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【大阪市・十三】連日行列の超人気店が二毛作店にリニューアル!話題のつけ麺を食べた

高田強編集者・ライター・広告ディレクター(大阪市)

大阪No. 1人気のラーメン店のセカンドブランド!

 この4月に十三の人気ラーメン店が二毛作店にモデルチェンジしたと聞いて、先日、食べに行って来ました。

 訪問したのは、大阪・十三の「くそオヤジ最後のひとふり」の本店。大阪で一番行列ができているのではないかといわれる、西中島南方の「人類みな麺類」のセカンドブランドです。

 その人気店が、週末のみの営業になり、平日は「くそオヤジJr.」の名前でつけ麺を提供する専門店に生まれ変わりました。

 お店があるのは、阪急十三駅西改札口を出てすぐの線路沿い。目の前が阪急十三駅の壁です。

 店内はカウンター席のほか、テーブル席もあるようでした。

 カウンター席では、キレイなキッチンでスタッフがつけ麺を調理する姿を眺めつつ、メニューの到着を待つことになります。

「水も食材」は、名店カドヤ食堂に貼られている名言。それを実践するかのような大きな浄水器が設置されています。

 カウンター上は調味料などもなくスッキリ。

つけ麺は、アサリ、ホタテ、カキの3種類!

 現在のメニューは、4月のオープン直後のころとは大幅に変化。メニューにラインアップされているのが、浅利(アサリ)つけ麺(並盛140ℊ)968円、帆立(ホタテ)つけ麺(並盛140ℊ)1,188円、牡蠣(カキ)つけ麺(並盛140ℊ)1,078円。麺量やトッピングから、追加のつけ汁までいろいろチョイスできます。

 さらにサイドメニューやビールもそろえます。

浅利つけ麺(大盛210ℊ)1,001円+特製煮卵95円+貝めし135円

 貝ラーメンの名店なので、アサリのつけ麺を注文。また、通常220円が貝めしがランチタイム(11:00〜15:00)だと135円になるというのでオーダーしました。

 煮卵をトッピングしたこともあって麺の器は麺が見えない状態。

 しっかり味が付いた煮卵は、とろっとまではいきませんが半熟。

 平打ち麺のようにみえるのは穂先メンマ。シャキシャキと心地いい歯応えです。

 低温調理の大判のチャーシューが3枚。しっとりふんわりしていて噛むと旨みが広がります。

 つけ汁がかなりグツグツ状態のアツアツで届くので、まるでしゃぶしゃぶのように楽しめます。

 このつけ汁ですが、ファーストインパクトから海の旨味がズドンときます。貝だしの清湯タイプなのでスッキリとした口あたりですが、深い旨みも。また、石鍋のような器なので、お願いすれば温め直しをしてくれます。

 つけ麺としては細めの、中太の自家製全粒粉麺は、平打ちでコシが強く喉越しもいいので、スープにつけてズルッと吸い上げるように味わえます。

 つけ汁で味わう前に、麺本来の味が楽しめるよう小皿に塩が用意されています。麺にちょんと塩をつけるて食べると、全粒粉らしい麺の香り、さらに麺自体の甘い風味を楽しめます。

 小皿には、塩以外に、途中でつけ汁に投入して、味変を楽しめるようショウガと大葉がセットされています。

ランチの貝めしは必食!

 貝だしの炊き込みご飯である貝めしは、貝の風味がしっかり感じられます。

 煮卵と合わせて食べると絶妙なおいしさ。

 こちらのお店ですが、つけ麺店では定番のスープ割りがありません。スッキリ上品なつけ汁なので、そのままでもということなのかも知れませんが、おすすめは貝だしにつけ汁をかけるリゾット。濃厚な貝の風味になるためかなりのおいしさでした。

阪急梅田駅から10分の好立地!

 すすりやすい麺なので、けっこう塩で楽しんでしまいました。もちろん、貝の旨味がしっかり出たつけ汁ともベストマッチ。貝だしのつけ麺は珍しいので、日ごろ豚骨魚介などを楽しんでいるつけ麺ファンこそ体験して欲しいように思います。

 また、阪急十三駅の改札からお店がみえるほどの好立地。阪急大阪梅田駅で乗車してから、10分もかからず到着できるのも魅力です。

くそオヤジjr.
住所/大阪市淀川区十三本町1-2-4
営業時間/11:00~15:00、18:00~23:00(LO22:30)
休日/金~日曜、月曜の昼営業
席数/31席(カウンター11席、テーブル20席)
交通/阪急十三駅西改札口からすぐ

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編集者・ライター・広告ディレクター(大阪市)

関西ウォーカー、SKYWARD(JAL機内誌)、おとなの週末などの雑誌やwebサイトで、関西圏の飲食店やエンターテイメントについて、記事を書いています。ほかに、電鉄、食品、製薬会社、商業施設、テレビ局発行のフリーペーパーなども製作。カンテレ「よーいドン!」やMBS「魔法のレストラン」などのテレビ番組のグルメ情報コーナーでのコメント出演をちょくちょくしています。

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