藤沢市のみなさまこんにちは。いよいよ迫ってきた本格的な暑さに、加齢による衰えを感じずにはいられない筆者ころんころです（悲）。

先日、海老名市に近い藤沢市用田エリアをドライブしていると、お祭り感が半端ないド派手なキッチンカーを見つけました。それがこちら。

2021年11月「新しい焼き芋屋さん」とご紹介した『湘南焼笑群（しょうなんやきしょうぐん）』のキッチンカーです（『BOOKOFF藤沢用田店』の手前にある鈑金・塗装会社『株式会社オートリフレッシュNISHI』の敷地内で営業）。

参考記事：【藤沢市】ご近所さんが次々来店。300円にして焼き芋を超えた和スイーツが買える、新しい焼き芋屋が人気

のどかな用田エリアで派手に浮き立つキッチンカーについて、店主の西尾さんは「いいでしょコレ！地域のみなさんに楽しんでもらいたくて！」とニンマリ。なるほど、そういう理由でしたか（いいと思います！）。

メニューは「かき氷」「冷やし焼き芋」「もつ煮」「チャーメシ」と、もはや何屋さんだかわからないユニークなラインナップ。ですがどれも中高年の心を揺さぶる味わいで（ほぼ全品食べたかも）、もう一度食べたい！と思わせる安定の美味しさなのです。

今日は、多彩なメニューの中から西尾さんもおすすめする「夏に食べたいガッツリグルメ」に注目。まずは豚肉を醤油ベースのタレに漬け込んだ豚肉の唐揚げ「とん唐（550円）」からご紹介します。

ほどよく脂ののった豚のロース肉を使い、歯切れよくサクッと揚げた「とん唐」。鶏の唐揚げに引けを取らない美味しさで、一度食べるとクセになる肉の旨味が凝縮された味わい（独特の香りもたまりません）。家飲みのお供に最高のひと品です。

続いて汁物の「もつ煮（450円）」。こんなに暑い今ですが、私は訪れるたびに買いたい逸品。なぜならば…

大根や人参のほか、大きくカットされた具がゴロゴロと入っていて食べ応え抜群（野菜不足も一気に解消）。

お出汁がしみたプルンプルンの「もつ」も臭みがなくて◎。上部に乗ったネギと一味唐辛子がピリッと全体の味を引き締めます。冷房で冷えた体をじんわりと温めてくれますよ。

そしてメインは「チャーメシ（700円）」（チャーシュー丼）。

「脂のバランスを見て豚肩ロースか豚バラ肉を使います。トロ火でコトコト2～3時間煮込み、その後一晩寝かせて味をしみ込ませた自慢の自家製チャーシューです」と話す西尾さん。それを惜しみなく角切りにし、これでもかと盛り付け。その上から国産ニンニク・生姜・野菜などを煮込んで作った自家製タレをかけまわして完成です。

そのお味は、ラーメン屋さんによくあるサイドメニュー「チャーシュー丼」よりも作り込んでいるのでは？！と感じる旨さ。しっとり柔らかなお肉とご飯に染みたタレが食をそそり、危険なほどに箸が止まりません（お米にもこだわっているのだとか）。ついつい会話も忘れ無言でむしゃむしゃと爆食している自分がいました(笑)。ボリュームもあるので、男性も満足のいく丼ですよ。

「とん唐」「もつ煮」「チャーメシ」と3点セットで購入したい『湘南焼笑群』のキッチンカーグルメ。メニューのラインナップは日替わりですので、営業状況や最新情報は公式 Instagram（外部リンク）をフォローしチェックしてから訪問しましょう！