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【板橋区】絶品オーガニック野菜と本場も驚く「○○だけカレー」を、照明のプロが手がける憩いの空間で。

名月子店(めいげつこてん)板橋を「歩いて、撮って、書く」ライター(東京都板橋区)

こんにちは。地域情報ライターの名月子店(めいげつこてん)です。

今回は、2023年3月9日にグランドオープンした、「すごい店」を紹介します。

場所は東武東上線「中板橋駅」より徒歩1分。

「セブン-イレブン 中板店」を通り過ぎたら…

ここだけ雰囲気が違います。「オーラ」があります。
ここだけ雰囲気が違います。「オーラ」があります。

お店を発見!

その名も「イルミCafe」

舞台照明の専門家である「ホッピー」さんと、オーガニック料理のスペシャリスト「剛」さんの異色のタッグによるオーガニックカフェです。

コンセプトは「心と身体が輝く場所」

ホッピーさんへのインタビューとともに、お店の魅力を紹介します。

雰囲気ガラリ。こだわりの「照明」

外観は全面ガラス張り。

外から見ても、元舞台照明の専門家「ホッピー」さんのデザインしたライトたちが、美しく輝いているのがわかります。

「イルミCafe」は、ホッピーさんが運営するLED照明専門店「イルミカライツ株式会社」(お店の2階)のショールームとしての役割もあるそうです。

【インタビュー】「イルミCafe」の由来って?

文字通り、「イルミネーション」の「イルミ」です!
弊社(イルミカライツ株式会社)は、コンサートなどの電飾業務を行う「イルミカ東京」という会社から5年前に独立しました。その「イルミカ」という名前がとても気に入っていたので、この店名にしようと決めました。

入店は「ひらけごまシステム」!

公式LINEに登録することで、入店することができます。

LINEのメニューに表示される暗証番号を、入口にあるキーパッドに入力しましょう。遊び心のあるシステムで面白いですよね。

入店は誰でもOK!

デートにも、仕事帰りの一人の入店も、家族連れでも。

開放的!
開放的!

店内は、さまざまな色に変わる照明に包まれています。

カラフルですが、なんだか落ち着くんですよね。

【インタビュー】店内照明のこだわりは?

元々舞台照明の会社で「照明プランナー」として働いていた経緯もあり、大型コンサートにも使える本格的な照明制御システムを導入しています。
「照明一つでお店の印象がガラッと変わる」という体験ができますよ!

プロが手がけた照明って、色とりどりでも「落ち着き」や「リラックス」を生み出せるんですね。

「イルミCafe」では、同じ席に座っていても、照明の変化に合わせてさまざまな雰囲気を体験できるんです!

神秘的な雰囲気を感じるカウンター。

照明の色が変わるだけで…

確かに雰囲気がガラッと変わりますね!

水の中にいるような、爽やかな印象になりました。

こだわりが詰まった店内は、ホッピーさんや工事のプロだけではなく、なんと地域の方々の思いも込められているんです。

【インタビュー】内装工事の秘話を教えてください!

お店を地域の皆さんと共に作ってみたいという思いから、壁の塗装、床のコンクリート打ちなど、外に見える部分については、DIY参加者を募集しました。
ありがたいことに、28名の方に参加していただきました!2か月間かけて内装工事を行い、「イルミCafe」が完成しました。

お手洗いのシンプルな照明デザインも素敵です。
お手洗いのシンプルな照明デザインも素敵です。

美しい照明で店内を輝かせる。「ホッピー」さんよりメッセージ

コロナ禍を経験した私たちは、生命の危険を身近に感じたことで、毎日の生活をよりよく生きようという考え方にシフトしたと思います。

その考え方の中で基本となるのは「健康」
抗酸化工法(※)を施した開放的な店内で、無農薬の野菜を使った料理やコーヒーを楽しんで、身体を元気にしていただければと思います。

また、マルシェイベントなどの地域交流を通して、心の充足も感じていただくようなお店にしたいと思っております。

※抗酸化工法:抗酸化溶液を使って、腐敗の進行を食い止める工法のこと

地域の皆さんとのつながり、そして皆さんの健康を第一に考えているホッピーさん。

会うだけで、元気をもらえました。

ほんとうにおいしい野菜、食べてますか?こだわりの「野菜料理」

ドリンクも有機栽培食材を使用

赤丸のメニューを注文。
赤丸のメニューを注文。

いよいよ「イルミCafe」のオーガニック料理の紹介です。

まずはドリンクから。

アルコールは「ノン・ちょい・アル」が選べるものも。ノンアル、あるいはちょいアルで、有機食材の味そのものを楽しむのもおすすめですよ。

・左:有機ジンジャーハイボール:超レアな有機ジンジャーを使っているそう。辛さはなくスッキリとしていて、一杯目にぴったり。

・右:有機レモネードソーダ(ちょいアル):有機レモンの爽やかな風味と、少しの甘味が最高。

赤丸のメニューを注文。
赤丸のメニューを注文。

ワインの注文は別紙から。

エレクタム オーガニック アイレン(スペイン産)をグラスでいただきました。

スペイン産の有機栽培ブドウのフレッシュな味わいをそのまま感じられます。白ワインだけでなく、赤ワインもスパークリングワインもオーガニック。

お店のこだわりを感じます。

美味しい野菜で身体が喜ぶ体験

赤丸のメニューを注文。
赤丸のメニューを注文。

オーガニック料理のスペシャリスト、剛さんによるお料理を紹介します。

「イルミCafe」の野菜は無農薬で、化学肥料は一切使われていないんですよ。

まずは「からだよろこぶ野菜盛り(3種)」を注文。その日の旬で新鮮な野菜を使った一品物が、日替わりで提供されます。

▼3月10日の3種はこちら

鶏そぼろごぼう:甘辛くじっくりと味付けされています。ごぼうの香ばしさと、肉の旨みがマッチしています。

聖護院大根の煮物:「ブランド京野菜」といわれる聖護院大根(しょうごいんだいこん)。肉質が柔らかく、優しい味付けにより甘さが引き立っています。

からし菜のわさび醬油漬け:わさびといっても辛すぎず、誰でも美味しく食べられそうです。お酒が進む味付けです。

ホッピーさんも剛さんもおすすめの料理とは…?

ホッピーさんと剛さんに、おすすめの料理を聞いたところ…

二人とも同じ料理を回答!

それは、「彩り野菜のタジン蒸し 自家製肉味噌」です。

特徴的な見た目の「タジン鍋」が運ばれてきて、店員さんがふたを開けてくれます。その瞬間はお見逃しなく!

ハーフサイズでもこんなに!
ハーフサイズでもこんなに!

中には色とりどりの野菜が!

手前の2種類はどちらも「キャベツ」ですが、左が芽キャベツ、右はサボイキャベツという珍しい種類です。色も形も違って面白いですね。

ちなみに温野菜にすると、野菜本来の味や色がぐっと引き立つのだそう。

【インタビュー】「イルミCafe」の野菜の特長は?

オーガニック野菜なので、その時期の旬な野菜だけを使っています。来店される度に、野菜の内容が変わるのって面白いですよ。
「あ、この野菜が出てくると春がきたな。」って感じで料理しています。皆さんにもそれが伝わると嬉しいです。

とにかく「イルミCafe」の野菜を食べてください!身体が喜んでいるのを感じますよ♪

ロマネスコを自家製肉味噌に付けていただきます。

この肉味噌だけで一杯飲めそうなくらい、旨みのある肉味噌でした。

まだまだお野菜を食べたい!

続いては「農園バーニャカウダ ブロッコリーソース」です。

白菜や赤大根など、生でいただける野菜もあります。

これはやりたいですよね、ブロッコリーにブロッコリーソースを付ける食べ方

オリーブオイルにブロッコリーなどの野菜の甘味が凝縮されたソース。どの野菜とも相性ピッタリでした。

「イルミCafe」の「ほんとうにおいしい野菜」、さまざまな調理法でいただけるのでお好みのものを注文してみてくださいね。

ふわふわのアラカルト

アラカルトは、チーズの盛り合わせやリンゴ酢のピクルス、有機オリーブなどの、いつものおつまみをちょっと上品にいただけます。

そしておすすめは、「剛の和風オムレツ」!今のところ唯一、シェフの名前が入っているメニューです!

ふわっふわ、トロトロのだし巻き卵のようなオムレツでした。

和風の味付けで、ちょうどよい濃さ。ぺろりと完食できちゃいますよ。

上に乗っているのは「葉ニンニクの醤油漬け」。これが本当に美味しい!オムレツより濃い味なのに、オムレツの風味を引き立てている…!

国産のお肉、食べて安心、大満足!

赤丸のメニューを注文。
赤丸のメニューを注文。

お肉とごはんのメニュー。

国産の牛やブランド鶏を使った、安心感&満足感たっぷりの料理です。

おすすめの「みんな大好きジャークチキン」

お皿が運ばれてきた瞬間、ふわりとスパイスの香りが。

大きくカットされたチキンは一つ一つがプリプリでジューシー。皮は香ばしいです。

マヨネーズを付けたらさらに最高!スパイスとの相性抜群です。

ホッピーさんがスパイスの香りの正体を教えてくれました。ジャマイカのオールスパイスだそうです。

本場もびっくり!?な「○○だけカレー」

〆にカレーはいかがですか?

その名も「スパイスだけカレー」

バングラデシュ人の友人に「今すぐ私の国でお店を出そう!」とまで言わしめたという、本格カレーです。

水やルーを一切使わず、15種類以上のスパイスだけの味で勝負した情熱的なカレー、筆者の心に刺さりました。

食べた瞬間「あ、これ美味しい!」と言っていました。

スパイスの奥深い味がするのですが、どこか懐かしくなるような風味も感じたのです。

そして「葉ニンニクの醤油漬け」、こちらにも。福神漬けのようなアクセントになっています。オムレツにもカレーにも合う、万能トッピングですね。

「イルミCafe」名物、スパイスだけカレーの秘密

ランチもおすすめ。「限定5食」ゲットしたい!

12:00~14:30はランチタイム。
12:00~14:30はランチタイム。

「イルミCafe」は、ランチもかなり人気になりそうです。

注目は何といっても、限定5食の「からだよろこぶ ランチプレート」。その時期しかない旬の野菜を使ったプレート。新鮮な野菜を使っているため、数量限定となっています。

ディナーで食べた「スパイスだけカレー」も、サラダとスープ付きでいただけます。

オーガニック野菜でお客さんを輝かせる。「剛」さんを紹介

鮮やかで新鮮な野菜料理、一味違う肉料理やカレーを作ってくれた剛さん。

なんと数年前まで、ビジュアル系バンドでドラムを叩いていたそう!

飲食関係で長く働いており、イタリア料理から和食まで多種多様な料理を生み出せるスペシャリストです。スパイスや食材への並々ならぬこだわりからも、それがよくわかりますね。

そんな剛さん、今はオーガニック料理の探求者。

すでに完成している素晴らしい料理をいただきましたが、今後の「探求」も追い続けたいです。

【インタビュー】今後の「新メニュー」について教えてください!

・今後はどんなメニューが出るの?
12:00~22:30まで通しで営業しておりますが、14:30~18:00まで飲み物のみの提供となる「カフェタイム」になります。その時間帯でお出しできる健康スイーツを検討しております。

また、糖質制限している方に安心して食べていただけるサラダランチのテイクアウトなど、知り合いの管理栄養士さんと相談しながら進めていきたいと思います。

気になるお野菜は店頭で購入!

「イルミCafe」の主なオーガニック野菜の仕入れ先である「横浜健康ファームともだち」さんのお野菜を、入口の棚で販売しています。

気になった方はお早めに。

和紅茶の販売も。

お店で飲んでみて、購入するのもおすすめ。

【インタビュー】イルミCafeグッズの販売はある?

「イルミCafe」の可愛いロゴを使った、トートバックやTシャツなどのグッズが店内に飾られています。販売は今後行われる予定とのこと。

また、ホッピーさんの会社では「レーザー彫刻機」があるそうなので、1個から作れるオーダーメイドのコースターなども、考案中とのこと。

続報に注目ですね♪

「イルミCafe」はこんなところも面白い!

入口にあるマッサージチェア。店員さんに伝えれば誰でも利用できるそうです。

筆者は写真を撮った直後、背中と首をゴリゴリ。

お疲れの方はどうぞ。

来店すると一人に一つ、こんな名言が贈られます。1日の始まり、あるいは締めくくりにぴったりの言葉ですね。

さて、これはどこに書かれているでしょう?お店で確かめてみてくださいね。

秘密の暗証番号で入店した入口。帰りはボタンワンプッシュ。

次回の入店は、またLINEで番号をゲットしてくださいね。

本格的な照明によってさまざまな雰囲気を楽しめる店内で、「ほんとうにおいしい」オーガニック野菜をはじめ、こだわりの食材を使った料理を楽しめる「イルミCafe」。

仕事終わりに来店しましたが、楽しい空間と美味しい料理で心も身体も「洗われた」ような感覚になりました。

これが「心と身体が輝く場所」という意味なのでしょうか。

皆さんも、3月9日にオープンしたばかりの「イルミCafe」、足を運んでみてくださいね。

「イルミCafe」店舗情報

●住所
〒173-0016
東京都板橋区中板橋25-12 ハイツ25 1階

●アクセス
東武東上線「中板橋駅」北口改札より徒歩1分

●TEL:03-6279-1830

●営業時間
12:00-22:30
・ランチタイム :12:00~14:30
・Cafeタイム:14:30~18:00(飲み物のみのご提供)
・ディナータイム :18:00~(フードL.O21:30、ドリンクL.O22:00)

●定休日:日・月曜日
※日曜日はイベントなどを開催予定

●公式ページ
ホームページ:かなり充実したホームページ!お店のシステムやメニュー、ホッピーさんのYouTube動画を視聴できます。

インスタグラム:料理の紹介や調理動画などを見ることができます。

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板橋を「歩いて、撮って、書く」ライター(東京都板橋区)

板橋に住んでもうすぐ1年の、「板橋初心者生活」を楽しむライターです。板橋に昔から住んでいる人と、今日から暮らし始めた人との「笑顔の交流」をコンセプトに、板橋という「地元」をもっと楽しめるような情報をお届けします。内容のジャンルはグルメ、お出かけスポット、憩いの場所などさまざま。

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