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【水戸市】7/30は土用の丑の日!地元で愛される創業45年「うなぎ斎藤」の何度でも食べたい「うな重」

かごマルシェWebライター(水戸市)

こんにちは〜、かごマルシェです!

毎日暑い日が続きますね。すでに暑さ疲れで夏バテをしている方も多いのではないでしょうか?

7月30日は、土用の丑の日、ですね。私も力を付けるべく、水戸に引っ越してきてから、10年来通っている、内原にある名店「うなぎ斎藤」にやってきました。

うなぎの暖簾がはためいています。
うなぎの暖簾がはためいています。

外にも待合コーナーが。休日や、土用の丑の日が近付くと外で待ちますが、ベンチと庇がありがたいです
外にも待合コーナーが。休日や、土用の丑の日が近付くと外で待ちますが、ベンチと庇がありがたいです

この日は、平日の昼間ですが、土用の丑の日も近いということで、駐車場はたくさんの車。しかし、中に入ると、客席数がたくさんあるため、待たずに中に入ることができました。

今年の土用の丑の日は、7月30日
今年の土用の丑の日は、7月30日

中の待合室
中の待合室

店内のようす

座敷は席と席の間が広くとってあり、開放感
座敷は席と席の間が広くとってあり、開放感

中は、和モダンの雰囲気。明るく、落ち着いていて、高級感もあります。

座敷とテーブル席があり、どちらもテーブルとテーブルの間が広くとってあり、開放感も!

私が座ったのは窓側の席。緑が見え、心も穏やかに。

メニュー表

やはり、ここは、うな重で。特上W、上、並、と選べます。私はいつも「上」。お客様も、8割方が上を注文するそうです。(いつか、2段重ねの特上Wも食べてみたい!)

お吸い物も選べます。私は、いつも「きも吸」。

ご飯の量も、調節できます。そして、小さなお子様へのサービスも!うなぎがまだ食べられないお子さんのために、タレかけご飯が一杯無料!そして、予約にはなりますが、容量を小さくしたキッズサイズを注文することもできます。

うな重(上)

運ばれてきました。蓋をとる瞬間が、一番テンション上がります!

いざ、オープン!

香ばしい、良い香りが一面に漂います。

では、山椒をかけて。

温かいうちにいただきましょう。

うなぎの表面は、程よい焦げ目が付いていて香ばしく、中は身がふっくらしていて、脂の乗り具合もちょうど良い!タレが染み込んだご飯と一緒に、うなぎを食べる幸せ〜。一口一口噛み締めてはいるのですが、美味しくて、ついついペースが速くなってしまいます。

店長さんと、弟さんの2人でうなぎをさばいて、串うちし、白焼きをした後に蒸して身を柔らかく。「タレをつけて焼く」工程は3回!暑い中、たいへんな作業です。

ここで、きも吸いをいただきましょう。

真ん中の白いものが、うなぎの肝、です。

肝は購入しているわけではなく、その日にさばいた分だけ存在するため、数に限りはあります。食べると、ツルんとしていて、ほんのり苦味があり、弾力あり。

最初は冷たいほうじ茶が運ばれてきますが、うなぎには緑茶が合うということで、温かい緑茶も一緒に運ばれていました。心遣いが嬉しいですね。

その他のメニュー

きも焼」は、大人気。裁いた肝だけを使うため、その中からきも吸用にとっておき、その残りで作るので、出せる数は少ないそう。予約をおすすめします。

ほねからあげ」も人気です。お酒のおつまみに最適。しかし、このほねからあげ、とても手間がかかります。その日にさばき、出た骨を、血を洗い流してカットし、下茹でしてから、低めの温度で1時間以上かけてあげているとのこと。そうしないと、固くて食べられないそうです。

お酒やソフトドリンクのメニューもあります。地酒は別メニューにて。

お店の歴史

1979年6月28日に創業し、今年で45周年。現在の店長は2代目。うなぎ屋を始めたきっかけは、初代の実家がうなぎ屋だったため。うなぎ屋の前は鯉や金魚の養殖をされていたとのこと。今では親戚には、うなぎ屋、問屋が多いそう。ですので、こちらのお店が好むうなぎを仕入れてくれたり、相談もしやすいとのこと。

食材へのこだわり

うなぎ

こちらのお店で使っているうなぎは、中国産と国産(愛知、九州、浜名湖など)です。値段で分けているのではなく、その時の一番いいものを仕入れたいため、産地を1つに絞らないそうです。産地を限定してしまうと、いつも安定した品質のうなぎを提供できないとのこと。モットーは「産地にこだわらず、うなぎにこだわっています!」

また、大きいうなぎでも、味がしまっていない場合があり、大きいから美味しいとは限らないそう。。稚魚から1年以上経っていて、身がしまっている、「うなぎ斎藤好み」のうなぎを問屋が持ってきてくれるそうです。

ご飯

常陸太田産のコシヒカリを使用。ご飯も美味しいと評判です。

タレ

このお店の創業以来、ではなく、もっと前の、初代のご実家のタレを継ぎ足しで使っているとのこと。

山椒

国産の山椒を使用。長野県の善光寺近くの、「八幡屋」から仕入れています。現在は、作り手も減っているため、八幡屋は苗木を配布して育ててもらうプロジェクトも立ち上げています。

これらのパッケージ、どこかで見たことありませんか?我が家は八幡屋の七味を愛用中
これらのパッケージ、どこかで見たことありませんか?我が家は八幡屋の七味を愛用中

その他

お店には、ご自宅で使えるアイテムや調味料、食材も販売。

笠間焼など、自宅で使える陶器がいろいろ
笠間焼など、自宅で使える陶器がいろいろ

八幡屋の山椒などのスパイス、ジュースやサイダー、お店で使っているお箸やスプーン、フォークなども
八幡屋の山椒などのスパイス、ジュースやサイダー、お店で使っているお箸やスプーン、フォークなども

一番、反応してしまった!なんと、あの美味しい都炉美煎本舗とのコラボ!

家で頂きました。山椒がほんのり香り、そして、タレの香ばしさが滲みているのにサクッサク。文章の通り、手が進んで、止まらなくなる美味しさ

また、座る席への配慮も。

お子様用イス、座椅子、段差を楽にする手すり、など、年齢を考慮した細やかな心遣いも、人気店の理由なのだと、思いました。

また、店休日、テイクアウト可能な状態かどうかの情報は、お店のInstagramで確認できます。

テイクアウトはお電話かFAXにて。お店が混んでいる時にも、すぐ受け取れるので便利です。

いかがでしたでしょうか?うな重の写真を見て、お腹が空いてきたでしょうか?

これから夏本番、ますます暑くなる前に、ぜひ「うなぎの斎藤」に足を運んで、うなぎをたべ、夏バテ対策をしてくださいね!

店舗情報

うなぎ斎藤

住所:茨城県水戸市大足町(おおだら)1050-1
アクセス:JR常磐線内原駅下車 車で8分
電話番号:029-259-5353
営業時間:11:00〜14:00(ラストオーダー) 17:00〜19:00(ラストオーダー)
定休日:毎週月、第1火、第3火・水、年末年始 その他予告なく変わる場合あり
駐車場:有り

Instagram

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※ 価格は取材当時のものになります。

※ 取材ではうなぎ斎藤さんの協力により、揚げもちを無償で提供いただきました。本記事制作にあたって はガイドラインに基づき公平中立に制作しています。

Webライター(水戸市)

歴史のある街、水戸市に住んで10年。おいしいもの大好き、お出かけも大好き♪自分のアンテナにとまったお店、気になるスポット、新しくオープンした場所などを発信していきます!「次の休みに行ってみたいな♪」と思っていただける記事を書いていきたいです。よろしくお願いしま~す(^ ^)

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