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【大津市】美味しい日本酒と絶品創作料理に舌鼓!少量からお試しできる日本酒BARのオーナーに徹底取材

Sari地域情報発信クリエイター・エシカルコンシェルジュ(大津市)

こんにちは、Sariです!

今回は居酒屋レポートです。

お正月、日本酒を飲まれた方も多かったのではないでしょうか?

今回は石山駅近くにある日本酒BAR「十八番」さんを取材してきました!

お料理もとっても美味しかったのでこってりレポートしていきたいと思います!

最後にはオーナーさんの熱い想いも聞かせていただきましたのでお見逃しなく!!

それではレポート、行ってみましょ!

まずは軽~くお店のご紹介

「十八番」さんがあるのは、大津市粟津町。JR石山駅から徒歩2分の好立地です。

オープンされて今年で11年目。オーナーの植村雄介さんは、琵琶湖ホテルや、京都と滋賀の日本料理のお店で勤務経験を積んだあと、独立して「十八番」を始められました。

お店の名前は、得意料理という意味の「十八番(オハコ)」と日本酒の升の箱(ハコ)をかけて名付けられたとのこと。なかなか珍しいネーミングで記憶に残りますね。

たくさんの日本酒があり創作料理も美味しいBARとして、長年、ファンやリピーターの多い人気店です。(私も何度も利用させてもらってます!)

店内は4人掛けのテーブルが3卓と、カウンター席が6席ほど。そこまで広くはないですが、天井が高く開放的で、いつもお客さんで賑わっています。(写真は開店前に撮らせていただきました)

次にメニューのご紹介

カウンターには手書きのこちらのメニュー表が。

こちらの「本日のばつぐん」は毎日書き換えておられるそう。気合の入れようが違いますね!

料理の材料の仕入れは京都の中央市場から。お野菜は滋賀のおうみんちなどから地元の野菜を取り入れたりしておられるそうです。

各席にあるメニューの冊子はお酒とお料理の2冊あり、どちらもボリュームある内容になっています。

一部をご紹介しますね。

日本酒は、半分は滋賀の地酒を、半分は全国の日本酒を置いて、幅広く揃えるようにしておられるとのこと。いずれも相談に応じておすすめをチョイスしてくださいます。3パターンの量があり、60cc400円前後から頼めるのはお酒のあまり強くない私のような人には嬉しい!

日本酒以外にも、ビールやハイボール、果実酒、ワインに焼酎といった各種お酒はひととおり取り揃えておられます。ちなみにビールは今月下旬からキリンのタップマルシェを取り入れ、クラフトビールが飲めるようになるそうですよ!

またハイボールは「おかわりハイボール」といって、グラス連続使用の場合50円引きで提供しておられるとのこと!環境にもふところにも優しい、素敵な取り組みですね。

お料理の定番メニューはこんな感じ。どんな味なんだろうと食べてみたくなるメニューがずらりです!

それではお酒とお料理の実食レポ、行ってみましょ!

いただきます

今回いただいたのは、こちら。

[お酒]
松の司 純米大吟醸ブラック 60cc(700円)
笑四季 特別純米おりがらみ白 60cc(350円)

[お料理]
・おまかせ酒肴盛り(980円)
・新わかめと平茸と蕗の煮物(580円)
・お造りおまかせ五種盛り(1380円)
(上記三点はお店様よりご提供いただきました。ありがとうございました!)
・くわいのチップス(480円)
・かにみそ甲羅焼(880円)
・伝助あなご白焼(780円)

一言レビューと共に、どうぞ!

まずはお酒から…

こちらが松の司さんの純米大吟醸ブラック 60cc(700円)。

華やかな味を堪能するためにワイングラスで提供してくださいました。

いつまでも余韻を楽しんでいたくなるような美味しさでした!

二杯目は、笑四季さんの特別純米おりがらみ白 60cc(350円)。

こちらはボトルがワインのようにおしゃれ!すっきりとしていてスイスイ飲めてしまうお味でした。

お次にお料理…

こちらが「おまかせ酒肴盛り(980円)」。オーナーさんが「あて盛り八珍」と呼ぶ、

琵琶湖八珍とかけて酒の肴を8品盛り合わせにしたものです。

焼みそと、自家製からすみと、酒粕クリームチーズはいつも入っていて、あとの5品はその日によって変わり、甘みと酸味と塩気のバランスや色あいなども考えて選んでおられるそうです。

今回のあと5品は牛すじのどて煮、氷魚の佃煮、和牛のたたき、ほたるいかお造り、くもこでした。

どれも手作りで凝っていて絶品!最高にお酒が欲しくなる味付けでした!

中でも焼みそは浜大津の九重味噌さんの白味噌に炒った胡桃と粉がつおを入れた逸品で、旨味の爆弾でした!

こだわりの焼みそ
こだわりの焼みそ

お次が「新わかめと平茸と蕗の煮物」(580円)

新わかめのコリコリした食感がとても良い!平茸とともに良い出汁が出ていて、シャキシャキの食感をしっかり残した蕗のお味も上品で、柚子の風味もあり、ほっこりとするお味でした。

お次が「お造りおまかせ五種盛り」(1380円)

上から時計回りに、

まぐろ、さば、ひらめ、いか、さより

日本酒にはやっぱりお刺身ですよね。どれもとても新鮮で、コリコリしていたり旨味があったりと、堪能いたしました。

こちらは「くわいのチップス」(480円)

カリっとしたチップスを噛むと、くわいのモチっとした食感が出てきて楽しかったです。

こちらは「かにみそ甲羅焼」(880円)昨年末の別日に行った時に日替わりで出ていたものです。

これはもう、間違いなく美味しい。濃厚でお酒がめちゃくちゃ進む味でした。

最後が、名物「伝助あなご白焼き」(780円)。

大型のあなごで、丁寧に骨切りされていました。ふっくらとしていながら焼目がパリッとして、柚子胡椒を付けて食べるとまた白焼きの美味しさが引き立って美味でした!

店主さんの目指している「十八番」

今回、オーナーの植村さんにじっくりお話を聞かせていただく機会が持てました。

植村さんが「十八番」をオープンした経緯と、お店の目指しているものを語ってくださいました。

飲食店をしようと思ったのは大学生の時に4年間アルバイトした割烹のお店に憧れをもったのがきっかけでした。
日本酒BARという形態にしたのは、オープンする10年前頃、創作和食ダイニングというのが使い古した言葉やなぁと思って、何かに特化しようと思ったからです。その頃ちょうど、和食が世界遺産に登録されて、海外にも日本酒が広まるという流れの中で、日本酒が盛り上がっていたので、日本酒BARを始めようと決めました。

うちの店の願いとしては、日本酒が好きな方はもちろんですが、日本酒をあんまり飲んだことがない方とか、飲んでみたいとは思ってるけれど機会がなかった方に来てもらって、ビールやら何やら飲んでいただいた後で、一杯だけ日本酒飲んでみようかな、みたいな気になってもらえればと。それがうちの目指してるところなんです。

なるほど、さっきご紹介した日本酒を少量から提供されているのも、そういう想いがおありだからなのだなと納得しました。

まとめと告知

日本酒BAR「十八番」さんのレポ、いかがでしたか?

最後に、告知を。

(告知その1)今月16~18日に開かれる石山バルというイベントの16日と17日に、十八番さんが参加されることをお伝えしておきます!

先日、石山バルの紹介記事を書きましたので是非ご参考に!(記事はこちら↓↓)

【大津市】41店舗が参加!お得に「ちょい飲みちょい食べ」できるイベントのここだけの情報をゲット

「十八番」さんに行ったことがない人も気軽に行けるイベントですので、ぜひ!

(告知その2)

今月28日(土)29日(日)に、十八番さんで猪鍋のイベントが開催されます!

まだ2名様、3名様のご予約が空いているそうですのでご興味のある方はお早めに。

詳しくはお店のインスタグラムをごらんください!

美味しい日本酒と絶品の肴が楽しめる「十八番」さんに、是非行ってみてください!

「十八番」さん、ごちそうさまでしたー!!!

お店の情報

[店名]十八番(おはこ)
[住所]大津市粟津町2-62 J COURT
[電話番号]077-533-0852
[営業時間]18:00~24:00(L.O23:00)
[定休日]水曜日
[駐車場]なし
[支払方法]各種カード・電子マネー・現金
[SNS]Instagram

(今回いただいたお食事は一部ご提供いただきました。ありがとうございました。)

地域情報発信クリエイター・エシカルコンシェルジュ(大津市)

幼少から滋賀県大津市で育ち、二人の子供も大津で育て、子育て終了と共にこれからは多くの人に大津の魅力を伝えようと活動中。エシカルをライフワークに、こちらでは大津のエシカルなお店や人も紹介します。滋賀のローカルメディアLOMOREグルメライターの顔ももちます。グルメのInstagramアカウントは @sari_heart77 こちらもよろしくお願いします!

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