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捨てなくても部屋は片付く!1日1箇所まで、一気にやらずにコツコツと。

人の好みが千差万別であるように、モノに対する愛情の程度もまた、個人差が大いにあります。少ないモノで満足できるミニマリストの方もいれば、コレクションが趣味だったり思い出のものが捨てられない、愛着の深い方もいらっしゃいますよね。

目安として、3時間以上、連続で片付けを続けていると、脳の判断機能が鈍り、気持ち的にもヤケになってきます。
モノを大量に捨てたい時には、この「ヤケになる」状態はプラスに働きます。「ええい、面倒くさい、この際全部捨ててしまえ!」と、トランス状態で何もかもゴミ箱へ投げ込んでしまうのです。

モノへの愛着がそこまで深くない方にとっては、たとえ誤って捨ててしまっても、また買うなど、代替手段を探せばOK。モノを失ってしまうリスクより、短時間で快適な生活が手に入る方が、リターンとしては大きく感じます。そのため一夜漬け等の方法も効果的ではあります。

一方で、モノへの愛が深い方にとっては、たとえ1つでも、大事なモノがなくなってしまうと、心が深く傷ついてしまうでしょう。一度捨ててしまうと、二度と手に入らないアイテムが多く、代替手段の探し方もわかりません。モノを失った悲しみから、反動でモノを買いすぎてしまうなど、リバウンドのリスクも高まります。

モノを愛する方は短期間で変わることは諦めて、自分が後悔しないスピードでコツコツ続けるしか、ないのです。

おすすめは1セット30分、筋トレのように進めることです。1日に2セット・3セット行ってもOKですが、流石に5セット以上は詰め込みすぎで、筋肉痛になってしまいますよね。

例えば、洗面所の1段分をこの30分でやろう、次の30分でもう1段進めようなど、区切りながらコツコツ進めると、劇的な変化は得られないかもしれませんが、いつのまにか自然と暮らしやすい部屋が手に入ります。
30分で整理できるモノの量は、みかん箱1袋分くらいの量。洗濯機を回す間や、宅急便を待っている間など、30分間をこまめに見つけて、
コツコツと片付けをしていきましょう。

【米田まりな】1991年生まれ。整理収納アドバイザー1級。モノを愛してやまない人に向けた「捨てない片づけ」を考案。著書に「あの人に、イライラするのは部屋のせい」「集中できないのは部屋のせい」(PHP研究所)「捨てない片づけ」(ディスカバー21)。日経新聞NIKKEIプラスワンにて連載中。東京大学経済学部を2014年に卒業後、総合商社でベンチャー投資を担当し、現在は不動産ディベロッパーに勤務。平日は会社員として働きながら、副業で片付けの普及活動をしている。

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