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ビールライターが選ぶお中元でビール好きに贈りたいビールはコレ!【キリンビール編】

富江弘幸ライター・編集者

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今年もお中元を贈る時期が近づいてきた。地域にもよるが、お中元は一般的には7月に贈ることになっていて、早い人は6月から準備している。

お中元でどんなビールを贈ったらいいか、迷うことも多いと思うが、基本はやはり贈る相手が好きなビールを贈るのがベスト。それがわかっていればいいが、わからない場合にこんなビールはどうかというヒントをお伝えしたい。

ということで、今回はキリンビール編。

ギフト限定の一番搾りプレミアム

キリンビールのお中元でぜひとも贈りたいのは、やはりなんといっても一番搾りプレミアム。基本的には飲食店でしか飲めないビールで、ギフト限定で缶を販売している。特徴的なのは、東北産のIBUKIというホップを使用していること。派手さはないものの奥ゆかしいフローラルな香りを持つIBUKIをふんだんに使用している。

SPRING VALLEY 豊潤<496>とSPRING VALLEY シルクエール<白>のセット

個人的には、SPRING VALLEY 豊潤<496>はキリンビールのお中元でイチ押しのビール。一番搾りなどの一般的なピルスナーとは異なる香りを楽しんでもらいたい。ホップを7間漬け込む「ディップホップ製法」で柑橘系の香りを引き出しており、いつまででも飲んでいたい味わい。

SPRING VALLEY シルクエール<白>は、小麦を使ったまろやかな口当たりのビール。苦味は控えめ、香り華やかで、ビールの苦味が苦手だった方にも楽しんでもらえる味わい。496は肉、シルクエールは魚に合わせるのもいい。

やっぱり王道の一番搾り

やはりキリンビールといえば一番搾り。一番麦汁を使用して、麦の旨味を引き出している。いつも日常で楽しみたいビールでありながら、いつでもおいしく楽しめるのが一番搾りの魅力。

年配の方にはやっぱりキリンラガー

ちょっと偏見っぽい感じもあるが、やはり年配の方にはキリンラガーがしっくりくる。じんわりと感じられるしっかりした苦味が特徴的。1888年から130年以上も愛され続けているキリンラガーなら間違いない。

定番から限定までそろうキリンビールのお中元商品

キリンビールのお中元は、定番の一番搾りや限定の一番搾りプレミアム、SPRING VALLEYなど、贈る方の好みに合わせて選べる商品がそろっている。冒頭でも書いたように、贈る方に合ったビールを贈るのがベスト。じっくり考えていいビールを贈ってほしい。

ライター・編集者

ライター・編集者。1975年東京生まれ。法政大学社会学部社会学科卒業。卒業後は出版社・編集プロダクションでライター・編集者として雑誌・書籍の制作に携わる。その後、中国留学を経て、英字新聞社ジャパンタイムズに勤務。現在はウェブ、紙を問わずさまざまな媒体で記事を執筆している。日本ビアジャーナリスト協会のビアジャーナリストアカデミー講師も務める。著書に『教養としてのビール』(SBクリエイティブ、サイエンス・アイ新書)など。

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