～藤沢の農家さんシリーズ第10弾～

今回は、藤沢市打戻の『ヒロシファーム』にお邪魔しました。

藤沢市や寒川町に2.5ヘクタールの畑をもつ『ヒロシファーム』。沖縄出身の宮國 大（みやくに ひろし）さんが代表をつとめます。

約5年前に新規就農をしたと話す宮國さん。会社員時代、農業に精通した方と出会ったことが、この世界に興味を持つきっかけとなったのだとか。

宮國さんが育てている野菜は、大根やカブ、ブロッコリーやカリフラワー、菜の花や小松菜、レタスなど。夏の枝豆は好評で、茅ヶ崎市に本店を構えるアイスクリーム屋さん『プレンティーズ』とのコラボ商品も販売しました。

「うちの野菜の特徴は、とにかく大きいこと！」と言う宮國さん。宮國さんご自身のお名前が「大（ヒロシ）」なのにちなみ、ボリュームある大きな野菜を育てているのだとか。笑

なかでも大根は超ご立派なサイズ。宮國さんが小さく見えます。笑

これだけ大きいと、おでんにお味噌汁、サラダや煮物など、たっぷり使えますよね（1本150円～／時価）。

収穫した野菜は農協から市場へ卸されるほか、藤沢市内の『ヨークフーズ 辻堂太平台店』『ヨークフーズ 藤沢六会店』、茅ヶ崎市の『マックスバリュ エクスプレス茅ヶ崎若松店』などで販売。また不定期開催ですが、宮國さんの自宅前で直売もしています（開催日は『ヒロシファーム』公式 Instagramをチェック）。

取材にうかがった日はちょうど直売をされていて、大きなカブやキャベツ…

カリフラワーにブロッコリー、大根やサツマイモなどが並んでいました。どれも本当にご立派なのにとてもお安い。まさに庶民の味方です。笑

ちなみに、カブとブロッコリーをお土産に購入し実際に食べてみました。どちらも鮮度抜群で食感がよく（パリッとしていました！）、野菜本来の味がはっきりしていてとても美味しかったです。

最後に『ヒロシファーム』の取り組みをもうひとつご紹介。

日本大学生物資源科学部に在学する生徒さんとのコラボ企画、子ども食堂「まんぷく亭」の運営です。

開催は月1回、1食あたり大人300円・子ども100円（場所は宮國さんのご自宅で、申し込み方法はLINEから）。今後の開催日は、今週末の2022年12月17日（土）、2023年1月21日、2月18日、3月18日などを予定。こちらの詳細も『ヒロシファーム』公式 Instagram（外部リンク）をご確認ください。

「地域の人たちと一緒に、面白いことをどんどんやっていきたい」と話す宮國さん。スーパーの地産地消コーナーで「生産者：宮國 大」と書かれた「大きくて立派な野菜」を見かけたら、ぜひ買い物かごへ...！笑