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【板橋区】うずらだけで固めたプリンってどんな味?「うずら尽くしの親子丼」は卵も肉もごはんもうずら…?

名月子店(めいげつこてん)板橋を「歩いて、撮って、書く」ライター(東京都板橋区)

  • 「駅近」で、気軽に立ち寄れる!
  • 板橋区民が選んだ「プリン」が食べられる!
  • 経営するのは「大学生」!

こんにちは。地域情報ライターの名月子店(めいげつこてん)です。

板橋区の大学といえば、「大東文化大学」(板橋区高島平)ですよね。実は大東文化大学の学生さんたちは、面白いカフェを経営しているんです。

東武東上線「東武練馬駅」から徒歩5分
東武東上線「東武練馬駅」から徒歩5分

その名は「Seacret base Quail(シークレットベース クエイル)」

うずら(quail)を使った商品を提供している、秘密基地(Seclet base)のようなカフェです。

2022年10月にオープン。
2022年10月にオープン。

店内は新築の家のような、木のいいにおいがします。

光が差し込んでいて明るく、誰でも気軽に立ち寄ることができますよ。

うずらはいろんな方法で楽しめる。

「Seacret base Quail」さんでのうずらの楽しみ方は、多種多様。

例えばうずらだけを使った親子丼や、豚丼、うずらの味玉を乗せた角煮丼など…ごはんメニューだけでこんなに!

一番人気の食事メニューは、うずら尽くし。

「うずら尽くしの親子丼」(935円)をいただきます。メニューには「肉も卵もお米もうずら」と書いてありました。気になる…!

お味噌汁が付いていて嬉しいです(イートインのみ)。

鶏肉、いえうずら肉がゴロっとたっぷり入っていて、うずら卵でふわっととじられています。

これは食欲そそりますよね!

見た目的には、うずらの肉は鶏肉より色が濃いような印象です。

味はどのように違うのでしょうか。

鶏肉との違い、わかりました。

うずらの肉は鶏肉より「引き締まってる」…!濃厚で肉の繊維が細やかです。それでいて柔らかい。歯ごたえもあってイイ!

高たんぱく、低脂肪、低カロリーなのがうずら肉の特徴です。

卵はとろとろ&ふわふわで、肉との食感の違いを楽しめますよ。ごはんはうずらの堆肥を使って育てた「うたま米」。「お米もうずら」ってどういうことだろう…と思いましたが、納得ですね!

サンドもおすすめ。注文後に作ってくれます。

特に「たまごサンド」は、弾力のあるうずら卵がぎっしりとつまった、ボリュームある一品となっています。

うずらと幸せたっぷりの「しあわせたっぷりん」

2022年11月、板橋区の特産品として「板橋のいっぴん」に認定された、「しあわせたっぷりん」(432円)。

こだわりの素材と、こだわりの製法で、じっくり丁寧に仕上げた「Seacret base Quail」さんの看板商品です。

今回は一番人気、バニラ味をいただきます。

ちなみにシールに書かれている「御吉兆」というのは、うずらの鳴き声が由来となっています。「Seacret base Quail」さんを運営している会社も、「株式会社ごきっちょー」という名前なんですよ。

板橋区にうずら農場を作り、自分たちで育てた卵で新たな板橋区の特産品を作ることを目的に設立しました。まだまだ事例の少ない都市型の畜産事業を実現するために、日々活動をしております。
株式会社ごきっちょー 公式サイトより)

株式会社ごきっちょーの社長も学生さん。3名の役員が協力して、日々経営に奔走しています(詳しくはこちら)。

さて、しあわせたっぷりんのお味は…

一口食べた瞬間、ほっぺたが落ちそう!

うずらの卵の味と、バニラの味、どちらも感じます。さらにミルクや生クリームも入っているので、より滑らかで濃厚な味わいとなっています。

これ本当に美味しいですよ。 

カラメルの優しい苦味も相性抜群。

実は以前、黒蜜抹茶味もいただいていました。

大東文化大学の学生さんたちが、朝市でしあわせたっぷりんを販売していたときです。

うずらとの初めての出会いだったので、あのときの黒蜜抹茶味も忘れられません。

「シン・極みプリン」製作現場に潜入!

しあわせたっぷりんには先日、新メニューが誕生。その名も「プレミアムバニラ・極」

うずら農家の「高崎クエイル」で1日100個しか生産されない最高級のうずら卵「極」を使った、完全無添加のプリンです。

取材中、社長が作っているところを特別に見せてくれました。

うずら卵を割る専用のハサミ。

ニワトリの卵と同じように割ると勝手に思っていましたが、大きさが全然違いますもんね。

割り方の特性上、殻が入らないためにはかなりコツが必要だそう。

最高級のうずら卵。美しいですね!

太陽みたいな色。

牛乳や生クリームと混ぜて、「シン・極みプリン」専用の瓶へ流し込みます。

バニラビーンズをふんだんに使っているのもポイント。

そしてそして…

一番のこだわりはこの製造過程!

「湯煎」するんです。

湯煎の温度管理は非常に難しいらしく、マスターするまでにかなり時間がかかったそう。

こちらは湯煎を終えた「しあわせたっぷりん チョコレート味」。

全フレーバーをコンプリートしたくてたまりません。

「Secret base Quail」さんのプリンは、しあわせたっぷりん6種(バニラ、チョコレート、黒蜜抹茶、紅茶、焼きバニラ、カシス&ヨーグルト)と、「シン・極みプリン」合わせて7種類!

そして、新メニューも試作中とのこと。これからどんな新しいうずらのプリンに出会えるか楽しみです。

スイーツメニューはほかにもありますよ。現在オリジナルの「カステラ」も試作中だそう。
スイーツメニューはほかにもありますよ。現在オリジナルの「カステラ」も試作中だそう。

「Secret base Quail」さんのメニューは、どれもうずらの可能性を最大限に引き出した唯一無二のものでした。食事メニューも「しあわせたっぷりん」も、どちらもおすすめです。

学業と経営を並行して極めていく学生さんたち。その勇姿は料理の味にも十分に発揮されています。

日々進化を続ける「Secret base Quail」。皆さんもお見逃しなく。

筆者はある作戦を思いついた

「Secret base Quail」さんのポイントカード、プリンの空き瓶を返却することでポイントがたまります。イートインでプリンを食べても、返却すれば1ポイント。

10ポイントたまれば「好きなプリン」を1個もらえます。筆者はこのポイントで、1320円する「プレミアムバニラ・極」をゲットするという作戦を思いついたのであったーー。

「Secret base Quail」店舗情報

●住所
〒175-0083
東京都板橋区徳丸1-7-12

●アクセス
東武東上線「東武練馬駅」から徒歩5分

●TEL:03-6823-7584

●営業時間:10:00~19:00

●定休日:なし

●公式ホームページ・SNS
公式ホームページこちら
※ホームページは現在最新情報に更新中です

公式インスタグラムこちら
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板橋を「歩いて、撮って、書く」ライター(東京都板橋区)

板橋に住んでもうすぐ1年の、「板橋初心者生活」を楽しむライターです。板橋に昔から住んでいる人と、今日から暮らし始めた人との「笑顔の交流」をコンセプトに、板橋という「地元」をもっと楽しめるような情報をお届けします。内容のジャンルはグルメ、お出かけスポット、憩いの場所などさまざま。

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