国内外約150ブランド、2500種類のショコラが登場する、日本最大級のショコラの祭典「アムール・デュ・ショコラ」。　"胸躍るショコラパーク"をコンセプトにしており、ここだけでしか買えないショコラが目白押しです。

今回はその中で、特に気になったブランド「SNOWS（スノー）」をご紹介します。

「SNOWS（スノー）」とは、札幌の製菓メーカー"きのとや"が手がける、冬季限定のブランド。2019年から商品開発がスタートし、初めて販売された2021年にはオンラインストアで看板商品・スノーサンドが30分で即完売するという盛況ぶりでした。

そんな「SNOWS」が、今回ようやく名古屋の『アムール・デュ・ショコラ』に登場したのだから、購入せずに入られません。まず目を引くのは、綺麗な水色のパッケージです。

"山の版画家"と呼ばれた大谷一良さんの作品を起用しています。休日には雪山登山を趣味にしている筆者にとって、白銀の峰と青空の構図がたまらなく好きでなりません。

そして北海道の自然の雄大さを感じさせる、シンプルながらダイナミックな描写となっています。今回は、「スノーサンド」と「森ノ木（緑）」の二つを購入しました。

まずは「スノーサンド」。ランクドシャに黒と白の生チョコレートが挟まれています。一見とてもシンプルなのですが、一口食べると驚くはず！

ランクドシャはカリッと軽快な噛み心地で、その中に包む滑らかなチョコレートと口の中で一体になっていきます。白はバターのような濃厚さと、黒は余韻に香るビターな味わい。

なんと、きのとやは日高で自社牧場を所有しており、そこで採れた新鮮な牛乳をチョコレートに使用しているのです。素材本来の素直な味わいを、可愛らしい一つのお菓子で見事に表現しています。

次は、木をかたどった、オシャレな見た目が特徴な「森ノ木（緑）」。今回ラインナップに加わった、ピスタチオ風味のバターミルクチョコレートは、全国の中で"ジェイアール名古屋タカシマヤ限定販売"になります。

北海道は四季折々美しいですが、やはり個人的に一番好きなのが、夏の緑の時期。白樺の木々を思わせ、夏の旅の情緒が感じさせるパッケージに思わずうっとりしました。

なかなか落ち着いて旅行に行けない中でも、かつての楽しかった記憶を思いを馳せる時間は、何だか幸せになれますね。これも「SNOWS」を購入する付加価値だと思います！

こちらは、濃厚なチョコレートに、ピスタチオのザクザク食感と、香ばしい塩味を感じられるような味わい。系統としては、塩キャラメルの美味しさに近いかもしれません。

チョコの中にある、バターたっぷりのパイ生地も芳醇な味わいの仕掛けになっており、一口が驚きと楽しさに満ちています。

ということで、期待以上のクオリティで最高のひとときをもたらしてくれた「SNOWS」。アムール・デュ・ショコラは2/14までなので、ぜひ一度ご購入してみてください。

※10時～14時の入店には、開店時に配布されるSNOWS専用の入場整理券が必要です。14時30分からも一般入場が始まります。