【富山市】今までありがとう!人気店『もちもなか源七』がSOGAWA BASEから退店。今後の展開は?
SOGAWA BASE(そうがわベース)内に店舗を構える『もちもなか源七(げんしち)』。
富山の郷土料理である「芋かいもち」を使用した、ふわもち食感の大福を取り扱っています。芋かいもちとは、長芋と餅米を一緒に炊き込んだものを指します。
もちもなか源七の看板商品は「もちもなか」です。まる・さんかく・しかくの形がかわいいもなかに、あんこで包んだ芋かもちを挟んだもので、お餅×もなかのスタイルが気軽に食べやすい定番人気の商品。
また、季節が変わるごとに新しく発売されるクリエイティブなアイデアの大福には、店主の窪田さんのセンスが光ります。毎回どんな大福が発売されるか楽しみにしているというファンも多いのではないでしょうか。
『もちもなか源七』がSOGAWA BASEから退店
そんなもちもなか源七が、OGAWA BASEから退店するとのこと。今日が【最終営業日】となります。
OGAWA BASEのフリースペースで、もちもなか源七のもちもなかと大福をいただける最後の機会ということで、先週行ってきました。
この時期販売されているのは「みたらしあん大福」です。
甘じょっぱくも比較的さっぱりしたみたらしが乗った、あんこ入りのふわもち大福。一口食べると、口内・脳内ともに癒されていくのがわかります。
やはり芋かいもちのふわふわで軽い食感と、噛み切れるのにモチモチな食感との絶妙な食べ心地が好きだなと感じました。
「あんバター」のもちもなかは、パリッと食感のうすい最中と餡子とが出会ったあと、すこし遅れてバターの塩味が追ってくる最高のバランス。
みたらしあん大福よあんバターの元もなか、どちらも目をつむって味わいたくなる美味しさでした。
『もちもなか源七』の今後
約3年間にわたったSOGAWA BASEでの営業を終えるもちもなか源七。総曲輪商店街からは一旦姿を消しますが、8月以降は“フリーのお餅屋さん”として県内外で出店を行うそうです。
また、現在もちもなか源七の商品を収めている富山市寺島の『黒崎屋』にも変わらず大福などを卸していくとのことでした。
もちもなか源七のもちもなかや季節のオリジナル大福を今後も楽しめると思うと、ホッとします。イベントなどの出店情報は、公式Instagramからご確認くださいませ。
魚津市にある『源七本店』での販売も
窪田さんのご家族が営む、魚津市六郎丸の『源七本店』でももちもなか源七の一部商品の取り扱いがスタートします。ということで、源七本店にも足を伸ばしてみました!
「ほうじ茶あん」「すりごま」「かぼちゃあん」などをまとった芋かいもちを、作ってすぐ急速冷凍したものが販売されていました。
きれいに包装されていて、開くのが勿体無いくらいです。
数時間常温で保存し、自然解凍してからいただきました。少し冷たい状態でいただくのがおすすめとのことです。
すりごまの芋かいもちを食べたところ、ごまのザラザラとした食感が程よく残っていて、甘味と塩気が心地よい美味しさでした。芋かいもち特有の、ふわふわで噛み切れる食感も健在です。
魚津でこんなに美味しい富山の郷土料理が手に入ることを、恥ずかしながら初めて知りました。
【詳細情報】源七本店
住所:937-0042 富山県魚津市六郎丸4531-1
電話:0120-22-4857
営業時間:7:00~18:00
休日:月に1回ほど
可能な支払い方法:現金、QRコード決済他
まとめ
SOGAWA BASEでの3年間の営業、本当にお疲れ様でした。今後もお餅のニュースタンダードを作って行ってくださることを期待しています!
もちもなか源七の美味しくてオシャレなお餅を求めて、魚津市の源七本店や県内外の販売店、イベントなどに行くのも楽しみです。
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この記事では、取材・インタビューライターの岩井ななが、休日に行きたくなる富山市内のショップやイベントなどをご紹介しています。