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【水戸市】羽釜で炊いた茨城県産コシヒカリをふんわり握ったおむすびは30種以上!毎日変わるおかずも推し

かごマルシェWebライター(水戸市)

こんにちは〜、かごマルシェです!

今、巷では「おむすび・おにぎりブーム」なのを知っていますか?手軽に食べられて、色々な種類の具材が選べる、満腹感があると、注目されているのです!

こちらのお店は、このようなブームよりももっと前からあり、オープンして18年になる「おむすびや八助(はちすけ)」です。

水戸市南町3丁目の交差点より少し歩いた、そして少し奥まったところにあります。

左側のガラス部分がおむすびの販売コーナー、右側がイートインスペースの入り口です。

羽釜もお出迎え〜

店内のようす

カウンターにはおにぎりがたくさん並んでいます。

そして、下の段には、おかずが予め詰められたお弁当用のパックが。

おむすびを見てみましょう。

単品でも購入できますし、おむすび弁当の中に組み込んで購入もできます。

まずは、定番おむすび、おかか

チャーハンや、お醤油ジャコマヨなど、変わりダネも!

季節の舞茸炊き込みおむすびもありました!

カウンターのおむすびは、すぐ購入できるので、便利。でも、他のメニューが食べたい時は、こちらから注文でき、作ってもらえます。できないものもあるので、どうしても食べたいものがあれば、事前に電話で確認するとよいそうです。

梅、おかかなどの定番メニューもありますが、面白いのは、カレーコロッケチャーハン

チーズおこげ味噌おこげ、など、おこげシリーズも充実!前にチーズおこげを食べましたが、香ばしくてとっても美味しかったです!

そして、お弁当はこちら。

おかずが予め入っていて、空いている部分に、ごはんを詰めてもらったり、おむすびを選んで入れたりできます。

日替りご飯弁当は、ごはんが最初から入っているのもあります。これなら急いでいる時にすぐに購入できますね。

その他、選べるスープも。お味噌汁もあります。

これが一覧表です。選ぶものや個数によって、値段が変わります。金曜日はカレーライスも登場します。

外にも今日のメニュー表がありました。

イートインコーナー

お店の横に、このように食べられるスペースがあります。

棚には雑誌や本も。

懐かしい絵本!さすが、おむすびやさんにぴったりです!

テーブルの上には、お茶や除菌ティッシュも置いてあります。

私は、「おむすび弁当(2個)スープ付き」を選びました。レジでお会計を済ませると、この席まで運んでくれます。

すぐに運ばれてきました。

熱々スープと、色とりどりのおかず、そして、美味しそうなおむすび2つ!

骨付鶏ももとかぶのキムチスープ

まずは、スープから。

ピリ辛のスープに、玉ねぎ、しめじ、かぶの甘みが溶け込んでいます具材は大きめで、食べ応えあり!

そして、骨付鶏もも肉が丸ごと

ほろっとお肉がくずれ、こちらも食べ応えあり!見た目も迫力満点です。スープもキムチの辛味で温まります。

おむすび(お醤油ジャコマヨ)

お店で一番人気のおむすびです。ジャコに唐辛子とマヨネーズを加え、さらに醤油味で仕上げています。

表面だけでなく、割ると中にも具材がたっぷり硬めのごはんと、ジャコとピリ辛マヨが、「これ以上ない!」というくらいのベストな組み合わせに!ジャコは噛めば噛むほど味が滲み出てきます。そして、お醤油が更に味を引き締めてくれます。パクパクと一気に食べてしまいました。

おむすび(舞茸炊き込み)

やはり、秋の味覚、キノコも外せません。しかも、数量限定!

おっと、手に持つと、崩れてしまいそうなほどのふんわり感

いただきま〜す!

舞茸のシャキッとした食感と、程よいお醤油味のごはんがよく合います。舞茸は薄味なので、風味が引き立ちます。ゴマも香ばしいアクセントに。

おかず

あ、一本オクラを先に食べてしまいました、笑。本当は2本入っています。

色鮮やかで、おかずの種類も豊富。

炒り卵は、出汁が効いていて、出汁巻き卵を食べているかの満足感。切り干し大根は、平茸や椎茸などのキノコ類が入っているのが珍しい。ゴーヤーのひき肉炒めはピリ辛で、それが上手くゴーヤーの苦味を包んでくれています。野菜も多めのメニューですね。唐揚げも、魚のフライも入っていて、タンパク質もしっかり摂れますね。

どのおかずも、薄めの味付けですが、出汁がしっかり効いていたり、素材の味がしっかりと感じられたりで、栄養のバランスもよく、見た目も美しく、美味しく、大満足でした。

完食です!お腹もいっぱいです。

お店の歴史と想い

「おむすびや 八助」は、2004年6月にオープンしました。お店の名前は、祖父の名から、という理由と、末広がりで縁起が良い、そして助け合いながらお店を営業していきたい、という理由でつけられました。また、お米とお米が手を結ぶ、だからおむすび、というのもおむすびやさんを始めるきっかけになったそう。

店長は、元々は会計事務所で働いていましたが、「お客様の喜ぶ顔が見たい」「大好きな料理を仕事としたい」という想いで、手作りのおむすびやさんを開店することに決めました。しかし、おむすびは、シンプルが故に逆に難しく、「具材は何にするか?」「握り方の強さは?」など、課題はたくさん。図書館でレシピ本を借りて握り方の研究をしたり、具材は何がよいか、ごはんと合わせてみたり。そして「おばあちゃんが握るくらいの力で、ふんわりと握る」が最適だという結論に達しました。

おむすびの形を作るだけで「握らない」、これがコツだそうです。ほとんど握らない状態で、ラップに包んでおくと、お米とお米が自然とつながり、しばらくすると適度に固まってくるそうです。

具材は、定番もありますが、その他は、自分が美味しいと思ったものを、具材とすると決めているとのこと。チーズおかか、明太チーズなど、あまりおむすびに使わないチーズを商品化しているのも面白いですね。

お米は、茨城県産の契約農家のコシヒカリを使っています。精米したてのお米を2日ぐらいで使い切ります。朝8時から、このお店で、羽釜を使って、火力が強いガスを用いて、一日に9升〜1斗(90〜100合)炊いています。

おかずは元吉田で作っています。元吉田のお店は、おかずを作っているのみの場所で、おむすびやおかずなどを販売しているわけではないので、ご注意くださいね!

お店のお客さんは、毎日来る常連さんがほとんど。近所の方、近くで働くサラリーマンや女性で、お昼の時間は混み合います。実際に、11:30頃は、お客さんが途切れることはありませんでした。お店の外まで行列ができていました。

毎日来るお客さんが多いからこそ、おかずも栄養を考えて作っているそうです。「親が家で作ってくれるごはん」をイメージしてメニューを決めるとのこと。だから、野菜多めの、栄養満点のおかずになるのですね。

たくさんのお客さんが訪れるのをみて、本当にお客さんに愛されているお店なのだなぁ、とほっこりとした気持ちになりました。

その他

お弁当やおむすびなど、多めの時は事前の電話をしてください、とのこと。10個程度までなら、当日のお電話(朝9:30〜)でもOK。それ以上なら前日までに予約をして欲しいとのことです。

配達も、水戸市内なら合計2,000円以上で届けてくれるそう。私も以前、ママ友に教えてもらい、こちらを利用しましたが、自宅で美味しいおむすびとおかずが食べられ、好評でした。

おむすびが食べたくなったら、ぜひこちらのお店に、足を運んでみてくださいね!

店舗情報

おむすびや 八助(はちすけ)

住所:茨城県水戸市南町3-4-17(コロンビアクリーニング店奥)
アクセス:JR常磐線水戸駅下車 北口より徒歩にて15分     
電話番号:029-233-7158
営業時間 11:00〜14:00
定休日:土・日・祝
駐車場:無


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※ 価格は取材当時のものになります。

Webライター(水戸市)

歴史のある街、水戸市に住んで10年。おいしいもの大好き、お出かけも大好き♪自分のアンテナにとまったお店、気になるスポット、新しくオープンした場所などを発信していきます!「次の休みに行ってみたいな♪」と思っていただける記事を書いていきたいです。よろしくお願いしま~す(^ ^)

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