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【埼玉県鳩山町】食品ロスを減らそう!はとやま食エコレシピコンテスト

寺西あゆみライター(鳩山町・東松山市)

「まだ食べられる」「もともとは食べられた食品を捨ててしまう」という食品ロス。鳩山町にお住まいの農家のかたを取材すると、「もったいない」「せっかく作ったものを美味しく無駄なく食べたい」というお話をよく伺います。

はとやま食エコレシピコンテスト

そんな農業に携わるみなさんの思いもあって、鳩山町では食品ロスの削減や町全体での「もったいない」という食や環境に配慮する意識を育むための取り組みとして、「はとやま食エコレシピコンテスト」が開催されています。

このコンテストでは、普段何気なく捨てている野菜の皮や葉、茎を使ったエコ料理や、地産地消食材を使用した料理、鳩山町の特産品を使った料理、余ったおかずを再利用した料理など、食品ロスを減らすエコレシピを募集。

コンテストのお知らせ(募集は終了しています)
コンテストのお知らせ(募集は終了しています)

昨年度の受賞作品

特別賞「レタスの外葉のミルフィーユ」

女子栄養大学特別賞「鳩豆のカレーピラフ」

どちらもとってもおいしそう!昨年度の受賞レシピの一覧はこちら(はとやま食エコレシピブック)からご覧いただけます。(PDFが開きます)

今年の応募レシピの傾向は?

今年は7月〜9月の主に夏休み期間に募集を行い、今年は町内外から30の応募がありました。鳩山町内では小中学校の夏休みの自由課題として取り組みがあり、応募者の約7割が小中学生!

今年は、夏に旬を迎えた野菜や、普段なら捨ててしまう野菜の種、余った食材をリメイクした「エコおやつ」のアイデアレシピが多く見られたとのこと。

2次審査に進んだ7レシピが公開中!ぜひ投票を

書類選考の1次審査を経て、2次審査に進んだのは7レシピ。現在ホームページでレシピが公開されており、2次審査はみなさまからのWEB投票で決まります。

食卓に一品加えたいおかずから、お酒のおつまみになりそうなレシピ、デザートまで、バラエティ豊かなレシピが揃っていますよ。

2次審査に進んだレシピと、投票はこちら(鳩山町役場公式ホームページ・はとやま食エコレシピコンテスト)から。町内外どなたでも投票できますのでぜひご覧ください!投票後の食品ロスや食に関するアンケートも合わせて2分で終わりましたよ。

はとやま食エコレシピコンテスト事務局のご担当のかたは、「このレシピコンテストを通して、皆さんと一緒に食や環境を考えるとともに、鳩山町や埼玉県・日本の食の魅力を再発見できれば」と話してくださいました。

さまざまな商品の値上げが問題になっているこの頃。食品ロスの観点だけでなく、食材を丸ごと使うエコレシピは家計にも優しいですね。ぜひご覧いただき、エコなアイディアの数々を日々の暮らしに活かしてみてはいかがでしょうか。

※取材協力:鳩山町保健センター(はとやま食エコレシピコンテスト事務局)

ライター(鳩山町・東松山市)

埼玉県鳩山町で生まれ育ち、東松山市で青春時代を過ごした生粋の埼玉県人。「ぶっついた」が方言だと最近まで知らなかった37歳です。埼玉県人にも県外にお住まいの方にも、埼玉県の魅力を伝えたいと思いライターのお仕事を始めました。「意外に埼玉もいいところじゃん!」とみなさんが改めて埼玉愛に気付いてしまうような記事を書けたらいいなと思っています。

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