赤穂市山手町にあるセレクトショップ「AGASA」をご存知ですか。キレイなもの、女子が好きなものがいっぱい詰まったお店です。どんなお店なのかな。少し詳しくご紹介します。

駅北さくら通り沿いにあるお店

「AGASA」は、JR播州赤穂駅の北側、駅北さくら通り沿いのマンション１階にあるお店。
幹線道路沿いなので、「あ～～、場所はわかるけど、入ったことがない」という人も多いかもしれません。かくいう私もその一人でしたが、一度入れば、店主の神田智津子さんの気さくなお人柄や、置いている商品のステキさに惹かれて何度でも行きたくなる店なのです。

オープンは15年ほど前。当時神田さんは東京の会社で働いていましたが、病気のお母さんの介護のために帰郷して、お店を開いたそうです。
「自分が服が好きというよりは、人がきれいになるのを見るのがうれしいんです」と神田さん。

気分が上がる服がいっぱい

置いている商品は、まずは洋服を中心に、シューズ、バッグなどの服飾雑貨です。
洋服は、普段着というよりは、ちょっとお出かけできるキレイ目カジュアルが多く、色目やデザインがありそうでなさそうな感じ。無地、チェック、ストライプ、花柄など柄物と幅広く揃っていて、どれもひねりが利いて、おしゃれです。

人気ブランド「Gouji Gouji」など、6社くらいから仕入れていますが、あまり地域に置いていないようなブランドに特化しています。
「割高感を感じるものは置いていません。自分で作るくらいなら買った方がいいかなという値ごろ感も大切にしています」と。このクオリティでこの値段ならアリという価格帯も大切にしています。

コロナ禍で外出の機会が減り、この業界も苦戦したと思いますが、神田さんは敢えて色目を抑えたものは仕入れず、明るくて気持ちが華やぐものにこだわっていたそう。
「売ることより入荷することに力を入れていました。メーカーも無難なものを作る傾向にありましたが、だから敢えて仕入れたいものがあるときは積極的に仕入れていました。楽しい服を入れたかったです」とも。

写真を見ていただいてもわかるように、気持ちが上がるような、色目だったり、柄だったりが多いのも特徴かもしれませんね。

「私、この服、着こなせるかな」と心配の方もそんな心配無用です。「横からも後ろからも見て、お客さんの見えないところをカバーし、一番似合う服をお見立てしています」と神田さんが似合う服を見立てくれるので大丈夫。「似合わない時は黙っていますから（笑）」。

雑貨類もこだわりのセレクト

雑貨類も充実してますよ。
フランス最古のガラスメーカー「ラ・ロシェール」のガラスの器、「野田琺瑯」のホーロー雑貨、ポーランド食器のほか、ディフューザーといったフレグランス系もあります。

かわいい柄のプレートとボール、カップ＆ソーサもあります。
洋服同様、こんな食器を使えば、気分が上がりそうでしょ。

私が気になったのはこちら、木のカッティングボードとトレイです。
ステキでしょう。
あまり聞いたことがない「オリーブ」の木を使っているそうです。
サイズ感もちょうどいい感じで、プレゼントにしても喜ばれそう。

タオルは、「ナナ」のものがメインです。
ナナは「湘南ナナ」とか「横浜ナナ」でおなじみ横浜の老舗メーカー。1919年創業ですから100年越えの老舗です。独自のデザインと発色の豊かさ、肌触りの良さは、特別配合のコーマ糸から。今治の自社工場で一貫生産して、プレミアムグレードを保っているんです。
そんなナナのタオルはもちろん、バッグやマットなどの商品も置いています。こちらもプレゼントにも最適ですね。

買い物の合間のコーヒータイムも楽しい

店の中央には、ステキなテーブルセットが置かれていて、そこでお茶を飲むこともあります。華やかなカップにおいしいハーブティを淹れていただくと、気分だけでも優雅になります。そこでのおしゃべりも特別感があって、時間を忘れてしまいそうです。

「この服にどんな服を合わせたらいいですか」「インナーはどうしたらいいですか」という質問にも、神田さんならではのセンスで答えてくれるので、お茶を飲みながらそんな会話も楽しめます。

いつもとちょっと違うおしゃれをしたいあなた、「AGASA 」に行ってみてはいかが。