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日本に住んでいたら、部屋は片付かなくて当然?狭い部屋でも無理なく片付く方法

「自分の部屋は十分に広い」と思う方はごく僅かと思いますが、諸外国と比べて日本の平均住宅面積は狭いです。また国内の住宅面積の地域差は非常に大きく、「統計でみる都道府県のすがた2019」によると、東京都民は茨城県民と比べて三分の一の広さの住宅に住んでいることになります。

筆者は幼少期を茨城県で過ごし、中高時代は宮城県に転居、大学時代に上京して、現在も都内に在住しています。都市部に移り住む度、収納の難易度が格段にあがることを体感してきました。「部屋に収まる量が、本当に必要な物の量」などと言われることもありますが、茨城県から東京都に引っ越した瞬間に物欲が三分の一になることはないですよね…。
部屋が片づかないことに悩む皆様も、自分の所有欲が住宅サイズに合致していないだけと、まずは楽観的に捉えてほしいです。

引っ越しをしない限り、部屋に入る荷物の総量は決まっています。まずは押入れやクローゼットなど、自宅の収納スペースの大きさを測定してみましょう。段ボール箱やカゴを手に持ち、大まかに何個分かを把握していきます。

容量が把握できたら、残すモノを選定していきます。一つ一つのモノを、「使うモノ」・「愛するモノ」・「それ以外」に分けていきましょう。特に思い入れもなく、かつ使わないモノは、売る・譲る・寄付などで外に出して部屋の面積を確保しましょう。愛するモノが多すぎて、部屋の容量をオーバーしてしまう場合は、今一度吟味をし直した上で、外部収納サービスも検討してほしいです。

収納グッズを駆使して収納量を増やす手法もありますが、グッズを増やすほどに、掃除などメンテナンスの手間も増えていきます。また安易に棚を買い足してしまうと、居住エリアの面積が狭くなり、快適さが損なわれてしまいます。部屋に残すモノが決まるまで、収納家具は買わないようにしましょう。

【米田まりな】1991年生まれ。整理収納アドバイザー1級。モノを愛してやまない人に向けた「捨てない片づけ」を考案。著書に「あの人に、イライラするのは部屋のせい」「集中できないのは部屋のせい」(PHP研究所)「捨てない片づけ」(ディスカバー21)。日経新聞NIKKEIプラスワンにて連載中。東京大学経済学部を2014年に卒業後、総合商社でベンチャー投資を担当し、現在は不動産ディベロッパーに勤務。平日は会社員として働きながら、副業で片付けの普及活動をしている。

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