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【赤穂市】桃井ミュージアムのランチメニューが豊富。えびカレーや卵かけごはん、カキ料理もあってうれしい

歌見フリーライター、御朱印ガール、仏像女子(赤穂市・相生市)

「桃井ミュージアム」は、赤穂御崎にある赤穂の文化遺産「雲火焼(うんかやき)」や「赤穂緞通」の展示館です。一段高いところから瀬戸内海の多島美が臨めるのが魅力で、さまざまなしかけのある水琴窟ガーデンも楽しめます。そんな桃井ミュージアムでは、昨年夏からランチメニューが増えました。このシーズンならではのカキ料理もあって、何を食べようか迷ってしまいそうです。

家島高校の生徒が開発した「えびカレー」

「えびカレー」1,200円
「えびカレー」1,200円

まず紹介したいのがこちら。
「釜炊きごはんのえびカレー」です。
釜の上にカレールーをセットして炊飯と同時に加熱しています。こちら注文を受けてから、一つひとつ炊き上げています。
な~~んとこのカレー、レトルトなんですよ。
どんな味なのかな?早速いただいてみましょう。

ひとくち、口に運ぶとエビの風味が半端なし。
おいし~~~!
レトルトって高級カレーでもレトルトっぽさが残っているけれど、このカレー、不思議とレトルトとは思えない風味の豊かさです。エビの旨みがたっぷり入っています。エビの形は残ってないけど、野菜は形が残っていますよ。

このレトルトカレー「家島えびカレー」といって家島高校の生徒が中心となって開発した商品。
全国有数のエビの漁獲高を誇る家島では、カレーにエビを入れることが多く、「えびカレー」はいわば家島のご当地グルメ。支配人の長棟さんが数年前、家島視察に行ったときに買って帰った商品で、おいしかったのを覚えていて、メニュー入りしたというわけ。
家島高校の担当教諭と直接話をして、仕入れることができるようになったそうです。「目の前の島の、しかも高校生が使ったカレーって、いいでしょう。家島に行ったとき、地元の漁師さんがトロ箱に小エビを並べて売ってたんですよ。そのエビが入ってるならいいなと思って」と長棟さん。

「えびカレー」は、ややスパイシーな「レギュラー」とちょっぴり甘口の「マイルド」があって、選べるのもうれしいですね。

カレーには、ゆで卵と福神漬が付いています。
違いが分かりやすい「差塩」と「真塩」の食べ比べも楽しめます。

赤穂市内の専門店の卵で「たまごかけごはん」

「たまごかけごはん」1,100円
「たまごかけごはん」1,100円

もう一つの新メニューが「釜炊きのたまごかけごはん」です。
濃厚な「夢王」と深い旨味とコクの「ヘリオス」を食べ比べします。

まずは「夢王」から
まずは「夢王」から

赤穂市尾崎にある卵専門店「兵庫の里」の店主・大村さんが、「夢王」や「ヘリオス」の飼料を作っていること、また縁あって扱うことになった、たまごかけごはんに最適な、たつの・八木醤油の「かつお醤油」のおいしさを実感してほしいとメニュー入りしたわけです。

「うんかの恵味(めぐみ)」は釜炊き用ごはん専用の大きさで作った雲火焼
「うんかの恵味(めぐみ)」は釜炊き用ごはん専用の大きさで作った雲火焼

カレー、たまごかけごはん、どちらの釜にも、遠赤効果でごはんがふっくら仕上がる「うんかの恵味」を入れて炊いています。釜炊きだからか「うんかの恵味」を入れてるからか、はたまた両方の効果か、ごはんもとってもおいしいんです。

ごはんと卵と醤油がおいしかったら、卵かけごはんが絶品になるのは間違いないよね。卵好きとしては大満足です。

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「家島えびカレー」(2種類)、「かつお醤油」、「差塩」「真塩」、「差塩&真塩セット」は、施設内で販売しているので、食べておいしかったら、買って帰ることもできます。

雲火焼「うんかの恵味」1,100円
雲火焼「うんかの恵味」1,100円

こちらがオリジナルの「うんかの恵味」です。
「ごはんがおいしかったから」とおみやげに買って帰る人も多いそうです。

カキ料理も人気

「牡蠣の釜飯(スープ・漬物付)」 1,800円
「牡蠣の釜飯(スープ・漬物付)」 1,800円

カキ料理もありますよ。

こちら、カキと季節の野菜をふんだんに使った釜飯です。注文を受けてから一つひとつ炊き上げるので、熱々の炊き立てを食べることができるのがうれしいですね。分量的にも茶碗に2杯分ほどあるのでしっかり楽しめます。

「牡蠣の酒蒸し」 1,500円
「牡蠣の酒蒸し」 1,500円

バケツのなかにカキと酒を入れて、固形燃料で熱し、約15~20分かけて蒸し上げる酒蒸し。バケツごと持って瀬戸内海の眺望を楽しみながら好きな席でいただくのがおすすめです。カキの旨みがたっぷり感じられる煮汁は、釜飯にかけて食べるのもおいしいので、「牡蠣の釜飯」と一緒にオーダーしましょう。
お二人で来て、1つずつ頼んだらカキを満喫できること間違いなしです。


カキ料理を食べたら、カキが当たるキャンペーンに応募するのもお忘れなく。

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赤穂御崎を盛り上げるキーパーソンの一人

支配人の長棟光亮さんです。アイデア抜群で、施設内のさまざまなしかけやメニューを展開する、赤穂御崎観光人気の立役者の一人。
「きらきら坂が人気で、せっかく来たのに、ランチが食べられなかったというランチ難民のために、何か喜んでもらえないかな~と考えました」。

また、桃井ミュージアムでは、赤穂御崎の名物「さくらぐみ」のピッツァや坂越「坂利太」のお菓子などを、持ち込んで食べることができます。なんと太っ腹なんでしょう。赤穂愛・御崎愛を感じます。なお、その時にはドリンクを注文してくださいね。

桃井ミュージアム
住所:兵庫県赤穂市御崎634
電話番号:0791-56-9933
営業時間:9:00~16:00
休館日:火曜(祝日の場合は翌日)
入館料:館内で使える500円の金券を購入
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フリーライター、御朱印ガール、仏像女子(赤穂市・相生市)

フリーダムな仕事人で、居住地・赤穂から、兵庫県を中心とした関西一円を飛び回っています。旅行が好き、旅先でおいしいものを食べるのが楽しみな食いしん坊です。手がけた「乙女の御朱印めぐり旅」シリーズ(共著)で紹介しきれない神社仏閣の魅力、女子目線でのグルメやショップ情報、イベント情報なども、赤穂・相生発でお届けできたら幸せです。

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