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2月25日はヱビスの日で樽生ヱビスが終日半額に!

富江弘幸ライター・編集者

2月25日は「ヱビスの日」。これは、1890(明治23)年2月25日にヱビスビールが発売されたことにちなんだもので、日本記念日協会にも認定されている。

2023年はヱビスビール生誕133周年。これを記念して、「春一番YEBISU祭り」が2月25日まで開催されており、最終日の2月25日には「銀座ライオン」「銀座ライオンLEO」「YEBISU BAR」で樽生ヱビスビール各種が終日全品半額で提供される。

ヱビスビールは、麦芽100%、ヱビス酵母、バイエルン産アロマホップ、長期熟成といった点が特徴。コンビニやスーパーで買えるので、飲んだことがある人も多いと思うが、しっかりした麦芽の旨味が感じられて、「まさに麦のお酒を飲んでいるッ!」と感じられるビールだと思う。

ただ、ヱビスビールに限らないがお店で飲むヱビスビールはまた感じ方が違うので、この機会にぜひお店でヱビスビールを飲んでもらいたい。できれば、サッポロビール系列の店である「銀座ライオン」で飲んでほしい。2月25日は半額なのでぜひ「銀座ライオン」で。

さて、「銀座ライオン」の何がいいかというと、サッポロビールの店なのでヱビスビールをはじめサッポロビールのビールがおいしく飲めるということもあるのだが、雰囲気と料理がいいのだ。

日本のビールはもともとドイツに学んだところが多く、それを意識してか、店もドイツの雰囲気を出そうとしている(もちろん完全にドイツではないが)。少し前に訪れていいなと思ったのは、ドイツの酒場で流れていそうな音楽。

みんなでワイワイ飲んでいたら気づかないかもしれないが、一人で特にあてもなく飲んでいると意外とこの音楽がいい感じなのだ。うるさくもなく静かでもなく。普通にビールと料理を楽しむもよし、ビールを飲みながら読書でもするのもよし。

個人的には、実はナポリタンとヱビスビールを楽しむのが好きだったりする。

ビールと炭水化物を一緒に味わうのはおかしいと言われることもあるが、自分はこの組み合わせが大好きなのだ。パスタって意外とビールのつまみになるもので、チビチビ食べて飲んでが最高に楽しい。ソーセージやタマネギ、パプリカなど、小さいながらもこれもまたつまみとして成立していたりする。

そしてもちろん、このしっかりとしたナポリタンの味わいに負けないヱビスビールの麦の旨味がとてもおいしい。誰がなんと言おうと、自分はこの組み合わせが大好きなのだ。

2月25日、ヱビスの日。

「銀座ライオン」「銀座ライオンLEO」「YEBISU BAR」で、ぜひ樽のヱビスビールを味わってもらいたい。半額で。

お店に行けない人は、ヱビス ニューオリジンなんていう限定ビールが出ているので、コンビニやスーパーで買ってぜひ飲んでほしい。

ライター・編集者

ライター・編集者。1975年東京生まれ。法政大学社会学部社会学科卒業。卒業後は出版社・編集プロダクションでライター・編集者として雑誌・書籍の制作に携わる。その後、中国留学を経て、英字新聞社ジャパンタイムズに勤務。現在はウェブ、紙を問わずさまざまな媒体で記事を執筆している。日本ビアジャーナリスト協会のビアジャーナリストアカデミー講師も務める。著書に『教養としてのビール』(SBクリエイティブ、サイエンス・アイ新書)など。

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