寒さが本格的になるこの季節。電車を降りると一気に寒さが襲ってきますよね。

駅近であったかいものを食べられるお店、知りたくないですか？

今回ご紹介するのはお好み焼き・もんじゃ焼のお店「こまや」です。

和モダンな外観と、店内から見える鉄板に惹かれて中へ。

店内はテーブル席が2つ、掘りごたつ席が3つ。各席に鉄板が付いています。家族連れや学生も多く、幅広い年代のお客さんから愛されているお店です。

カウンター席も5つ。お一人でも気軽に立ち寄ることができます。

※カウンター席ではもんじゃ焼以外の料理をご注文ください

入口付近の席へ。店長さんが足元にヒーターを置いてくれました。

お酒はビールや焼酎、梅酒、ウイスキー、日本酒、そしてカクテルやワインまで取り揃えられています。お通しは店員さんおすすめの「自家製ぬか漬け」（100円）。「ポリポリ」と、歯ごたえが良くお酒によく合います。

「こまや」は居酒屋としても楽しめるお店です。お酒に合う一品料理もたくさんありますよ。常連さんがいつも注文する「これはマスト！」な料理を、特別に2品紹介します。

おすすめ一品料理①：ジューシーなまぐろからニンニクと醤油の風味がジュワジュワ！「まぐろニンニク醤油和え」

1つ目は「まぐろニンニク醤油和え」（900円）。

このキラキラした鮮やかなまぐろ。一目見ただけで「絶対おいしい！」と思いました。

まぐろは程よい厚さで、一口噛むと、ニンニクの旨味と醤油の香りで満たされます。最後の一口は大葉で包んでぱくり。爽やかな後味とともに、あっという間に完食！

思わず、おすすめしてくれた店員さんに「常連さんがよく頼むのがよくわかります」と報告してしまいました。

おすすめ一品料理②：優しい味噌が染みててほろほろ。「もつ煮込み」

2つ目は「もつ煮込み」（430円）。

すぐに優しい味噌の香りがして「早く食べたい！」と思いました。

もつはぷるぷる＆トロトロで、口の中でとろけます。噛めば噛むほど濃厚なもつは、あっという間になくなってしまいました。味の染みたこんにゃくと豆腐が入っているのも嬉しいですね。

半分くらい食べたところで、からしを入れて味変。

ゆっくり食べても、食べ終わるまでずっとあたたかく、外の寒さをすっかり忘れていました。

待ちに待ったお好み焼き。完成までの楽しいひと時

もつ煮を食べ終わるころ、待ちに待ったお好み焼きが到着！

今回は看板料理「こまや天」（1000円）を注文しました。具材はたこ、いか、豚肉、コーン。メニューはお好み焼きだけで20種類以上。トッピングは驚きの25種類。明太子天のチーズトッピングも人気だそうですよ。

店員さんからは「よく混ぜて焼いてくださいね」と説明が。でも、こんなにきれいに盛り付けられていて、混ぜるのがもったいない…！

生地をよく混ぜることで、鉄板の上でしっかりまとまってくれるのだそう。

豚肉や海鮮などの具材を先に焼くのが、通な食べ方。

店員さんが、火の強さや焼き加減を見に来てくれました。

少し焦げてきたところで、店員さんがかっこよく裏返してくれましたよ！店長さんから「焼くのが上手」とほめてもらえましたが、店員さんの力が大きいです。

そして裏面が焼けるのを待つ間に…

どの調味料をかけようかな、と考えるのも楽しいです。

お好み焼きって、完成した時に達成感がありますよね。

ソースをたっぷりかけて、定番の調味料を乗せていざ実食。

ところで皆さんは、お好み焼きをどう切りますか？「ピザ切り」派と「格子切り」派に分かれますよね。愛媛県出身の筆者は、もっぱら「格子切り」派です。

こだわりの生地は具材の旨味も引き立てる

切っているときにふとよぎった「ソースをたっぷりかけたから、生地や具材の味が消えてしまうかも…」そんな心配、まったくご無用でした。

「こまや」のお好み焼き、ソースをかけたあとも具材の香りが消えないんです。もちろん味も。

サクッという音とともに一口食べると、イカとタコの香ばしい風味が。豚肉は薄切りなのにジューシー。

中はふわふわとろとろな食感で、一度で何度も楽しめます。この生地は、ダシに徹底的にこだわり、研究に研究を重ねたどり着いた「こまや」こだわりの味！ダシのきいた生地と香ばしい具材が完璧にマッチしていて絶品でした。

注文した料理、すべてが美味しくて大満足です。店員さんの気遣いも随所に行き届いていて、仕事疲れも吹っ飛びました。

「こまや」のお好み焼きを食べれば、心も体もあたたかいまま、おうちに帰ることができますよ。家族のだんらんの場所としてもおすすめ。

「こまや」店舗情報