「キャンプは疲れる」初心者キャンパーがデイキャンプ(日帰りキャンプ)から始めるべき理由
YouTubeやSNSでキャンプをしている様子を公開しているキャンパーに憧れて「キャンプデビューしてみたい!」と考えている方も多いと思います。
近年のキャンプブームもあり、以前より安価にキャンプ用品も購入することができるので、初心者キャンパーがキャンプデビューを果たすには絶好の機会でしょう。
美味しいキャンプ飯を楽しみ、焚き火に癒され、テントの中で爽やかな朝を迎えれば、身も心もリフレッシュできそうです。
「キャンプ道具も揃えて、いざ!キャンプデビュー!」といきたいところですが、初心者キャンパーの方がいきなりテント泊を伴うキャンプデビューをすることはオススメしません。
なぜなら、ゆったりと時間が流れてくれそうなイメージですが、キャンプは意外と疲れます。
基本的に屋外で活動することになるので、日差しや気温の影響で体力的に消耗しますし、慣れない環境で、慣れないことをするのは意外と負担が大きくなるためです。
家族でキャンプに行って、疲れ果ててしまった経験をお持ちの方もいるようです。
「がっかりキャンプ」で家族や恋人を悲しませない「手抜きキャンプ」でゆるくキャンプを楽しもう!
初心者キャンパーがクリアすべき課題
実際に、初心者キャンパーが苦労しがちなことを紹介します。
テント設営は難しい
慣れてしまえば、大抵のテントは簡単に設営することができます。
しかし、慣れていないうちは時間がかかりますし、当然撤収にも時間がかかります。時間がかかるということは、体力を消耗することにもなるので、疲労がたまります。
初心者でも扱いやすいテントとしては、ワンタッチテントがオススメです。しかし、ロープを張ってペグで固定するなど、扱いやすいテントでも全く慣れていないと戸惑うこともあるでしょう。
【オススメ ワンタッチテント】
ロープを引くだけで完成する1~2人用ワンタッチテントがDODから9,800円で発売
特にこれからの季節は、タープなどの日除けになるものが必要になる機会も多くなります。ロープを張ってポールを固定するものは、しっかりと張らないと倒れてしまうのでこちらも慣れていないと倒れてしまいます。
いつもと勝手の違う調理
テントの設営を終えた後は、食事の用意をしなければなりません。
カセットコンロなどを使って調理すると思いますがキャンプ用のものを使っても、風の影響で火がつかないことがあります。
また調理スペースも狭くなりますし、キャンプ場によっては炊事場が存在していないこともあります。
限られた条件下で、食事を作ろうとすると工夫して進めなければ恐ろしく時間がかかることもあるので、キャンプ場での食事作りは地味に難易度の高いイベントです。
焚き火をしたいけど火がつかない・・・?
焚き火の火を起こす、「焚きつけ」も慣れてしまえば早くなりますが、慣れないうちは火が消えてしまったりして苦労します。
また、火起こしの際に、着火剤などを使うと非常にスムーズに火を起こすことができますが、ファイアスターターやマッチを使うと難易度は急に高まります。
用意する薪も、針葉樹や広葉樹など種類によっては、燃えやすいものや時間をかけて燃えるものなどの特徴があります。
分かっていればほぼ問題ないことですが、「木に火をつけるだけ」という考えですると苦労することもあるでしょう。
初心者キャンパーはこんな筈じゃないのに・・・の連続
初心者キャンパーが苦労するであろうことを紹介しましたが、他にも「思っていた以上に暑い」や「虫が多すぎる」など、想像していないようなトラブルに見舞われることがあります。
またしっかり準備していたつもりでも、忘れ物や足りない物が見つかるなど、よくあることです。
うまくいかなくて当然
キャンプをすれば、不便なことやうまくいかないことの連続です。
そんな中で工夫しながら、自分のスタイルを見つけることがキャンプの楽しみともいえるでしょう。
初めからうまくいかないことが沢山起こると、解決するために多くの労力を使うこととなるので、少しずつできることを増やすためにもデイキャンプ(日帰りキャンプ)から始めることをオススメします。
慣れれば余裕が出る
初心者キャンパーの方は、家に帰ってぐったりしないためにも、まずはキャンプ場の環境や道具になれることから始めましょう。
当然、慣れるためには練習や工夫が必要になりますし、その過程はキャンプテクニックを磨く上で、必要不可欠なことです。
キャンプ場という特殊な環境下で、無理にキャンプを続行すると体調を崩してしまうことも考えられます。疲れが溜まっている状態で、斧や刃物を使うと怪我の原因にもなるので、無理をしすぎるのは避けましょう。
見落としがちではありますが、キャンプを楽しむために一番必要なことは、無理をしすぎないことです。
キャンプデビューを計画している初心者キャンパーの方は、初めから盛り沢山のお泊まりキャンプではなく、日帰りキャンプ(デイキャンプ)からデビューしてみてはいかがでしょうか?
関連記事
【キャンプを楽しむヒントが盛り沢山!】
大荷物キャンパーはダサい?初心者キャンパーこそ大荷物でキャンプ場へ向かうべき理由
「がっかりキャンプ」で家族や恋人を悲しませない「手抜きキャンプ」でゆるくキャンプを楽しもう!
【キャンプを簡単・便利にしてくれる】