2023年もエイプリルフールがやってきた。Twitter上で企業アカウントがここぞとばかりに盛大な嘘をつくエイプリルフール。

いつからなのかはわからないが、だいぶ定着してきた感じがある。今でこそ多くの企業がネタとしてエイプリルフールに嘘をついているので理解されやすいと思うが、以前はかなりの苦労があったのではないかと想像される。上司に「Twitterでエイプリルフールのネタツイート？なんで？」とか言われて、それでも説得して企画を考えて、なんとか決裁とって、予約投稿して…という流れがあったのだろうなあ、と。

今回は、2023年4月1日12時の時点で確認できた、飲食系企業アカウントの27ツイートを紹介する。

コラボレーション系ツイート

エイプリルフールツイートで最も頑張っている感じがするのが、コラボレーション系ツイート。一社だけでなく複数社で企画を決めて決裁をとらないといけないというハードルの高さが垣間見える。

が、それを難なくやっている感じがするのがこの吉野家と松屋の2社。同じ時間にツイートしていて、お互いのリプもほっこりする。

白い恋人はノーザンホースパークとコラボ。エイプリルフールと見せかけてちゃんと販売するヤツなので嘘ではない？

ホンダと明治のコラボもなかなか。「Honda×明治 夢のコラボ スーパーカップなスーパーカブ 本日登場！」とのこと。

新商品系ツイート

新商品を発売しました！というのは、結構メジャーなパターンかもしれない。

ホンダとコラボした明治は、自社単独でもネタツイート。頑張ってる。

ココイチは、140字以上のツイートもできるようになったことを利用して、めちゃくちゃ長い商品名のカレーが新発売というツイート。

そしてフタバ食品のサクレではサイコロステーキ入りのサクレが新発売。

紀文はなんでも射込める【のび〜るちくわ】を4月1日限定で新発売。

伸びる系でいうと、サッポロポテトは、猫ちゃんもびっくり！サッポロポテト超（スーパー）LONG。宇宙まで届く長さ。

宇宙つながり？でサブウェイの「宇宙人専用サンド」も。

雪印メグミルクの６Ｐチーズは、飲む「６Ｐチーズ」を発売するとのこと。

そして、グリコのプッチンプリンからは、カラメルとプリンの比率が逆になった「ンチップンリプ」 が新発売。なんて読むんだ。

パインアメストローなんていう商品も。これはお酒を出す店では意外と使えるのでは。

これは発売してほしくなかった「つらターン」。

カルビーのじゃがりこは液体に。ポテトスープとしてならアリ？

ロッテのガーナチョコレートからは「お鼻の恋人」シリーズの発売が決定。

ヨックモックは化粧品。「シガール」がリップクリームに。

キッコーマンからは、「わが家は焼肉屋さん」シリーズに続いて「お隣は焼鳥屋さん」シリーズ。これは普通にあってもいいのでは…。

サンクトガーレンは、伝説のストライカー、オ・ウンゴル選手とのスポンサー契約を締結した記念ビールとして「オ・ウンゴルIPA」を2023年4月1日限定で販売。でも本当に発売しちゃうヤツ。

新サービス系ツイート

こんなサービスができましたというツイートもちらほら。

ケンタッキーフライドチキンでは、24時間できたてのおいしさを楽しめるKFC公式自動販売機カーネルベンダースを導入。リプライもおもしろい。

サービスというのかどうかはわからないが、広島では蛇口からオタフクソースという事例。

蛇口系としてはカルピスも。カルピスが蛇口から出る公園なんて大人気になるのでは。オタフクソースもリプライしていたり。

その他のツイート

いままではこうだったんだけど、これからはこうなります！とか、こんなん見つけました！といった感じのネタツイートがこちら。

スシローはロゴを変えてイメージチェンジ…？

変化系というか新発見系？「天然の東京ばな奈」が発見。

発見ということでいうと、鳥貴族の壁画が発掘されたとか。

ということで、今年も楽しませてもらった企業アカウントのエイプリルフールネタ。企業の中の人たちの苦労がしのばれる作品ばかり。今から来年が楽しみ。