【水戸市】あじさいの名所「保和苑」は今が見頃!「あじさいまつり」も開催中。100種6000株の美しさ
6月はあじさいが色鮮やかに花開く時期。たくさんのあじさいに会いに行きたくなり、あじさいの名所「保和苑(ほわえん)」を訪れました。
保和苑入り口
あじさいの行灯がお出迎え。あじさいの絵がかわいいですね。
芝生にレジャーシートを広げてくつろぐ親子連れも、たくさん。大きめな遊具もあるので、小さなお子さんを遊ばせるにもよいですね。小さなお砂場もあります。
先に進むと、案内板があります。
順路の看板があるので、この通りにぐるっと一周してみましょう。
明星ケ池
はじめに、池が見えてきます。築山もあり、高低差で奥行き感が出ています。
池を周遊して、見晴らし台まで歩いてみましょう。途中、小さな橋があり、小さな祠にお参り。
石段を上がると、こちらにも小さな石の祠が。もう少しで見晴らし台です。
見晴らし台から見下ろした景色はこちら。まだツツジが咲いていました。
石段を降りていくと、鶏小屋が。前は孔雀がいましたが、今は鳩のみ。
昭和の中頃は、アシカや鹿、猿や熊もいて、小さな動物園があったとか。小学校の遠足の定番だったそうです。
お休み処
では、茶店で休憩。アイスコーヒーとコーヒーゼリーで一休み。
お値段も控えめで、ありがたいですね。
女将さんに話を聞きました。
こちらの茶店は、昭和の初めから営業しているそう。今はあじさいまつりの期間のみ営業しています。
本日は、あじさいまつり期間中ということもあり、平日ですがたくさんの人で賑わっています。
関東方面はもとより、東北方面からのバスツアーの観光客も多いとか。鉾田のメロン狩り、大洗・那珂湊の海鮮丼と組み合わせ、こちらの保和苑に寄るツアーが人気だそうです。
春は桜とツツジ、初夏はあじさい、秋は紅葉と、季節ごとの植物が楽しめるとのこと。
昔、水戸光圀公(黄門さま)が、寺の庭を愛されて「保和園」と名付けたのが始まりと言われています。今では水戸市民に愛される憩いの場所となっています。
では、周遊ルート再開。
下の沼地へ
階段を下って、行くと、壁面にあじさいの花が。
そして、沼を通って階段を上ります。途中、水戸八幡宮方面へ抜ける道もありました。
階段を上ったところで、景色のご褒美。これで周遊は終わりです。
出口のところに、和菓子の臨時販売店も。あじさいにちなんだ饅頭や生菓子の販売も。女子高生が考えた和菓子もキュートです。ちょっとした休憩スペースもあります。
保和苑の周遊は、ちょうどお散歩にもよい距離。あじさいを眺めながら、時間を忘れて楽しめます。
今年のあじさいまつりは、こちらの通り。
ぜひ、梅雨の晴れ間に、見どころ満載の保和苑を訪れてみてくださいね。
基本情報
保和苑
住所:茨城県水戸市松本町13-19
アクセス:JR常磐線水戸駅下車 北口よりバスにて15分 バス停「保和苑入口」より徒歩3分
:常磐自動車道 水戸ICより車で約20分
電話番号:029-224-1111(水戸市公園緑地課)
入場料:無料
駐車場:保和苑近くに有
詳細は、ホームページを参照して下さい。
※ 価格は取材当時のものになります。