【倶知安】カフェクレープリのハロウィン/クレープの名店が贈る!たぷたぷクリームの中で入浴中カバさん!
みなさまこんにちは、ニセコのクレープライター伊達千歳です。
約1年半前、倶知安駅前にクレープ屋さんがオープンしました。
以前はホットケーキ屋さんでしたが、移転して次はクレープ屋さんになったので、この場所のテナントさんはスイーツ系に縁があるのでしょうか?
今回はこちらのお店のハロウィンクレープをレポートします。
【倶知安】カフェクレープリのハロウィン/蘭越米の米粉を使ったクレープ屋さん
こちらは、「cafecreperiz(カフェクレープリ)」という倶知安駅前のクレープ屋さん。
入り口は小さいですが、明るいイエローのイメージカラーで装飾されているので、すぐにわかると思います。
店内もこのとおりで、蘭越町出身のご夫婦2人で切り盛りしているようです。
私は蘭越町と書いて「こめこめくらぶ」と読んでいるくらい、蘭越町は稲作がさかんである上、年中無休・24時間体制で蘭越米の激押しキャンペーン実施中タウン。
ご実家がそんな蘭越の米農家なので、当然というかなんというか、米粉でつくったクレープ生地を提供しています。美味しいです。
今回のお目当てはこれ。
ハロウィン限定「かぼちゃチョコ生クリームクレープ(黒ごまカバクッキーつき)」!
店頭にこんなポスターが貼られていたら、購入してみないわけにはいきません。
すぐに入店し、野球選手のようなイケメンの御主人に「かばさん!かばさんのクレープお願いします」と、とんちんかんな注文をしてしまいました。
で、こちら。
大量の生クリームの中で至福の表情を浮かべ、一人(一頭?)ゆったりと入浴中のかばさんが印象的な、特大クレープをゲットしました。
……いやこれ、本当に食べるの?
ハロウィンとは、紀元前ヨーロッパの古代ケルト民族のお祭りで、先祖の霊が戻ってくるという、日本のお盆に似たイベント。
ただし、先祖の霊と一緒に悪霊もやって来て、作物に悪い影響を与えたり、子どもをさらったり、現世の人間たちに悪いことをしていました。
だから当時の人々は、身を守るために同じ変装をして、悪霊の仲間に見せかけたと言われています。
そういったハロウィンの由来をふまえると、このクレープはお守り的なものでしょうか。
ハロウィンの悪霊が万が一ニセコに来ても、多分このかばさんが守ってくれそうな気がします。
倶知安町では「cafecreperiz(カフェクレープリ)」はクレープの名店として知られていて、随所に美味しさの工夫が凝らされています。
今回のかばさんクレープも、ご覧のとおり丸めた生地が重なる部分に、マッシュパンプキンが挟み込まれていて、ほんのりと温かいです。
10月下旬の北海道の寒空の下、クレープを持つ手がほんのりあたたまる心遣い。
紫芋が練りこまれたクレープの生地は、安定の「さくっ」「ふわふわっ」の食感。
そして問題のかばさんクッキーも厚手で渋いごま味で食べごたえがあるので、全体が甘くてやわらかいカタマリの中、非常に良いアクセントになっています。
ハロウィンのお化けが怖い人は、こちらのクレープを魔除けに購入しましょう!