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使わないモノ、捨てなきゃだめなの?捨てられない派も安心な、思い出の品分類術

「いる・いらない」、即決できる決断力がある方は、おそらく片付け上手。

でも、捨てられない派の方も、片付けを諦めたくないですよね。「いる・いらない」の分類方法に抵抗がある方は、モノを持つ理由について、深堀をしてみましょう。

使わないモノの分類方法は、ずばり、「愛」がテーマです。

愛があるモノは、捨てられません。捨てなくて大丈夫です。
一方で愛がないのに、なぜか成り行き上持っているモノは、より活かせる場所へ、手放すのが最適です。

モノへの愛着が弱い方にとっては、「使わない=即処分」とすることはかんたんで、テンポよくモノを手放していけるでしょう。一方で、モノの所有自体に喜びを感じる方にとって、「使わないモノへの対処法」は非常にデリケートな問題です。明白に「ゴミ」と判断できる一部のモノ(例:破れた靴下・インクの出ないペン)を除いて、さまざまな理由から「処分するのはツライ」と感じ、途中で心が折れてしまいます。

そのため、モノを愛しているのか否かで、さらにグループを分けていきます。

1つ1つのモノを手にとり、「自分はそのモノをどう思うか?」「なぜ、そのモノを持っているのか?」を考えていきます。「愛するモノ」と「愛していないモノ」の分類は、「使うモノ」の分類以上に、多くのグループができます。

ラベルシール・紙袋・付箋などを活用して、忘れずに分類名を書きとめておきましょう。使わないモノは、まず愛で分類したうえで、さらに細分化することができます。

【愛するモノ】

①思い出   (:卒業アルバム・手紙・写真など。気持ちを温かくしてくれる)

②コレクション(:アイドルのグッズ・フィギュアなど。集めることを自体が趣味)

【愛していないモノ】

①しがらみ  (:上司からのプレゼントなど)

②高価    (:ブランドバッグなど)

③迷信    (:日本人形など)

④しつけ   (:終わっていない参考書など)

⑤使い切る意地(:調味料など)

⑥小さい   (:大量のクリップ、紙袋など)

⑦捨てづらい (:壊れた傘・スプレー缶など)

大原則として、モノへの愛は、本人にしかわかりません。

もしあなたが、高価なブランドバッグに愛を感じない一方で、数百円のキーホルダーに愛情を感じたとしても、矛盾を感じる必要はありません。愛に理由はいらないのです。そして、他者に決められるものでもありません。

愛するモノを所有しているほど、人生は、豊かになります。

一方で、愛さないモノは、部屋に置いてあることで、あなたの人生をネガティブにします。すばやく、家の外に出す準備をしていきましょう。おすすめはフリマアプリで売ってしまうこと。SNSで同じ趣味を持つ友人に、貰い手がいないか、聞いてみるのも良いですね。本や衣類であれば寄付のサービスもあります。

「捨てられないな」と感じるモノが多い方は、さらに細分化して「愛情」の濃淡を、分類していきましょう。モノを残す・手放すの優先順位が、つきやすくなるはずです。

【米田まりな】1991年生まれ。整理収納アドバイザー1級。モノを愛してやまない人に向けた「捨てない片づけ」を考案。著書に「あの人に、イライラするのは部屋のせい」「集中できないのは部屋のせい」(PHP研究所)「捨てない片づけ」(ディスカバー21)。日経新聞NIKKEIプラスワンにて連載中。東京大学経済学部を2014年に卒業後、総合商社でベンチャー投資を担当し、現在は不動産ディベロッパーに勤務。平日は会社員として働きながら、副業で片付けの普及活動をしている。

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