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【京都市上京区】北野天満宮の初詣帰りに立ち寄れる「麺処美松」けいらんえび天うどん

まーち京都コーディネーター/ライター(京都市)

京都コーディネーターのまーちです。
京都の底冷えを感じる毎日。さらに寒くなるのは分かっていますがあまりの寒さに温かいおうどんが食べたくなり、北野白梅町近くの今治うどん「麺処美松」へ伺いました。

お店は、北野白梅町の交差点から今出川通を東へ3分ほど。嵐電「北野白梅町」駅やバス停からもすぐで、今出川通に面しているので分かりやすい立地ですね。紙屋川を渡り、天下一品白梅町店のお隣、マンション1階に「麺処美松」はあります。

元々は店主の曽祖父が昭和25年に愛媛県今治でうどん屋さんを開業。店主が3代目として京都市北区大将軍で営業されていましたが、1年前に現在地に移転。
外には冬の人気メニューランキングも置いてありました。やはり寒い冬はあんかけが人気だそう。

以前、夏に伺った際は冷たいぶっかけうどんを注文しましたがこの日は温かいおうどんをいただきたかったので、一番人気のけいらんえび天うどん(税込980円)をオーダー。カレーうどんも、みぞれ揚げもちうどんも美味しそうだったので、次回は家族と一緒に伺ってオーダーしてみようと思います。

そして、おうどんが出来上がるまでの間、前々から気になっていたおでんを選ぶことに。おでんは入口付近におでん鍋がありセルフ方式。定番の大根、卵、牛すじ、じゃこ天などの練り物は今治や宇和島のものを使われています。

じっくり炊かれたおでん。わぁ、美味しそう!
私としては、今回は冬のみ提供される大根(税込180円)、卵(税込100円)、そしてひら天を選ぶつもりだったのです。が、うっかり勘違いしてじゃこ天(税込150円)を取っていました。もちろんじゃこ天も好きなので美味しくいただきました。大きな大根も卵もしっかりお出汁が染み込んでいて、美味しかったです。別途容器代がかかりますが、おでんは持ち帰りもできますよ。

おでんを選んでいる間におうどんが出来上がり。
けいらんえび天うどんが運ばれてきました。

おうどんの器からはみ出すほど大きなえび天!
その都度、揚げたてを提供されているので衣はサクサクで海老も大きめ。食べ応えのあるえび天ですね。そして、卵の入ったあんかけは、あつあつ!こだわりの昆布、鰹、いりこのお出汁がしっかりめに効いてますが、けいらんあんかけでやさしい味わいです。しょうがやネギも入っていて、寒い冬は身体が温まりますね。

美松の自家製の今治うどんは、少し細めでつるつる、ほどよいコシともっちり感があります。讃岐うどんほどの強いコシはないですが、とても美味しいおうどんですね。
お出汁も関西のお出汁よりも甘みが抑えめで、いりこなどの風味がよく、最後までとても美味しくいただきました。

なお、美松は年末年始12月30日、31日は通常営業、1月1日〜3日の昼間も営業されるとのことです。日によっては早い時間に売り切れになることもあるようなので、詳細はお店のInstagramをチェックしてみてくださいね。
北野天満宮の初詣前後にも立ち寄れる立地なので、天神さんへ行かれる方はぜひ美味しい今治うどんで、身体の芯から温まってみてはいかがですか。

麺処美松
〒602-8384
京都市上京区紙屋川町1038-27
TEL:050-7129-0773
昼:11:00-14:30
夜:17:30-20:00
定休日:木曜日と第二、第四水曜日 
不定休あり。25日の場合は営業
公式Instagram
年末12月29日は定休日。30日、31日は通常営業。
1月1日〜3日は昼間のみ営業。1月4日〜6日は年始休業。

京都コーディネーター/ライター(京都市)

京都生まれ京都育ち。2014年より京都観光サイト運営を担当し、京都情報の発信を始めました。10年の東京生活を経て京都へUターン。現在は京都暮らしを満喫しつつ、「京都コーディネーター」として京都観光アドバイス、京都暮らしの始め方、京都新規出店アドバイスなどを行なっています。京都ならではのスポット、グルメ、伝統工芸、アート、自然など、京都の街の魅力を発信していきます。

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