神戸市西区の豊かな田園風景が広がる場所にある古民家一軒家カフェ「RAWZEN FARMS CAFE（ローゼンファームズカフェ）」。神戸前開の農家さん野菜や旬野菜を使った、目にも鮮やかで、ひと手間もふた手間もかけられた「薬膳ランチ」をいただきに行ってきました。

緑豊かな田園風景が広がる西区の古民家カフェ

神戸市西区伊川谷町前開にあるこのカフェは、築120年の古民家をリノベーションしています。建物は内観も外観も雰囲気抜群でおしゃれ。古きよきものを残しながら、今風に仕上げていて、女子の支持率が圧倒的なのにも納得できます。

店名の「RAWZEN FARMS CAFE」の由来は、「RAW」が「生」「ありのまま」、「ZEN」が　お店のある神戸市西区前開の「前（ぜん）」を表しています。
つまり、ありのままの地元・前開を伝えたいという想いが込められているのです。
せっかくなら「何か意味のあるお店」にしたいと、料理長が「国際中医薬膳師」の資格を取得したタイミングで2020年にオープンしました。

せっかくなら買い物もしたい

土間の部分を利用して、地元の旬の野菜や果物、地元産品を使ったマフィンなどのスイーツを販売しています。
ランチに使っている丹波焼の器も販売しています。

食事料金は前払いになっていて、入店して着席する前に、土間で販売している野菜や雑貨などと一緒に支払うシステムです。

彩り豊かな薬膳ランチ

お水はセルフサービスで3種類用意されています。この日は柑橘系２種とセロリでした。
ランチをいただく前に、ビタミンウォーターを飲んで気分もすっきり。

待つこと10分ほどで、ランチプレートが運ばれました。

「うわ～～～、キレイ」と歓声が上がるワンプレートです。
丹波焼のプレートにフリルレタスがしきつめられ、ビタミンカラーの野菜を使った一品が並びます。

きれいなだけじゃなくて、味もおいしい。和え物、焼き物、煮物など、調理方法も多彩で飽きることがありません。

プレートは丹波焼、お茶碗は沖縄のやちむんを使っていますが、種類も多いので、どんなプレートやお茶碗に盛られるかも楽しみの一つです。

食べ始めて5分ほど経ったころ、スタッフの方が料理の説明に席を回ってくれます。

毎回臓器をテーマにしていて、この日は「秋の薬膳」ということで「肺」がテーマ。
肺を潤す食材を使ったメニューが並んでいます。

「紫キャベツの柿のラぺ（右下）」の中の「柿」や、「大根の焼きもちトロロあん山椒風味（真ん中）」の「山芋」など、肺を潤す食材だそうです。

「しいたけの豆乳味噌ヴィーガングラタン風（左下）」は、しいたけに豆乳と前開の米粉、白みそを使ったソースを入れてグラタン風に焼き上げた一品です。

「自宅でもまねできるように」とメニューの説明をしてくれたり、料理の作り方を教えてくれたり、丁寧な店づくりの姿勢がうかがえます。
これも店の大きな魅力ですよね。

全部をまねるのは無理としても、どこか一つでも我が家の食卓に取り入れたいと思わせます。

こちらメニューです。

ベジタブルデリプレートランチのほかには、ベジタブルスパイシーカレーもあって、こちらも心惹かれますよね。
QRコードから店の公式Instagramのページへと飛び、当日のメニュー内容が掲載されていて、こちらも気が利いています。

スイーツもおいしい

食事が終わってから絶妙のタイミングで、スイーツとドリンクが運ばれてきました。

地元・前開の米粉を使ったケーキと、イチジクを使ったパンナコッタです。もちろん、丁寧な説明付きなので、なんだか安心していただけます。

こちらも甘み控えめで優しい味。クオリティーの高さがうかがえます。

予約をしてわざわざ行きたい名店

予約必須の名店ですが、予約をしてわざわざ行っても甲斐のあるお店です。
ココロもカラダも喜ぶこと間違いなし！
明日からの生活の活力になります。ぜひご予約を。

予約方法などは、公式Instagramでご確認ください。