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【藤沢市】実演販売が客を引き寄せ、飛ぶように売れる「名物団子」おこげに絡む「秘伝のたれ」に撃沈

ころんころライター(藤沢市)

そろそろ午後3時。今日も朝からおやつのことばかり考えている筆者ころんころです。

本日のおやつは、江の島の「弁財天仲見世通り」のなかほどにお店を構える、寛政元年創業の『紀の国屋本店』の「江の島だんご」。週末は並ばないと買えない、飛ぶように売れる名物グルメです。

『紀の国屋本店』とえいば、代名詞は「ふじさわ観光名産品」にも指定されている「女夫(めおと)まんじゅう」。ですが、店頭で焼かれている「江の島だんご」も一度は味わいたい逸品。江の島へ行く際、私はかなりの頻度で購入します。ケースに入った「秘伝のたれ」が絡むおだんごを見てしまうと、並ばずにはいられないんですよね...、撃沈。笑

「秘伝のたれ」が絡む「みたらし」
「秘伝のたれ」が絡む「みたらし」

この日は「草つぶあん(180円)」「みたらし(180円)」「抹茶(180円)」「花見だんご(180円)」をお持ち帰り。※2023年4月中旬より価格変更

1本ずつていねいに包まれた「江の島だんご」。おだんご1個1個がふっくらもっちりしており、全体的に少しサイズが大きめに感じます。

写真左から、香ばしいおこげにキレの良い甘さの「秘伝のたれ」が絡んだ「みたらし」、可愛らしい彩りに癒される「花見だんご」、口に入れた瞬間お茶の香りをストレートに感じる「抹茶」、風味豊かな草だんごに寄り添う昔ながらの優しい粒あんがたまらない「草つぶあん」。どれも旨いのなんの...。

この「江の島だんご」について『紀の国屋本店』の湯浅さんにお話しをうかがうと、意外なお返事が…。

「『江の島だんご』は観光客にも人気ですが、実は地元の方にとても親しまれている商品です。リピーターさんがかなり多いですね。『もう一度食べたい!』と思ってもらえるよう、手練りの餡やみたらしのたれなどはすべて手作りにこだわっています」と話します。江の島の「弁財天仲見世通り」という場所柄、てっきりお客さんのほとんどが観光客かと思いきや驚きですよね。ですが私も地元民(笑)。特に「みたらし」と「草つぶあん」は、ドハマりしてしまう美味しさですよ。

身近な観光地とはいえ、島内の坂道と階段を想像すると足が鈍る方も多いかもしれませんが(筆者もです。汗)、こだわりが詰まった『紀の国屋本店』の「江の島だんご」を散策の楽しみに、爽やかな季節の江の島をゆる~く歩いてみませんか?

基本情報
店名:紀の国屋本店
住所:藤沢市江の島2-1-12
アクセス:小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」より徒歩20分
電話:0466-22-5663
駐車場:無し(近隣のコインパーキングをご利用ください)
※詳細は『紀の国屋本店』までお問い合わせください。

取材協力 紀の国屋本店 湯浅 様

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ライター(藤沢市)

湘南エリアの複数メディアや紙面、昭文社「まっぷるトラベルガイド」などで、記事執筆&撮影を担当。取材スポットは1000ヶ所近く。そんな取材後記や、徒然なるままのゆるゆる日暮らしを、Instagramに綴っています。ほわっとあたたかくなる「神奈川県藤沢市」の情報をお届けできたら幸いです。※「毎週日曜の20時10分」に約1週間分の記事をまとめてお届けする「LINEでの配信」がスタートしました。ご登録いただくと藤沢市の話題(特に美味しいもの情報)に困りません。

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