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【赤穂市】毎週土曜坂越で出店!「八百八」の新鮮野菜をぜひ!

歌見フリーライター、御朱印ガール、仏像女子(赤穂市・相生市)

毎週土曜日、赤穂市坂越のふるさと海岸駐車場の一角で出店する八百屋さん「八百八(やおはち)」をご存知ですか。関西福祉大学の学生が、赤穂市の生産者さんが作る野菜を販売するマルシェです。どんなお店なのかな。取材をしてきました。

坂越三叉路近くのふるさと海岸の一角でマルシェを

新鮮な野菜がおしゃれに陳列されています
新鮮な野菜がおしゃれに陳列されています

「八百八」は、2022年の11月からスタートした「生産者&学生マルシェ」。
赤穂市内の生産者が作った野菜を関西福祉大学の学生が販売する取り組みです。

きっかけは、関西福祉大学教育学部の金子美里先生が、坂越の連合自治会の方と喋る機会がありこんな話になったことから。
坂越にはお土産屋さんがあまりなく、観光客の方にお土産になるようなものを学生が売ったらどうか→何を売ったらいいか→地元の農家さんが作っている新鮮な野菜を売ったらどうか→学生たちが町に出て、農家さんのお手伝いをして、観光客に買って、生産者さんにも観光客にも喜んでもらえたら、学生たちのやりがいにもつながる。

当初、金子ゼミのゼミ生のなかから、毎週1~2人が金子先生と一緒に、坂越に来て野菜を販売し始めました。

冬は、多種類を手広く生産している鎌倉さんと河部さんの生産物を主に販売していました。
取材日は、大根、ネギ、ブロッコリーなど13種類の冬野菜を販売していました。

駐車場に車を停めた観光客の方が「安いわ~~~」と言って安くて新鮮な野菜を競うように買っていました。
たくさん買って持ちきれないので「帰りに寄るから置いといて~」といわれることもあるそうです。

かわいい手作り雑貨も連れて帰ってね

雑貨コーナーもあります。
雑貨は「sakoship(サコシップ)」のブランド名で、「坂越でみんなと仲良くできたら」をコンセプトに、手作りしています。
キャンプに持っていけるようなものが多く、アウトドアっぽい雰囲気のもの、金網を使用した雑貨、お家カフェに使えそうな雑貨なども並びます。

坂越の海岸で拾った小石に、坂越名産の牡蠣や牡蠣料理、生島の風景、海辺のキャンプなど坂越をイメージするものをペイントしています。

こちらの流木も坂越の海岸で拾ったものです。

学生さん手作りのアクセサリーやミサンガもあります。

ワインのコルクを使ったマグネットもかわいい。

「坂越がアウトドアに力を入れているので、それを意識して作ったものばかり。アウトドア好きの方、興味がある方に買っていただけるとうれしいですね」と金子先生。

お客さんとの交流も楽しい

「ビーズのブレスレットやミサンガを作って並べています。”かわい~~”と反応してくれたらうれしいし、お客さんとお話したら温かい気持ちになれました」と当時4回生の田口りひなさん。
また、二方(ふたかた)章太さんは「朝から坂越の生産者さんが野菜を持ってきてくれました。地元の方も買いに来てくれるので、お話するのが楽しいです。今日は大阪からの観光客の方とも話しました。ここにいるだけでふれあいできるのがいいなあ」と話してくれました。

「赤穂市の活性化事業の一環としてやっています。もっと多くの生産者さんに喜んでいただきたい。自分の家で食べるには持て余すけど、市場に出荷するほどでもないという生産者さんの野菜を売ることができたらいいですね」と金子先生。

八百八は、少しずつ地域になじんでいっています。

八百八
営業時間:毎週土曜10:30~15:00(雨天中止)
販売場所:坂越ふるさと海岸駐車場(mapはこちら

フリーライター、御朱印ガール、仏像女子(赤穂市・相生市)

フリーダムな仕事人で、居住地・赤穂から、兵庫県を中心とした関西一円を飛び回っています。旅行が好き、旅先でおいしいものを食べるのが楽しみな食いしん坊です。手がけた「乙女の御朱印めぐり旅」シリーズ(共著)で紹介しきれない神社仏閣の魅力、女子目線でのグルメやショップ情報、イベント情報なども、赤穂・相生発でお届けできたら幸せです。

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