子様も食べやすいお味です。
花豆
こちらも人気商品。香ばしいそら豆に、軽く塩をまぶしてあります。カリカリッとした食感で、ビールのおつまみに、最高ですね!
柿の種(きんぴらごぼう味)
社長が、今一番気に入っているお味ということで、購入。確かに納得!一口食べると、ごぼうの良い香りが鼻に抜けます。そして唐辛子の辛みがピリッとアクセントになり、こちらもお酒のおつまみに、合いそうです。
水戸市民会館のオープンも控え、ますます活気に溢れる泉町界隈。水戸芸術館もすぐ近く。訪れた際には、ぜひ豆処「但馬屋」にも立ち寄ってみてください。
店舗情報
豆処 但馬屋
住所:茨城県水戸市泉町1-7-1
アクセス:JR常磐線水戸駅下車 北口より車で5分 北口より徒歩17分
電話番号:029-221-3852
営業時間:9:00〜18:00
定休日:元旦、2月4日
駐車場:なし
公式ホームページ
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※ 価格は取材当時のものになります。
※ 取材では但馬屋さんの協力により、コーヒーを無償で提供いただきました。本記事制作にあたって はガイドラインに基づき公平中立に制作しています。