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Bread&Coffee IKEDAYAMA #今日のランチ

富江弘幸ライター・編集者

ちょっとおしゃれなパン屋でパンを食べたくなったので、ランチはBread&Coffee IKEDAYAMAへ。五反田駅から徒歩5分ほど。自家製パンと自家焙煎コーヒーが楽しめるベーカリーカフェです。

店のちょっと手前あたりから漂う焼き立てパンの香り。おしゃれなパン屋にはあまり行ったことがないのですが、このパンの香りには逆らえないですね。このときは小さい子ども連れの女性などが多く、男性はほとんどいない客入りでしたが、パンの香りに引き寄せられて入ってみました。

Bread&Coffee IKEDAYAMAの人気No.1は北海道産小麦「ゆめちから」と北米産優良小麦を使ったパン・ド・ミだそうですが、今回はランチなのでスパイシービーフカレーパン(330円)を注文。スパイシービーフカレーパンは、カレーパンの日本一を決める大会「カレーパングランプリ2021」で、東日本焼きカレーパン部門の最高金賞を受賞したそうです。

これとコーヒーは最高だろうな…と思うんですが、さすがにこれだけでは足りないかなということでソシソン(420円)も注文。大きなバジルソーセージを挟んだ見た目も魅力的な惣菜パンです。

スパイシービーフカレーパンはその名のとおりスパイシー。適度なサイズのやわらかい角切りビーフにスパイスの香りがたまらないですね。ほんのり甘味もありますが、しっかりスパイシーで大人な感じ。パン生地はさっくりしつつもやや固めです。さすが最高金賞受賞してるだけありますね。パン屋でこんなことを言うのもアレですが、白米と一緒でも最高だろうなと思うカレーでした。

ソシソンは見た目に惹かれて買ってしまったのですが、こちらのパンも大当たり。ナイフとフォークをつけてくれたので、ジューシーなバジルソーセージをナイフで切っていただきます(惣菜パンでナイフとフォークを使うのは初めて)。ソーセージはしょっぱすぎず、肉の旨味をしっかり感じられます。パンもおいしいけどこのソーセージはあまりにも魅力的でした。

ちょっと浅煎りのようなコーヒーをゆっくり飲みながら店内を見てみると、なんとなく幸せな気分になってきます。パンもコーヒーもおいしいし、落ち着いた雰囲気だし、ガラス張りの向こうでパンを作っているところも見えるし、と。朝8時からオープンしていて、人気のパン・ド・ミのモーニングセットもあるので、仕事の前に訪れてみるのもよさそうです。

Bread&Coffee IKEDAYAMA | ベーカリー&カフェ

地域とビール https://localandbeer.com/

ライター・編集者

ライター・編集者。1975年東京生まれ。法政大学社会学部社会学科卒業。卒業後は出版社・編集プロダクションでライター・編集者として雑誌・書籍の制作に携わる。その後、中国留学を経て、英字新聞社ジャパンタイムズに勤務。現在はウェブ、紙を問わずさまざまな媒体で記事を執筆している。日本ビアジャーナリスト協会のビアジャーナリストアカデミー講師も務める。著書に『教養としてのビール』(SBクリエイティブ、サイエンス・アイ新書)など。

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