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【富田林市】大人気キンパ店の本格韓国冷麺!第2、4金曜日に宮町のナカリンのKichen3+であと3回

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

夏本番を迎え、室内にいても暑くてたまりませんね。こういう時は冷たい料理、例えば冷麺などが恋しくなるのではないでしょうか?

富田林の宮町にあるシェアカフェ、tokimeki-life ナカリン(外部リンク)で、月2回だけ営業しているKichen3+さんでは、7・8月は特製の本格韓国冷麺が味わえます。

ということで、宮町にあるナカリンまでやってきました。

ちなみにKichen3+さんは、「和韓ごはんと、甘いのと」という名前で、複数のマルシェでキンパの販売をしており、いずれも開始早々すぐに売り切れるほど大人気です。

そのようにとても人気のお店ですが、ナカリンでは毎月第2、第4金曜日に営業しているので、予約すれば座って食事をすることができます。

ナカリンさんの店内です。テーブル間が空いていて広々としているうえ、大きな空気清浄機が稼働していて、空気がいつもクリーンなのが素敵ですね。

こちらがメニューです。韓国水冷麺SET1,300円をいただきます。

ということで登場しました。水冷麺セットです。見た目もさわやか、そして色合いも美しく,思わず「おいしそう!」と言葉が出てしまいました。

よく見ると水冷麺のスープがシャーベットになっています。暑い夏に冷たいスープはそれだけでごちそう!麵を食べている間に少しずつ溶けてきて、最後は冷たいスープが飲み干せます。

オーナーの山崎さん御自身は、韓国とは直接関係がないそうなのですが、堺にある韓国料理店で働きながらママさんの下で韓国料理を学んだとのこと。

現在も堺のお店にはイベントのない週末土曜日には入ることがあり、本場韓国の味を維持するために味を確認し続けているそうです。

まず麺を見てみます。この茶色い色合いは韓国の本格派ですね。冷麺には薄くスライスしたキューリや大根、トマト、半熟のゆで卵が入っていました。

一口、ツルリと麺が口の中に入ります。この口あたりがたまりません。さらにスープがシャーベット状態なので、一気に口の中が冷たくなり、味わってからお腹に入れると体全体がひんやりします。この暑い夏場には、まさにぴったりの料理ですね。

また冷麺のスープになっている水キムチにはこだわりがあり、キムチの具材よりもむしろスープを呑んでほしいとのこと。それは通常のキムチより、乳酸菌が非常に多いため整腸作用により健康飲料と言えるほどのものだからです。

そして冷麺のスープとして使用することで、後味が良くさらにおいしく味わえるとのこと。というわけでスープも含めて完食しました。

セットについているおかずがこちらです。上から時計回りに、豚の茹で煮「ポッサム」とサンチュ・大葉のセット、かぼちゃのナムル、特製のサムジャン、プチトマトと白菜のキムチです。

なお、ポッサム以外については、その時の仕入れ具合により内容が変わる可能性があるとのこと。

さてポッサムですが、臭みがなくとても柔らかくて非常に食べやすかったです。オーナーの山崎さんによれば、本場の肉そのものの味や匂いの料理法ではなく、あえて日本人好みに風味をつけて柔らかく煮込んで仕上げたとのこと。

こちらが彩キンパです。こちらは600円でテイクアウトも行なっているとのこと。

このキンパが、マルシェで大人気の逸品です。

こちらは同じ水冷麺セットですが、プラス100円にて追加した自家製の旨辛ピピンソースが付いた旨辛ピピン冷麺です。

赤い部分が自家製の旨辛ピピンソース
赤い部分が自家製の旨辛ピピンソース

ノーマルタイプと違って辛味が加わったのでけっこうな辛さがありますが、激辛ではありません。

食後、山崎さんに少しお話を伺いました。山崎さんは調理師や栄養士の資格を持ったまま飲食業界に関わって30年近く。現在も2ヶ月前からでないと予約が取れない観心寺KU-RIさんでもお手伝いされています。

2023年の青葉祭
2023年の青葉祭

最初にも少し触れましたが、現在は知る人ぞ知る超人気のキンパを製造販売しています。例えば、河内長野の延命寺で年一回行われている青葉祭では開始早々20分以内にキンパが完売するほどです。

そしてKURIさんのマルシェでも予約制で販売されており、大人気でした。

(観心寺KURIさんのイベント「白」
(観心寺KURIさんのイベント「白」

では、そんな山崎さんが、なぜナカリンさんにて冷麺を提供しているのでしょうか?それはコロナ禍がきっかけだったのです。

それまで山崎さんは自分でシェアカフェなどをしていなかったそうですが、コロナ禍で飲食店への影響が大きくなり、働いている観心寺KURIさんもお休みになった時期があったそうです。

そうなると時間が余った山崎さんは、SNSで学んだ韓国料理を紹介していると、「食べたい」との反応が多かったそうです。

そこで2020年8月にナカリンさんで、当初は夏限定で冷麺を提供したのがきっかけ。結局そのまま月2回ナカリンさんでお店の営業を続けているとのこと。

2022年のお出かけプチマママルシェ
2022年のお出かけプチマママルシェ

シェアカフェを始めたことで、山崎さんはキンパ作りも始めました。ちょうど2年前に河内長野の木根館にて行なわれた「おでかけプチママ」がきっかけで、定期的にマルシェにも参入。以降はいろんなマルシェでひっぱりだこの人気を得ています。

山崎さんの料理の特徴は、大好きな韓国料理をベースに和の調理法を取り入れること。そうすることで、韓国料理を食べなれない人にも親しみやすい味となるからです。そこで両方の良さを取り入れた「和韓ごはん」と言うキーワードが思い浮かんだというわけです。

なお現在は真夏の為、山崎さんは原則イベント出店を見合わせているそうですが、9月以降にイベントに出店する予定です。また11月3日には観心寺でマルシェが行われ、もちろん山崎さんも出店されます。

最後に「甘いのと」というわけで、デザートをいただきました。イタリアンプリン アメリカンチェリーアイスクリームのっけ 500円です。

ただし次回からはこのデザートではなく、今が旬の桃を使った丸ごとコンポートを使ったものに変わる予定です。

冷たいアイスクリームと甘いプリンのコラボレーション。これは夏だけでないデザートの王道ですね。チェリーもプチお得感があり、あっという間に完食しました。

ということでkichen3+(和韓ごはん)さんの特製冷麺を紹介しました。この冷麺がいただけるのはあと3回です。

  • 7月28日金曜日
  • 8月11日金曜日
  • 8月25日金曜日

この中でも、8月11日は山の日の祝日です。普段なかなか金曜日に足が運べない方は、この日がまたとないチャンス。ご予約は、instagramで受け付けているそうです。

また富田林ではありませんが、貝塚市にて1989年創業し、国内外からセレクトした楽しいモノたちと、着やすくおしゃれな洋服のお店キタノヴィレッジさん(外部リンク)で、8月5日(土) 11時から出張で冷麺を提供するそうです。

Kichin3+ 和韓ごはんと、甘いのと。
住所:大阪府富田林市宮町2丁目1-6 tokimeki-life ナカリン
電話番号:0721-21-8663
営業日:毎月第二第四金曜日
instagram

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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