【北安曇郡池田町】素敵な出会いがある期間限定オープンのコーヒースタンド
期間限定オープンのコーヒースタンドを発見!
信州移住8ヶ月目のもりかほです!
ふとした時に心のオアシスになってくれる、ちょっと変わった珈琲屋さんを見つけました!
それは……北安曇郡池田町にあるスペシャリティコーヒースタンド「イノシカ珈琲」。
イノシカ珈琲は、毎月約1週間の期間限定でオープンしています。
お店誕生ストーリー
オープンスタイルがちょっと変わっているイノシカ珈琲は、開業ストーリーもちょっと変わっています。
こちらのお店は、「店舗の起業」としてではなく、「荷詩樹家 SPACEs」の「プロジェクト」の1つとして誕生しました。
荷詩樹家(にしきや)SPACEsでは、「いつかやってみたいな」と思いながらも実現できていないことを、プロジェクトとして実現することをビジョンに活動されています。
プロジェクトはお店作りだけでなく、創作、お茶をする……どんなことでも「やってみたいな」のプロジェクトに該当します。1人ではできないことを荷詩樹家を通して実現したり、応援する全てがプロジェクトなのです。
そんなプロジェクトの1つとして、2020年3月に「池田町の方にとっても自慢の場所になるように」という想いを込められた「インシカ珈琲」が開業しました。
店主のストーリー
東京と北安曇郡でのデュアル生活をされている店主は、なんと沖縄座間味島のご出身。
ご実家は沖縄でダイビングショップを営んでいて、小さな頃から沢山の人に囲まれて育ったそうです。
「人と話し、価値観を通わせ合う時間の豊かさが好きで、電子材料のメーカーで営業の仕事を経験し、その後も人と話す事を仕事を選ぶ基準としてきました」と話してくださいました。
店主が、人と話すこと以外に好きなことは、「食べること」!
学生時代は飲食店でアルバイトをし、社会人になってからも、フリーランスでケータリング業を業務委託で受けていたそうです。
そんな経験をされてきた店主だからこその、この空間なのだと納得です。
店主とのお喋りが楽しくて、時間があっという間に経ってしまいます……。
お店の場所はココ!
国道51号線を北に向かって走っていると、池田工業高校を少し過ぎた門に、「錦花園」と白文字で屋根に書かれた古い商店が目に入ります。
オープン日には、写真の看板が出ているので分かりやすいです。味のある自転車と、木で作られた看板がかわいい!
気になるメニューは…
ハンドドリップコーヒー 500円
カフェオレ 550円
ルイボスティー 350円
ブリトー 700円
パンとスープのシンプルセット 600円
チョコグラノーラバー 300円
(変更になる場合があります)
こだわりの豆は、売り切れ次第品切れになります。「今日はどんな豆があるのかな?」と訪れる楽しみがありますね!今回は、インドネシア産の豆を使った珈琲を頂きました。
テイクアウトの場合は基本的にマイカップ持参ですが、手ぶらでも来店できるように、カップの販売があります。店内利用の場合は、陶器のマグカップの貸し出しがあります。
写真は私が持参したマイカップです。マイカップを持参すると通常料金から50円値引きしてくれます。
いつも日常使いしているカップに、非日常のコーヒーが注がれる贅沢な時間!
珈琲が飲めない人も一緒に足を運べるように、デカフェの珈琲もありました。
ブリトーなど、日替わりのフードも個数限定であります。
写真の陶器のカップはお借りしたもので、池田町にお店を構える作家さんが作られたカップ。優しいデザインにほっこりしました。
池田町のオアシス的コーヒースタンド
初めての入店で、恐る恐る入ったのですが、予想もしていなかった美味しい珈琲と楽しい店主との出会いに心満たされました。
私の心のオアシスになりそうなこちらのコーヒーショップ、たくさんの人に知ってほしいような、そっと秘めておきたいような……
どんな珈琲豆に出会えるかな? 今日はどんなお話ができるかな? どんな人に出会えるかな? と、珈琲を飲みに行く以上の楽しみがイノシカ珈琲さんにはあります。
「こんな場所に、こんなところが!」 嬉しい出会いを体感しに、イノシカ珈琲に足を運んでみませんか?