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【英会話】「agree with」と「agree to」違いは何?

番場直之英会話フォービー代表/TOEIC満点講師

皆さんこんにちは。英会話フォービーの番場です。本日は「agree with」と「agree to」の違いを、例文を使いながらご説明します。

どちらかが「人」と「人以外」に使えて、どちらかが「人以外」だけに使える、と覚えている方もいるかもしれませんが、実際にはどんな違いがあるでしょうか。まず「agree with」から見ていきましょう。

1. agree with

1.1. agree with + 人

(人と同じ考えである、人に賛成である)

A: I want to go to the beach this weekend.
(今週末はビーチに行きたい。)
B: I agree with you. The weather forecast looks perfect.
(君と同じ考えだよ。天気予報もバッチリだし。)
※weather:天気、forecast:予報、見通し

今週末ビーチに行きたいと思っているAさんに対して、Bさんが「I agree with you.」と言い、Aさんと自分が同じ考えであることを伝えています。「with」の後には「you」という「人」を表す代名詞が来ていますね。

1.2. agree with + 意見、考え、視点 等

(意見、考え、視点等が同じである、意見、考え、視点等に賛成である)

A: Catherine said we should hire additional workers.
(キャサリンが追加の労働者を雇うべきだと言っていたよ。)
B: I agree with her opinion. We work overtime almost every day.
(彼女の意見に賛成だよ。私たちはほとんど毎日残業しているからね。)
※additional:追加の、work overtime:残業する
関連動画:「work」と「walk」の発音の違い

追加の労働者を雇うべきだというキャサリンの意見に対して、Bさんが「I agree with her opinion.」と言い、自分がキャサリンと意見が同じであることを伝えています。「with」の後には「opinion(意見)」が来ていますね。それ以外には下記のように、「idea(考え、アイデア)、view(考え、物の見方)、decision(決定)」なども、「with」と一緒によく使われます。

・She doesn't agree with the idea of working on weekends.
(彼女は週末に働くという考えに賛成していない。)
・We agree with his views on environmental conservation.
(私たちは環境保護に関する彼の考えに賛成だ。)
※environmental:環境の、conservation:保護、保存
・I agree with their final decision.
(私は彼らの最終決定に賛成だ。)

それでは次に「agree to」を見ていきましょう。

2. agree to

2.1. agree to + 提案、依頼、条件 等

(提案、依頼、条件等に同意する、提案、依頼、条件等を受け入れる)

A: Have you read the e-mail from Mr. Green about the next project?
(次のプロジェクトについてのグリーンさんからのEメールは読んだ?)
B: Yes, but I can't agree to his proposal.
(うん、でも彼の提案を受け入れることはできないよ。)

グリーンさんからのEメールを読んだBさんが、「I can't agree to his proposal.」と言い、グリーンさんの提案に同意できないことを伝えています。「to」の後ろには「proposal(提案)」が来ていますね。それ以外には下記のように、「suggestion(提案)、request(依頼、要求)、terms and conditions(取引条件、利用規約)」なども、「to」と一緒によく使われます。

・She agreed to my suggestion of trying the new restaurant for dinner.
(彼女は夕食に新しいレストランに行ってみるという私の提案に同意した。)
・Jennifer agreed to Mike's request for help with his task.
(ジェニファーはマイクの仕事への協力依頼を受け入れた。)
※task:仕事、任務
・We agreed to the terms and conditions of the contract.
(私たちは契約条件に同意した。)
※contract:契約

2.2. agree to do

(~することに同意する、~することを受け入れる)

A: Can you attend the meeting on behalf of me?
(私の代わりに会議に出席してもらえる?)
B: OK. I agree to do that for you.
(わかった。君のためにそれを引き受けるよ。)
※on behalf of:~の代わりに、~を代表して

Aさんから、自分の代わりに会議に出席してもらえるか聞かれたBさんが、「I agree to do that for you.」と言い、Aさんからの依頼を受け入れることを伝えています。「to」の後ろには動詞の原形の「do」が来ていますね。この「do」は前に出てきた「attend」の繰り返しを避けるために使われています。

「agree to do」を使った表現として、「I agree to disagree.(意見が違うことに同意する。)」というものもあります。この表現は、相手の人と意見がどうしても合わないときによく使われます。

まとめ

・agree with + 人
⇒人と同じ考えである、人に賛成である
・agree with + 意見、考え、視点 等
⇒意見、考え、視点等が同じである、意見、考え、視点等に賛成である
・agree to + 提案、依頼、条件 等
⇒提案、依頼、条件等に同意する、提案、依頼、条件等を受け入れる
・agree to do
⇒~することに同意する、~することを受け入れる

いかがでしたでしょうか?「agree with」、「agree to」の後ろには両方とも「人以外」を表す名詞が来ますが、「agree with」は後ろにくる名詞と「同じ考えを持っている」ときに使われ、「agree to」は提案や依頼されたことなどを「受け入れる」ときに使われるんですね。この記事が皆さまの英語学習のお役に立てばうれしいです!

英会話フォービー代表/TOEIC満点講師

英会話フォービー代表。明治大学理工学部卒業。システムエンジニアを経て、外資系コンサルティング会社勤務。一橋大学大学院にてMBAを取得し起業。TOEICは1999年から毎年受験し、受験回数は100回超。初受験の500点台から990点(満点)までスコアを上げる。現在、大学、企業、英会話スクールにて幅広い層の学習者を指導。また、語学教材の執筆、英語学習者向けYouTubeチャンネル「ForBenglish」(登録者数13万人)の運営を行う。

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