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簡単! 種まきから育ててドライフラワーまで楽しめる可愛いお花 千日紅

sakuraガーデニングYouTuber

暖かくなり、植物の成長が旺盛な季節。
園芸店やホームセンターで
お花を選ぶのは楽しいですね。

植物が簡単に育つ季節だからこそ
試してみてほしい
種まきから育てるお花

今回は、種から気軽に楽しめて
ドライフラワーにもできる
お花が少ない暑い夏の花壇を彩る 
千日紅(センニチコウ)を紹介します。

センニチコウは色あせず、ドライフラワーにも最適
センニチコウは色あせず、ドライフラワーにも最適

暑さに強く、夏もたくさん咲きます
暑さに強く、夏もたくさん咲きます

千日紅の良い所

  • 種まきから気軽に楽しめる
  • 真夏の暑さに耐えてたくさん咲く
  • 乾燥にも強い
  • ドライフラワーも作れる

千日紅は丈夫で育てやすい植物です。
種から育てるのも容易なので
是非チャレンジしてみて下さい。

千日紅の種まき

用意するもの

千日紅の種
種まき用のポット
培養土

千日紅の種はホームセンターなどで
購入することができます。

発芽温度が20~25度なので
4月に種まきする時はポットに
5月なら直播でも大丈夫でしょう。
4,5月が種まきの適期です。

種まきは深く植えず、種の上に
5ミリ程度の覆土で大丈夫です。

芽が出たら、育ちがよいものを1本残して育てます。
芽が出たら、育ちがよいものを1本残して育てます。

芽が出たら

種をポットにまき、1週間ほどで
芽が出ます。葉が5,6枚に増えたら
鉢や地面に定植します。

千日紅は大きく育つので
※矮性で背丈30cm、高性は80cm
植え付ける株間は20-25センチ開けます

千日紅は乾燥にも強いので
鉢に寄せ植えする時は
頻繁に水やりが必要な植物と
一緒に植え付けない方がいいです。
病気になったり、枯れたりする原因になります。

地面に植え付ける時は、日当たり良く
水はけがよい所に植えましょう。

開花期は7月頃からです。

大きく育てる

肥料はあまり必要ありません。

乾燥に強い千日紅は、鉢植えの時は
乾いてから水やりし、地植えの場合は
真夏以外はほぼ水やりする必要がありません。

株のボリュームを出したい時は
切り戻ししたら良いと思いますが
千日紅は脇芽がたくさん出てきますし
さらに、分枝性が良い種類もあります。

寒さに弱い千日紅

千日紅は夏から秋まで
多くの花を咲かせ花壇を彩ります。

寒さには弱いので1年草扱い、
次の春にまた種まきをしましょう。

昨年の秋、福岡県のわが家の庭では
11月まで千日紅を植えたままにしていました。
寒い日が来ると、急に枯れてしまいます。

ドライフラワーにする

色が褪せにくく
ドライフラワーに最適な千日紅

それは、ピンクや赤くなっている部分が
花ではなく、苞葉(ほうよう)という
蕾を包むように葉が変形した部分だからです。

ブーゲンビリアも色鮮やかな部分は
花びらではなく苞葉です。

千日紅の苞葉は花が終わっても
色鮮やかなままで、お庭でも
長く楽しめますす。

ドライフラワーの作り方

お庭の千日紅をカットしたら、
茎に付いている余分な葉を取り除きます

輪ゴムや紐でまとめ

日が当たらない、風通しの良い場所で
1~2週間、十分乾燥させます。

夏の庭
夏の庭

ガーデニング計画は先どりで

花が途切れないお庭にするために
毎年咲いてくれる宿根草を育てたり
植えっぱなしでもよい球根を加えたり
翌年にこぼれ種から苗が育つお庭を
少しずつ作っていくのは楽しいです。

そして、好きな一年草を楽しむ

ですが、真夏や真冬はお花が少ない季節。
今から夏にお庭を彩る植物を準備してみませんか?

千日紅は育てやすく、おすすめです。
種まきはちょうど今からが適期です。

ガーデニングYouTuber

季節のお花、管理の仕方、お庭DIY、ガーデニングライフをYouTubeで配信しています。植物を楽しんでいきましょう。ガーデニングアドバイザー

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