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春の雨に濡れた代々木公園で。この時季だけの密やかなけしき【東京都渋谷区】

Luna Subitowriter editor(東京都渋谷区)

桜も盛りを過ぎ、東京はあいにくの雨模様ですが、代々木公園では この時季ならではのきらきらしたけしきが愉しめます。紅葉って秋だけじゃないんですよね。春の真っ赤な新芽や花の透明感ったら!

富ヶ谷交差点から代々木公園沿いに原宿まで伸びる放射23号道路の街路樹の新芽も真っ赤
富ヶ谷交差点から代々木公園沿いに原宿まで伸びる放射23号道路の街路樹の新芽も真っ赤

雨の日は新緑もしっとり。

ケヤキの若葉もつやつや赤く
ケヤキの若葉もつやつや赤く

イロハモミジのかわいらしい赤い花も今の時季ならでは
イロハモミジのかわいらしい赤い花も今の時季ならでは

ソメイヨシノが立ち並ぶエリアは完全に葉桜祭りですが、ソメイヨシノより少し遅れて咲くオオシマザクラは今が見ごろ。ツツジ、チューリップとの華やかな競演もこの時季ならでは。

さらに、ふわっと綿雪が降り積もったようなハナミズキの白い花も見ごろを迎えています。ハナミズキというとピンクの花がよく知られていますが、代々木公園のハナミズキは純白。

代々木公園のあちこちに咲くハナミズキは、アメリカから贈られたものだそう。

実は白い花に見える部分は「苞(ほう:がくに当たる)部分」で、その中の黄色い部分がハナミズキの本当の花
実は白い花に見える部分は「苞(ほう:がくに当たる)部分」で、その中の黄色い部分がハナミズキの本当の花

第二次世界大戦前の1912年、東京から日米友好の印としてアメリカに3千本のサクラが贈られたといいます。その100年後の2012年、アメリカから返礼として100本のハナミズキが代々木公園に植樹されたそう。1945年の終戦から1960年代前半まで代々木公園(戦前は代々木練兵場ですが)がGHQに接収されていたことを思うと、いろいろ感慨深いですね。。。

原宿門の側にある1964年の選手村跡付近には、日中友好のハナミズキが群生しています。


雨の合間にハナミズキの周りでお花見をする人もちらほら。

雨は代々木公園の植物たちにとって恵みの雨。優しい春の雨に樹々や花々が「わーい!」と歓喜してきらきら笑っているように見えます。雨の日は出かけるのがなんとなく億劫ですが、雨の日こそ代々木公園のお散歩日和。気分転換になりますよ。

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代々木公園
東京都渋谷区代々木神園町2-1
TEL 03-3469-6081(代々木公園サービスセンター)

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writer editor(東京都渋谷区)

奥渋在住20余年。旅、アート、インテリア、ウエルネス、映画、猫など多様なメディアに携わる文筆家。

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