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【京都市中京区】河原町六角店のみで味わえる!豚肉不使用の限定麺「鶏塩そば」が登場【珍遊河原町六角店】

MIZUHO.WORKトラベル・グルメライター/インバウンド・越境EC(京都市)

昭和25年創業、京都ラーメンの源流ともいえる鶏白湯背脂系でおなじみの「珍遊」。河原町六角店は地元の常連客はもちろん、外国人観光客も多く、多国籍のお客様に人気があります。

珍遊 河原町六角店は、多様なお客様層のニーズに応えられるよう「限定麺」を不定期で販売しています。2月2日(金)から新登場するのが「鶏塩そば」。外国人のお客様から要望が多い「NO PORK(豚)」を実現しました。豚を一切使用せず、コクと旨みがしっかりと味わえる新感覚のラーメンです。

今回はラーメン開発者の奥野哲郎店長にお話しを聞き、鶏塩そばの魅力に迫ります。ラーメンの肝となるスープは、美しく透き通った掃湯(さおたん)スープ。鶏ガラをたっぷり使用し、胸肉でアクを吸着する中国の技法を用いています。

スープを2度炊きすることによって、コクが強く、鶏本来の甘みがスープに凝縮されます。メインの鶏だしに、こんぶや煮干し、ハマグリ、しじみなどの海鮮出汁を合わせ、あっさりだけど軽すぎず、日本人好みの厚みのあるスープに仕上げています。

出汁の旨味がよく感じられる繊細な塩味で、身体にじわっと染み込みます。飲み会後の〆のラーメンや二日酔いのランチにも効きそうです。

トッピングは、超厚切りのチャーシューが3枚、ねぎ、メンマ、春菊。チャーシューにもちろん鶏肉を使用しています。鶏胸肉のチャーシューの厚さに驚きです。スープがしっかり染み込み、ふんわりとしています。あっさり系ラーメンなので「物足りないかな?」と思いきや、鶏チャーシューが、ガッツリとお腹を満たしてくれます。

個人的にとても気に入ったのが春菊トッピング。春菊を塩漬けしており、繊細な塩スープに上品なアクセントとして存在感があります。

最後は麺。定番の鶏白湯背脂醤油ラーメンとは異なる中細麺を使用。コシを残しつつ、餅ッとした仕上がりで、鶏だしスープがよく絡みます。食べ進めていくと、スープにクリーミーさが増して、一段とコクが出てきます。スープを最後まで飲み干せるほど、大満足な一杯ででした。

珍遊 河原町六角店の奥野店長はYou Tuberやブロガーとしても活躍中。「シンガーソングラーメン屋」として、プロが作るラーメンスープの解説動画を配信しています。自宅でもプロの味に近づけるスープが作れるなんて贅沢!わたしも週末チャレンジしてみようと思います。

「鶏塩そば」は「珍遊 河原町六角店」のみの限定販売です。定番の珍遊とは違う、遊びゴコロあふれるオリジナルラーメンをぜひ楽しんでみてください。

珍遊 河原町六角店
住所:京都市中京区新京極通三条下る東入る松ケ枝町457番地7 六角会館1F
電話:075-231-8100
営業時間:11:00~24:00
定休日:なし
公式HP:https://www.chinyu.jp/

トラベル・グルメライター/インバウンド・越境EC(京都市)

神社仏閣とお酒をこよなく愛する自由人。仕事は、インバウンドに関する事業に従事。個人活動としてトラベル・グルメ系の連載や寄稿も多数。京都に憧れ、4年前に移住してきた関東人です。地元出身とは異なる視点で地域を発信していきます。

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