【姫路市】イタリアの鮮魚店を彷彿とさせる外観!? キャッシュレス決済も導入。鮮度抜群「魚屋黒田商店」
J-POPが流れる中で、「まいど!」「こんにちは。カワハギを」「煮付けに?それとも鍋?」といったアットホームなやりとりが繰り広げられている鮮魚店。今年6月にオープンした山陽電車「大塩」駅近くの「魚屋黒田商店」です。
自家製赤酢を使用した上にぎり
外観はカフェみたい。店主の黒田築(きずく)さんによると「海のイメージとイタリアの鮮魚店のようにおしゃれにしたかった」とのこと。魚を焼いたり、煮たりする若年層が減ってきたとも話し、生魚のほか寿司、海鮮丼、弁当、惣菜を販売。キャッシュレス決済も導入しています。
お客さんがひっきりなしに訪れる、とある平日午後のショーケース。
この日のカキは「赤穂産です。まだ小粒ですけど、これから大きくなっていきますよ」と黒田さん。
ちょうど日替わり弁当も「カキフライミックス」でした。
造りをはじめ数量限定の「上にぎり」も人気です。
この辺りでは珍しい、自家製赤酢を使用したシャリでまろやか。
気軽に要望を伝え、調理法も聞ける
黒田さんは神戸市出身。現在の仕入れ先でもある同市中央卸売市場や高砂市の鮮魚店に携わった後、独立しました。神戸の市場へは毎朝3時過ぎに自宅を出発し、「鮮度」を最も大事にしています。その他、週に1度は明石の市場、時々姫路市中央卸売市場にも。
この道15年の目利き力。姫路名物の穴子だって、脂の質が良く、身がふわっとやわらかい。
水槽にはヒラメ、カワハギ、メイタガレイ、ワタリガニ、フグが泳いでいました。
フグシーズン到来。てっさ~。
一人一人に向き合う形式の同店では姫路市以外からの来店も。気軽に要望を伝えられ、おすすめの調理法も聞けるのが魅力。「お助け鮮魚店」と位置付けました。
黒田さんが魚介類の中で一番好きのは松葉ガニ。鍋かしゃぶしゃぶにするんですって。
魚屋黒田商店
住所:兵庫県姫路市大塩町2196-29
電話番号:079-280-1166
営業時間:9:00~17:30
定休日:火、水曜
駐車場:あり