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【大阪市・心斎橋】南船場のスタイリッシュ空間で味わう豪快なスペアリブ豚汁!

高田強編集者・ライター・広告ディレクター(大阪市)

心斎橋駅地下にオープンした豚汁と豚そばの専門店!

 牛肉文化の大阪では豚肉料理の専門店が少なめ、そんなことから豚系のランチを食べられるお店を見つけると気になってチェックしています。最近発見したのが2023年1月11日にオープンした「豚汁定食と豚そば こなか 」。

 場所は、OsakaMetro心斎橋駅から①出口から心斎橋筋を北に進んで2本目の通りのファミリーマートを東に入ったところ。最寄りの改札からでも徒歩約5分ほどです。

 大きな白い暖簾が目印。

 期間限定の店舗ということなのですが、工事現場の足場を加工してテーブルや棚として利用。天井などのむき出し感とよくあっていて、かっこよく仕上がっています。

 カウンター席は、写真でみると近未来な感じも。

メインメニューは豚そばと豚汁の2本立て!

 こちらで楽しめるのが豚を使った、骨付きバラの豚そば。

 さらに豚汁。鹿児島発祥のブランド豚である茶美豚を使っています。茶美豚は上質な赤身とクセのない脂が特徴。

 豚汁とポテサラの定食のご飯大盛りにしました。

豚汁+トロ玉ポテサラ定食(ごはん大盛り)1,040円

 丸いトレーにのせられて登場したのは、豚汁のほか、ごはん、漬物、ゆず胡椒にトロ玉ポテサラ。

 メインは具だくさんな豚汁。

 豚汁には、かたまりの大ぶりな骨付きスペアリブが3つほど。かなりやわらかく煮込まれていますが、ほどよい歯応えもあり食べた時の満足度もバツグン。

 ほかに大根やごぼう、にんじん、しめじ、こんにゃくなどが入っていました。上にはとろろ昆布が乗っています。

 スープは、食材のポテンシャルを引き出す塩系のあっさり味。そのぶん、各具材が持つおいしさを感じられます。

 とろろ昆布は食感だけでなく、グルタミン酸がイノシン酸である豚肉の旨味を増幅させます。

 ゆず胡椒がついているので途中で味変しながら食べるのもおすすめ。

 しっかり粒のたったごはんに、スペアリブをオンザライスするという楽しみも。脂身の部分とごはんは最高のコンビネーションです。

 漬物は白菜の醤油漬け。

 インカのめざめをつかったというポテサラは、ねっとり甘く、半熟卵とも好相性。

期間限定のチャレンジ店舗なので気になる人は急いで!

 こちらのお店ですが、以前は「94日後に閉店するローストビーフ食堂」という行列店があったところで、関西圏での飲食店の成功確率を高めるテストマーケティング拠点「飲食店.β(ベータ)」という場所。「豚汁定食と豚そば こなか」もテストマーケティングもひとつ。そのため、閉店日はアナウンスされていませんが、期間限定となっています。気になる方は早めの訪問をおすすめします。

 ちなみに、こちらのお店のお水がおいしかったのも印象的でした。

豚汁定食と豚そば こなか
住所/大阪市中央区南船場3-6-1-102
電話/06-4708-8804
営業時間/11:00〜15:00、17:00〜21:00
定休日/日・祝
席数/80席(カウンター12席、テーブル50席、掘りごたつ18席)
交通/OsakaMetro心斎橋駅から①出口から徒歩約4分

お店の公式HP

お店のインスタグラム

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編集者・ライター・広告ディレクター(大阪市)

関西ウォーカー、SKYWARD(JAL機内誌)、おとなの週末などの雑誌やwebサイトで、関西圏の飲食店やエンターテイメントについて、記事を書いています。ほかに、電鉄、食品、製薬会社、商業施設、テレビ局発行のフリーペーパーなども製作。カンテレ「よーいドン!」やMBS「魔法のレストラン」などのテレビ番組のグルメ情報コーナーでのコメント出演をちょくちょくしています。

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