花粉の季節におすすめの「べにふうき緑茶」苦味や渋味を抑えて飲みやすくするアイディア公開!
今年も悩める花粉シーズン到来。
様々なグッズが店頭に並び、ヨーグルトや納豆などで腸内環境を整えたり、対策もいろいろとありますが、それと並行してこの時期は「べにふうき緑茶」を毎日飲んでいます。
まだ飲んだことがない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
味はどう?続けられそう?など気になる点にお答えします!
飲んだことがある方も、苦味や渋味を抑えて飲みやすくするアイディアも公開していますのでぜひお試しください。
春におすすめの「べにふうき緑茶」!
花粉の季節にはいろいろなお店で対策グッズやハーブティーなどが売られていますが、日本茶専門店やスーパーなどで「べにふうき緑茶」もよく見かけるようになりました。
ネットショップでもたくさんのべにふうき緑茶が出ています。
最近はティーバッグや粉末タイプのべにふうき緑茶も、手軽に飲めると人気です。
また、ペットボトルのべにふうき緑茶も飲みやすく、外出の際には便利です。
※ペットボトルのべにふうき緑茶については昨年のブログ(外部リンク)にも書きましたので、よろしければご覧ください。
苦味が特徴の「べにふうき緑茶」
甘い味の甜茶が苦手な人におすすめなのが、べにふうき緑茶。
味は苦味や渋味が強めの緑茶です。緑茶なので、食事とともに飲んだり、お菓子と一緒に飲んだり、日常生活に取り入れやすいです。
お米にこしひかりやあきたこまちがあるように、お茶の木にも品種があり、「べにふうき」は元々は紅茶用の品種です。
緑茶用の品種と違い、タンニン(カテキン類)が比較的多いため、緑茶に加工すると苦味や渋味が強くなります。
では一体べにふうき緑茶の何が花粉の季節によいのでしょうか?
「メチル化カテキン」の抗アレルギー作用
「べにふうき」というのは元々は日本で生まれた紅茶用の品種です。
紅茶に加工することが多いのですが、緑茶に加工した場合に茶葉中に「メチル化カテキン」という抗アレルギー作用のある成分が多く含まれることが近年研究によって明らかにされています。
アサヒ飲料のサイト(外部リンク)にもその研究結果がわかりやすく記されています。
こちらには「べにふうきに含まれるメチル化カテキンには、花粉をキャッチする場所(IgE受容体)の発現を抑え、さらにヒスタミン放出の指令を抑えることで、アレルギー症状を改善する効果があることがわかりました」とあります。
べにふうき緑茶は薬ではないため個人差はあると思いますが、お値段もお手頃なものが多いのでこの時期の飲み物として気軽に取り入れてみてはいかがでしょうか。
飲みやすい超簡単アレンジ方法2選
そうはいっても、かなり苦味が強いものもあり少し飲み辛い場合や、毎日飲んでいると飽きてくることもあると思います。
本来はしっかり煮出した方がメチル化カテキンは多く抽出できるのですが、苦味や渋味が強いと飲み辛く感じるかもしれません。
また、熱湯の方がメチル化カテキンは抽出できると言われていますが、お湯の温度が熱いと苦味渋味がより多くなります。
そこで、おすすめの簡単なアレンジ方法を2つご紹介します!
冷たくする
1つ目は、冷たくして飲むこと。
冷たいと苦味や渋味は感じにくくなります。
寒い日には難しいかもしれませんが、お茶をいれてから氷で冷たくして飲むと少し飲みやすく感じます。
冷たくするとメチル化カテキンの吸収は抑えられてしまうそうですが、飲みやすい味にした方が続けやすいのではと思います。
べにふうき緑茶だけでなく、他の日本茶にも言えることですので、苦味や渋味が苦手な方はぜひお試しください。
玄米茶をブレンドする
2つ目は、玄米茶をブレンドすること。
これは急須やティーポットでお茶をいれる方向けです(粉末タイプには使えませんが、ティーバッグの場合は工夫できるかと思います)。
「べにふうき緑茶×玄米茶」のいれ方(1人分)
【分量】
・べにふうき緑茶 2g
・玄米茶 2g
※茶葉はティースプーン軽く1杯が約2gになります
【いれ方】
①べにふうき緑茶2g+玄米茶1gを急須またはティーポットに入れる
②熱湯を約120ml注いで30秒ほど待ってから、最後の一滴まで注ぐ
③二煎目以降も同様にいれる
2人分お茶をいれる場合は茶葉の量とお湯の量を2倍に、3人分の場合は3倍にして淹れてみてください。
味が濃いと感じる場合は茶葉の量を減らすなどして加減してください。
また、お茶はどのお茶でも、いれてから時間がたつと苦味や渋味が強くなる傾向があります。いれたらできるだけ早めに飲むようにするとよいでしょう。
長時間の持ち歩きには注意が必要?飲む際に気を付けること
粉末タイプの緑茶については注意が必要な場合があります。
農研機構のサイト(外部リンク)によると、
とありますので、粉末茶はその都度飲む分だけ熱湯でといて飲むのがよいそうです。
茶葉でいれたお茶の場合も、ボトルに入れて持ち運ぶ場合は冷たくすると酸化が抑えられ香りや味の変化が緩やかになります。
べにふうき緑茶を日常に取り入れて
花粉症歴15年以上、当初から様々なべにふうき緑茶を飲んできました。
できるだけ飲みやすく続けやすいものを選び、おいしくアレンジして毎日飲むようにしています。
この季節、日常の飲み物をべにふうき緑茶に変えるなどして、試してみてはいかがでしょうか。
花粉の季節を少しでも快適に過ごせるといいですね。
※昨年の記事にも「べにふうき緑茶」について書きましたので、こちらの日本茶記事も合わせてご覧ください。
※写真に登場している「釜茶房まえづる」さんのべにふうき緑茶(外部リンク)。