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「ストレス」で「内臓の不調」が起こるのはなぜ?-ストレスと内臓の関係を分かりやすく解説!-

ご覧いただきありがとうございます。

おがちゃん先生です。

今回は「ストレス」と「内臓機能」について解説していきます。

内臓機能について

体の中には、血液を送り出すポンプである「心臓」・消化、吸収をする「胃や腸」・尿をつくる「腎臓」など、様々な臓器があります。

私たちが健康に生活するためには、これらの臓器が正常に働くことが大切です。

そして、これらの働きを悪くしてしまう代表的な原因の1つが「ストレス」です。

具体的な繋がりをみていきましょう。

ストレスと「心臓」

ストレスにより交感神経の働きが亢進されると、心臓のリズムが乱れてしまうことがあります。

例えば、心臓のリズムが「ドクドクドク」と異常に速くなってしまう「頻脈」が起こることがあります。

また、ストレスによって血管が収縮すると「高血圧」になりやすいため、これもまた心臓に負担をかけてしまいます。

ストレスと「胃腸」

内臓機能を調節する神経として、交感神経副交感神経があります。

そして、胃腸の働きは交感神経の作用で「抑制」されて、副交感神経の作用で「亢進」されます。

そのため、ストレスにより交感神経の働きが亢進すると、胃腸の働きが悪くなってしまい、消化不良・下痢・便秘が起こりやすくなります

また、ストレスは胃酸の分泌が促進するため、胃の内側を傷つけてしまうこともあります。

胃の壁がどんどん傷つけられて「穿孔」といわれる状態になると、いわゆる「胃に穴が空く」といった状態です。

ストレスと「腎臓」

ストレスにより「高血圧」になると、腎臓への負担が増えてしまいます。

腎臓の機能が低下すると、むくみ浮腫)・息切れ貧血血尿などが起こることがあります。

また、ストレスは炎症反応が起こりやすくなるため、これもまた、腎臓に負担がかかります。

上手にストレス解消をしよう!

日常のなかで、ストレスを「」にするのは難しいので、自分の中のストレス解消方法をいくつか持っておくこと大切です。

  • リラクゼーション・リラックス(瞑想・深呼吸・マッサージ・ヨガなど)
  • 適度な運動(ランニング・ウォーキング・サイクリング・ピラティスなど)
  • 趣味(読書・料理・音楽を聴くなど)
  • 友人や家族との交流(旅行・食事会など)

※「過度な運動」は、体に悪い影響を与えてしまうので、軽く息が切れる程度の「適度な運動」が大切です。

最後に

ストレスにも、社会的・精神的・環境的なものなど、いくつかありますが「生活習慣の乱れ」も、体にとってストレスになります。

だからこそ、睡眠不足・過度な飲酒・食生活の乱れなどにも注意しましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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(Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム記事より)

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おがちゃん先生について

● 東京リエイチ整体アカデミー非常勤講師
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● bijou解剖ボディケアスクール講師(沖縄県)
● 解剖生理学セミナー主催
● 東京都麹町半蔵門にて整体活動中
(それぞれ外部リンク)

身体の構造や仕組みを分かりやすく解説!/0から学ぶ解剖生理学サロン運営/東京リエイチ整体アカデミー非常勤講師/bijou解剖ボディケアスクール講師

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