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【藤沢市】村岡の住宅街で見つけた「倉庫だらけ」の「異様な公園」。その正体に「近所にも作って!」

ころんころライター(藤沢市)

【プライスレス藤沢】
~藤沢の魅力を再発見~

藤沢市内で見つけたプライスレスな情報シリーズ。54カ所目は藤沢市村岡東にある倉庫だらけの広場『第1号防災広場(村岡地区)』です。

広場の入り口近くには、こんな案内板がたてられています。

防災広場とは…
備蓄機能、地域防災機能、避難機能などの防災機能を備えた広場のこと。平時は一般の公園として利用することができる。

『第1号防災広場(村岡地区)』は、案内板にある通り「武田薬品工業株式会社」の所有地を「地域貢献を目的」とした協力により、藤沢市が借り受けて整備したもの。また藤沢市の公式ホームページには、2015年4月25日から供用開始と書かれています。

では、実際にどんな広場なのかというと…

外見は一般的な公園のよう。広場の中央部分がこちらです。

敷地を取り囲むようにぐるりと一周「コンテナ倉庫」だらけ。まるで貨物列車に囲われているような異様な光景ですよね...。遊具などはないものの、広場自体は広々としていて多目的に活用できそう。訪れたときは鬼ごっこを楽しんでいる親子がいました。

それぞれナンバリングされた「防災倉庫」。この「防災倉庫」について藤沢市防災安全部防災政策課のご担当者さんにお話をうかがうと、本来は近隣の小中学校で保管しきれない備蓄物を入れる倉庫とのこと。現在の中身は8割方がトイレ処理袋だそうで、残りは組み立てトイレ・ブルーシートや毛布・融雪剤・粉ミルクや長期保存食が入っているということでした。今後も少しずつ備蓄の見直しをはかり、中身を入れ替えていくそうですよ。

こうした備蓄物のほか、広場には防災パーゴラ・防災トイレベンチ・かまどベンチ・収納縁台・ソーラー照明などが備え付けられています。避難場所としての機能も兼ね備えた広場ですね(「防災広場」は現時点で市内に1ヵ所だけだそうです。近所にも欲しいなぁ...)。

ソーラー照明
ソーラー照明

今日は3月11日。

2011年3月11日に発生した東日本大震災の教訓や経験を通じ、災害時の知識と行動の大切さをあらためて見直したい日ですね(非常バッグの中身もチェックしよう...)。今回はもしもの時に役立つ『第1号防災広場(村岡地区)』のご紹介でした。

基本情報
『第1号防災広場(村岡地区)』
住所:村岡東二丁目101番31
※駐車場は無いため、行かれる際は公共交通機関をご利用ください。

藤沢市防災情報総合案内ページ(外部リンク)
ふじさわ防災ナビ~ツイッター(外部リンク)
神奈川県災害情報ポータル(外部リンク)

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ライター(藤沢市)

湘南エリアの複数メディアや紙面、昭文社「まっぷるトラベルガイド」などで、記事執筆&撮影を担当。取材スポットは1000ヶ所近く。そんな取材後記や、徒然なるままのゆるゆる日暮らしを、Instagramに綴っています。ほわっとあたたかくなる「神奈川県藤沢市」の情報をお届けできたら幸いです。※「毎週日曜の20時10分」に約1週間分の記事をまとめてお届けする「LINEでの配信」がスタートしました。ご登録いただくと藤沢市の話題(特に美味しいもの情報)に困りません。

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