【水戸市】水戸納豆、天狗の赤いお面は土産の代名詞!わらに包まれた小粒納豆は創業100年以上の歴史あり
こんにちは〜、かごマルシェです!
今日は、水戸市下市にある、天狗納豆にやってきました!
赤い天狗のお面が目印です!
お隣は、製造工場となっています。
店内のようす
まず、目に飛び込んでくるのは、一番有名な、藁(わら)で包んである納豆。5本束になっているので迫力あり!昔からの定番商品です。
賞味期限は冷蔵庫で、製造日から10日間。
一番人気は、一回り小さい、3本束。少人数のご家族向きです。
比べると、大きさの違いが!
こちらは、国産の豆を使ったシリーズ。「すずまる」が一番人気!
他にも、干し納豆、納豆ふりかけなど、納豆を食べやすくした商品も。干し納豆は塩で調味した納豆を干したもので、そのまま食べても、お茶漬けにしてもよいとか。
今は、お中元シーズン、このような詰め合わせのセットも人気です。一年中、クール便で日本全国へ発送します。
レトロなデザインのエコバッグ、前掛けは、若い男性にも人気!外国の方へのお土産にも良さそうですね。
お店の歴史
水戸は古くから納豆作りがたいへん盛んな土地でした。
明治22年、笹沼清左衛門は、数々の試行錯誤を経て、近代的納豆製造事業の立ち上げを行いました。幕末維新の魁となった「水戸天狗党」より、その偉業に並ぶほどの事業に育てたいと考え、「天狗納豆」として売り出しました。鉄道の開通で「水戸偕楽園の梅」を見にいらっしゃる観光客の方々に「小粒の」納豆が好評を得て、「水戸納豆」の名前が全国に知られるようになりました。
笹沼清左衛門の次男として生まれたのが、天狗納豆の初代、笹沼辰蔵。辰蔵は、明治43年、柳町一丁目であるこの土地(旧根積町)に「天狗納豆」を創業しました。今では100年以上の歴史がある老舗の納豆店になりました。
納豆の作り方
納豆作りの朝は早いです。製造工場では、朝6時に火入れをし、夕方5時まで作業が続きます。
最初に納豆を詰める「藁(わら)つと」と呼ばれる藁の束を殺菌します。次に洗浄し水に浸した大豆を煮て、その大豆に納豆菌を吹きかけ、藁つとに納豆を詰め、穂先を折って結束し、最後に冷蔵室で冷やします。
納豆の豆の種類も様々。
定番商品は、極小粒を使っています。スーパーで売っている納豆の粒と比べると、とても小さいですね!
近年の担い手不足で、藁つとを確保するのも、難しい時代になっていましたが、最近では、藁を生産から搬入まで行う「島営農生産組合」さん、藁から藁つと作る「たけのこ」さんにより、安定して藁つとを供給できるようになったそうです。
納豆料理
納豆は、そのままご飯にかけて食べるだけでなく、アレンジも豊富。納豆オムレツ、納豆スパゲッティ、納豆チャーハン、納豆揚げなど。ラーメンに納豆を載せているお店もあるとか!
家にて
極小粒 わら納豆 一本
定番商品の1本売り。タレとカラシが付いています。因みに5本束はカラシのみです。
開けてみると、、、
このように、藁に包まれた納豆が!
小粒で、粘りがあり、藁の香りがして、食欲をそそります。では、いただきま〜す!
小粒なので、ご飯に絡み、食べやすい!藁が適度に水分を吸収して、パックより豆は少し硬いですが、その分粘りが出ます。パックの納豆より、豆の味が濃くて美味しい!
国産大粒黒豆 ひかりぐろ パック納豆
こちらは、「ひかりぐろ」という国産の大粒黒豆を納豆にしたもの。パック入りを購入しました。
珍しい!わさびが付いています。
かなりの大粒で、驚きました!歯応えがしっかり。わさびが効いていて、お酒のおつまみによさそう。しっかりおかずになります。ご飯にかけず、このまま食べても美味しかったです。
納豆の栄養の豊かさは、広く知られています。一時期は、スーパーから納豆が消えたほど!高タンパクな健康食品なのです。普段から、もっと積極的に摂取していきたいですね。
久しぶりに、藁の納豆を食べて、あらためて美味しさを実感しました。最近は手軽に納豆を買える時代ですが、昔の人は、藁に納豆を入れて、一つずつ手作りをしていたんだな、と思いを馳せました。お土産にもインパクトがあり喜ばれるし、水戸市民としても、もっと普段から藁の納豆を食べていきたいと思いました。
店舗情報
天狗納豆
住所:茨城県水戸市柳町1-13-13
電話番号:029-221-4225
営業時間:8:30〜16:50
定休日:年中無休(但し、1月1日は休業 1月2日は10:00〜16:00)
駐車場:有(店横)
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※ 価格は取材当時のものになります。