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【英会話】単語を1つずつぶつ切りに読まない!ネイティブっぽく聞こえるリンキングの基本ルール!

番場直之英会話フォービー代表/TOEIC満点講師

皆さんこんにちは。ForB(フォービー) Englishの番場です。本日は単語と単語をくっつけて読むリンキング(Word Linking)のご説明をします。

英語を声に出して読むことは、英語をマスターする上で非常に重要ですが、書いてある単語を1つずつぶつ切りに読んでも、ネイティブスピーカーのように自然には聞こえません。英語を滑らかに読むための1つの方法が、単語と単語をくっつけて読むリンキングです。

まずは、下記文章を自分で読んでみてください。

もし、「アイ ハヴ ア ロット オヴ アップルズ」のように読むと滑らかではありません。

ここで、リンキングの基本ルールを見ていきましょう。

単語と単語がくっつけて読まれるのは、1つ目の単語が子音(b, c, d, ...)で終わり、2つ目の単語が母音(a, e, i, o, u)で始まるときです。

このルールを上記英文に当てはめて考えてみると、「have」と「a」、「lot」と「of」、「of」と「apples」の部分が、子音で終わり、母音で始まっている箇所です。つまり、下記のようにこの部分をくっつけて読むと、より滑らかに英文を読むことができます。

カタカナのイメージは「アイ ハヴァ ロトォヴァップルズ」ですが、正確ではないので、実際のネイティブ発音はページ下部の動画をご覧ください。

それでは、別の例も見てみましょう。次の2つの文はどこがリンクされますか?

下記のように、1つ目の文では「some」と「eggs」、2つ目の文では「Can」と「I」、「eat」と「it」がリンクされて読まれます。

カタカナのイメージは「アイル テイク サムェッグス」、「キャナイ イーティットゥ」ですが、正確ではないので、実際のネイティブ発音はページ下部の動画をご覧ください。

それでは、最後に下記文はどうでしょうか?

この文では「Can」と「I」、「some」と「eggs」と「and」と「apples」がくっつけて読まれますね。

カタカナのイメージは「キャナイ イートゥ サムェッグスァンドゥァップルズ」ですが、正確ではないので、実際のネイティブ発音はページ下部の動画をご覧ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?英文を読むときに、子音で終わり、母音で始まっている箇所があれば、リンクさせて読んでみてください!

同じ内容をネイティブ講師がYouTubeで解説しています。上記英文の発音の確認、リスニング、音読の練習として是非ご活用ください!

リンキング関連動画

英会話フォービー代表/TOEIC満点講師

英会話フォービー代表。明治大学理工学部卒業。システムエンジニアを経て、外資系コンサルティング会社勤務。一橋大学大学院にてMBAを取得し起業。TOEICは1999年から毎年受験し、受験回数は100回超。初受験の500点台から990点(満点)までスコアを上げる。現在、大学、企業、英会話スクールにて幅広い層の学習者を指導。また、語学教材の執筆、英語学習者向けYouTubeチャンネル「ForBenglish」(登録者数13万人)の運営を行う。

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