新茶の季節に【茶摘み体験】友達や家族と楽しめる茶摘みイベントや施設をご紹介
夏も近づく八十八夜、【新茶】の季節です!
今年は移動制限もなく、自然を満喫するレジャーや旅行に出かける方も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが【茶摘み体験】。
コロナ前までは5月初旬に大きな茶摘みイベントなども開催されていましたが、昨年まではほとんどが中止となっていました。
ようやく今年は感染対策をした上で再開されるという情報が!
今回は日本茶インストラクターおすすめの体験施設やイベントをご紹介します。
家族や友達との茶摘み体験、とっても楽しいですよ。
茶摘みの時期
今年の八十八夜は5月2日。立春から数えて88日目を八十八夜と言い、この時期に摘んだ新芽を使った新茶を飲むと病気にならないとも言われ、昔から新茶は縁起物でした。
茶摘みは桜前線のように南の地域からスタートします。鹿児島では4月上旬から始まり、静岡では5月上旬ごろがピークです。
茶農家はこの時期は一年で一番の繁忙期。
茶摘みのサポートをする摘み子さんを一般募集することもありますが、たいていは熟練者がメインとなって摘みます。それも手で摘むのは一部のお茶のみで、ほとんどは大型や小型の摘採機を使います。
茶摘み体験ができるのはそのような農家の茶畑ではなく、多くは観光用の茶摘み体験専用の茶畑です。
茶摘み体験は5月が一番多く、秋ごろまで可能な施設もあります。
茶摘みの歌でおなじみの「あかねだすきにすげのかさ」の衣装レンタルができる施設もあるので、ぜひこの時期に体験してみてはいかがでしょうか?
茶摘み体験ができる施設
埼玉県の茶摘み体験
狭山茶で有名な埼玉県の茶摘み体験は、都内からもアクセスが良く電車でも行くことができます。
以前友人や家族と茶摘み体験に訪れた狭「宮野園」(外部リンク)さんの茶摘み体験は、衣装レンタルや簡単手もみ茶体験、茶葉の天ぷらの試食もできます。
今年は5月4日からスタートし11月上旬まで開催とのことで、参加費は1,000円から(衣装レンタルは別途)。
とても楽しいのでおすすめですよ。
また、狭山では6月4日に「狭山茶摘み体験フェスタ2022」(外部リンク)が開かれるそうです。
昨年までのコロナ禍では中止を余儀なくされたイベントの再開となり、盛り上がりそうですね!
静岡県の茶摘み体験
全国一の茶産地、静岡県にはたくさんの茶摘み体験ができる施設があります。
茶摘みだけでなくお茶をいれる体験や手もみ茶を作る体験ができる施設も。
静岡県観光公式サイト「ハローナビしずおか」(外部リンク)に詳しく掲載されています。
特に、グリンピア牧之原(外部リンク)は評価の高い施設として有名です。
京都府の茶摘み体験
京都でも茶摘みイベントは開催されています。
もう募集は終わってしまいましたが、5月2日の「八十八夜茶摘みの集い」(外部リンク)も開催されます。
宇治の「福寿園CHA遊学パーク」(外部リンク)では、4月下旬から茶摘み体験ができます。
他にも茶摘みや茶畑ツアーを開催している茶園もあります。
その他にも茶産地では茶摘み体験ができるところもあります。
「茶摘み体験」などで検索すると出てきますので、お近くや旅先にあるかどうか探してみてください。大きなイベント以外はほとんどが予約制です。
また、雨の場合は中止となることもあるので、参加される場合は施設や主催者に確認することをお勧めします。
新茶も楽しんで
摘んだ生の茶葉を持ち帰ることができたり、新茶の販売もしている施設もあります。
生の茶葉は電子レンジなどを使って自宅で簡単に手もみ茶や紅茶を作ることもできます。
作り方は昨年の記事【緑茶も紅茶も同じ葉っぱからできている!茶摘み後の楽しみは自家製「緑茶」「紅茶」作り】をご覧ください。
新茶についてと新茶のいれ方のポイントは【新茶飲むなら「今でしょ!」新茶って何が特別なの?の疑問にお答えします】に掲載しています。
茶摘みの後は、ぜひフレッシュな香りの新茶を楽しんでくださいね。