「花とハーブの里」と呼ばれる池田町。私が初めて池田町を訪れた時、街路樹のようにラベンダーが町中に植えられていたのが印象的でした。

そんな池田町を代表する「ハーブステーション」（元ハーブセンター）をご存じですか？「道の駅池田」の、道路を挟んだ反対側に位置します。

ハーブステーションでの体験・物販

年間約300種類のハーブを知ることができるのはもちろんのこと、各シーズンごとに旬のハーブの摘み取り体験ができます。ショップ「ナチュラルマルシェ　ソヨソヨ」では、お花やハーブの苗やハーブグッズの購入も可能です。春から初夏にかけては、キッチンカーや店舗が並ぶマルシェの開催も。

代表の北澤さんとハーブステーションの魅力

ハーブセンターの施設管理をされているのは、合同会社PolarisActさん。代表の北澤さんは、サラリーマン時代に「もっと人間らしく生きたい」と一念発起して会社勤めを辞め、農産物の世界へ転身したそうです。今はこうしてハーブステーションの管理をされています。そんな北澤さんに、ハーブステーションの魅力をお聞きしました。

ハーブステーションの屋外

まずは、屋外のガーデン。季節ごとに開花する花を鑑賞できます。同じガーデンでも、「（訪れる）タイミングによって咲いている花が異なる」と北澤さんが話してくださいました。「あれ？こんな花あったっけ？」と新たな出会いがあり、四季折々の草花を知ることができます。

ガーデンの東側には、畑があります。

ゴールデンウィーク前から6月上旬にはカモミール、6月から7月上旬はラベンダーがシーズンを迎え、摘み取り体験も開催されます。

ラベンダー摘み取りでは、600円でカップに好きなだけ摘み取りできます。期間中の土日祝は、カップいっぱいに摘み取りされる方、ご家族で摘み取りを楽しまれている方で賑わいます。

ハーブステーションの屋内

ガーデンの南側には、草花の苗の販売やハーブ商品を取り扱うショップ「ナチュラルマルシェ　ソヨソヨ」と、その奥にはガラス温室があります。

「8月からは販売の苗の種類が少なくなります」と北澤さん。でも、素人の私の目には、たくさんの種類の苗が販売されているように見えます！

各苗ごとに書かれている説明書きを読んでハーブを知りながら、「自宅でも育ててみようかな」と想像するのが楽しいです。

忙しいタイミングでなければ、スタッフさんが育て方やおすすめのハーブを説明してくださいます。

また、ハーブティーやハーブ製品は、苗の販売が少なくなる季節でも、元気に販売されています。

ハーブティーは種類が豊富でパッケージがかわいくて、お土産にも最適！　信州安曇野産100％のものから、世界各地のハーブをブレンドしたものまで多岐に渡ります。

私は先日、妊婦になった友人に、妊婦さんでも飲めるハーブティーをプレゼントし、自分用に「パソコン作業や疲れ目に良い」と書かれていたハーブティーを購入しました。小分けでの販売もあり、その時の気分や用途で選んでちょっとだけ購入できるのが嬉しいです。

その他にも、アロマオイルやハーブウォーターもあります。それだけではありません。

香りや見た目を楽しむ商品が豊富に販売されています。

見ていて飽きない品揃え！

食べて楽しむ一品も。

こちらは、安曇野産ラベンダー100％の精油とフローラルウォーターです。リラックスしたい時におすすめ！

ショップからさらに奥へと進むと、ガラス温室があります。ガラスの天井があるため、雨天時にも楽しめるスポット。

それぞれの植物に説明書きがあり、ハーブについて賢くなれる空間です。夏休みの自由研究にも良いかも！

心安らぐ癒しのハーブスポットへ

ほっと一息、池田町のハーブや草花に癒されに足を運んでみませんか？

このお盆休みも、定休日の木曜日以外、通常と変わらず営業されています！

店舗情報