【板橋区】「なんか普通の公園と違う…!」無料でSL、都バス、蒸気機関車に乗れる!模型電車の運行も。
鉄道好きの方は、安全で最高な「撮り鉄」体験を。
そうでない方は、普通の公園じゃ味わえない景色を。
こんにちは。地域情報ライターの名月子店(めいげつこてん)です。
今回ご紹介するのは「板橋区立城北公園」の中にある「交通公園」。
都営三田線「蓮根駅」から徒歩5分、区立志村第六小学校の隣にあります。
交通公園の入り口はここ。火曜日~日曜日の9:00~16:00に開園していて、もちろん無料で入場できます。
開園中は、実際に使われていた車両や、貴重な資料、鉄道模型を存分に見学することができますよ。
ミニSL「ベビーロコ号」
交通公園に入る前に、すぐ目に入ってくるのがこちら。
ミニSLの「ベビーロコ号」です。
SLとしての性能は未熟だったようですが、今では来園者を一番に出迎えてくれる、公園のマスコット。
小さなフォルムが可愛いですね。
横に回ってみましょう。
「ベビーロコ号」の運転室に入ることができます。
運転室。
さまざまなコックやハンドルがあります。これをすべて覚えている運転手さんって、すごいですよね。
運転室から見える景色。ちゃんと線路も通っていて、今にも走り出しそうです。
この景色は、「ベビーロコ号」のさまざまな旅路を想起させてくれますね。
都バス
いよいよ交通公園の中を紹介します。
まずは左手にある「都バス」。鮮やかな桜の絵が目を引きますね。
この「都バス」、約30年以上前は実際に道路を走っていたようです。
早速車内に入ってみました。
座席はふかふかで、気持ちのよい座り心地。
通路は現在の都バスより広い気がします。
運転席にも座ることができますよ。
無料でバスの運転席に座れる機会って、あまりないですよね。
蒸気機関車「D51-513型」
ご覧ください、この迫力!
交通公園で一番の存在感を放つのは、D51-513型の蒸気機関車。
戦前から、人のために重い貨物を何度も運んでくれた「デゴイチ」。現在は交通公園で休みながら、たくさんの人から愛されています。
踏切に注意して渡りましょう。
美しい車体と、立派な車輪。
戦前に造られたとは思えないほど、綺麗な状態ですね。
駅のホームや線路も、しっかりと再現。
そして、写真右手の階段を上ると…
運転室に到着!
「ベビーロコ号」の3倍ほどの広さはあったでしょうか。
圧力計やコックが、所狭しと並んでいます。
実際にブレーキをひねってみました。とても滑らかに動きましたよ。
「この一ひねりで、巨大な機関車の動きが止まる」というのは、不思議な感覚でした。
運転室からの景色。
結構高さがありますね。
運転室からは、交通公園が一望できます。
交通資料館
都バスや蒸気機関車を楽しんだあとは、「交通資料館」にも足を運んでみてください。蒸気機関車の向かい側にありますよ。
館内中央には、鉄道模型が。
電車や鉄道、住居や風景など、細部にこだわっています。
模型電車は、1日に3回運行します。運行の時間に合わせて来園する方も多いです。
大人も子どもも目を輝かせながら、電車を追っていました♪
模型電車運行時間
1回目:10:30~
2回目:13:30~
3回目:15:00~
館内にはほかにも、鉄道の歴史を記した貴重な資料が、当時の写真とともに展示されています。
新幹線や蒸気機関車の模型電車も。
一直線に並んでいると、それぞれの違いがわかって面白いですね。
交通公園には、鉄道好きの人も、鉄道に興味がない人もやってきます。
この日訪れていた来園者はみな、口をそろえて「無料で蒸気機関車やバスの中を見学できるなんてすごい。」と感動していました。
鉄道や電車に詳しくない人も、「なんだか普通の公園とちがう!」「大迫力の機関車がすごい!」と、何かしらの感動を味わえると思います。
徐々にあたたかくなってきたこの季節に、皆さんも足を運んでみてくださいね。
「板橋区立城北交通公園」施設情報
●住所
〒174-0043
東京都板橋区坂下2-19-1(区立城北公園内)
●アクセス
都営三田線「蓮根駅」下車、徒歩5分
国際興業バス「蓮根一丁目 」停留場下車、徒歩5分
●開園時間:9:00~16:00
●休園日:毎週月曜(祝日の場合は直後の平日に振替)、12月28日から1月4日まで
●TEL:03-3969-9422
●公式ホームページはこちら