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【埼玉県鳩山町】「この町に行列を作りたい」奇跡を起こした「はとやまクラフトフェア」が3年ぶりの開催!

寺西あゆみライター(鳩山町・東松山市)

ついに今年、はとやまクラフトフェアが帰ってきます!

新型コロナウィルスの影響で2年間の充電期間を経て、9回目となる今回。12月10日・12月11日(10:30〜16:00)に鳩山町地域包括ケアセンターでの開催が決定しました。

はとやまクラフトフェアは、手工芸・クラフト・陶芸・木工・ガラス・金工・革・織物・フラワーアレンジ・アート作品などの集う鳩山町の一大イベント。

毎回、プロ・アマ問わず鳩山町在住、周辺地域、鳩山町に関係、愛着のある皆さんが出店されています。見ているだけでも楽しく、世代を超え、女性だけでなく男性のお客様も多いのが特徴のひとつです。

ワークショップや体験もあり、お子様連れでも楽しめますよ。地域の食の出店も人気!(今年はテイクアウトのみとなります)

「はとやまクラフトフェア」が初めて開催されたのは2012年。

のちに当イベント運営を行うハトクラ委員会となるメンバーの「ものづくりで行列を作ってみたい。この何にもない鳩山町に」という言葉がきっかけでした。

当時、鳩山町に町外から人が来て行列を作るなんて考えられないこと。そもそも、町外から人が目的を持って鳩山町に来るということ自体が稀だったと思います。SNSも今ほど主流でなかった頃で、出店者の皆さんに告知を頼むなど地道な広報活動に励みました。

初回開催時の告知チラシ
初回開催時の告知チラシ

するとなんと当日2,000名以上の来場が!開場前から会場の外にできるお客さまの行列に、ハトクラ委員会の皆さんも出店者さんも目を丸くしたといいます。鳩山町民なら10人中9人が、いや10人が、「いやいやいや、あり得ないでしょ」というような奇跡が起きたのです。

その後も、ハトクラ委員会と出店者である作家さんとが「この鳩山町の、比企郡の、地域の可能性に挑戦したい」を合言葉に、一から大事に育ててきたイベントです。

また、はとやまクラフトフェアが貫いてきた、「主役は出店者さん、地域の作家さんを応援したい」という姿勢。作家さんの間でも「出たいイベント」のひとつといわれ、毎回出店数の枠を超えた応募があるといいます。厳正な審査を経た個性豊かな作家さんたちの作品、今から楽しみです!

運営に携わるハトクラ委員会の担当者さんは、「はとやまクラフトフェアは、地域の「作り手」と「使い手」のコミュニケーションの場。人の輪・ものづくりの輪を広げ、作家達の想いを応援し、育んでいける地域文化の定着を目的としています。足を運んでいただいた方が「ゆとりある生活スタイル」の新たな発見と重要性を感じてもらうきっかけになれば」と意気込みます。

鳩山町内にお住まいでも実は行ったことがないという方はぜひ今年、足を運んでみてはいかがでしょうか?1・2日目とで出店者さんが入れ替えになる予定だそうなので2日間楽しめますよ。

★出店者としてのエントリーも間に合います★ 
※出店者エントリーは終了しました。ありがとうございました

エントリー締切は10月4日。審査を経て、10月後半に出店可否連絡。
今年の出店は各日約30店、飲食各日約10店(飲食店は一般公募なし)を予定。
「ものづくりを通してイベントを盛り上げたい!地元を盛り上げたい!という純粋な思いのある方のエントリーをお待ちしています」(ハトクラ委員会より)

詳細は公式ホームページをよくご確認ください。

【はとやまクラフトフェア】
主催 : 鳩山町商工会 tel.049-296-0591 
運営 : ハトクラ委員会 tel.049-296-5882(株)アート・プラネット・ファクトリー内 hatocra@gmail.com
後援 : 鳩山町、鳩山町教育委員会、埼玉県川越比企地域振興センター

公式インスタグラム

ライター(鳩山町・東松山市)

埼玉県鳩山町で生まれ育ち、東松山市で青春時代を過ごした生粋の埼玉県人。「ぶっついた」が方言だと最近まで知らなかった37歳です。埼玉県人にも県外にお住まいの方にも、埼玉県の魅力を伝えたいと思いライターのお仕事を始めました。「意外に埼玉もいいところじゃん!」とみなさんが改めて埼玉愛に気付いてしまうような記事を書けたらいいなと思っています。

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