【藤沢市】店全体の様子がわからない「看板のない謎の店」その扉の向こうには「我が目を疑う商品」が!
小田急江ノ島線「長後駅」東口より1分。
『古久家長後店』が入るビルの2階で「謎の店」を発見。ビル自体に目だった看板はなく、また店全体のようすもわからないつくりのため、気になり過ぎて店主に取材をお願いしました。
その扉の向こうには…
まるで映画の世界に迷い込んだような不思議な空間が...。天井からは大きなミモザが吊るされ、白いコンクリートの壁一面にさまざまな植物やドライフラワーが飾られています。
ここは、月に数日だけ営業する「植物屋」さん『Style du nature(スタイル・デュ・ナチュール)』。お店の存在を知らなければ素通りしてしまうアトリエ兼ギャラリーです。
『Style du nature』の店主は高橋さん。植物の卸売業などを経て約1年前にお店をオープン。湘南らしい植物のあるライフスタイルの提案と、作家saco(高橋さんの奥さま)のハンドメイドアクセサリーを販売しています。
お店について「当店で販売しているのは、観賞用植物のほかドライフラワーや植物のオブジェが中心です。長い年月をかけて自然と曲がったフォルムや、植物本来の特性を活かしたナチュラルな仕立てが特徴です」「作家sacoは、元々ブライダルフラワー装飾に従事してきました。その感性を活かし、天然石を使った独創的なアクセサリーを手掛けています」と話す高橋さん。
観賞用植物のエアープランツは770円から、ドライフラワーは660円から販売。また店内の棚には、作家sacoさんのアクセサリー(3,000円くらいから)が多数並びます。
なかでも注目したいのが、店内各所に散りばめられた「植物のオブジェ」。たとえば、高橋さんが手に持つこちらの枝のようなもの。
実はオーストラリア原産の花「バンクシア」の花殻。とても不思議な植物で、山火事などの「火にあぶられる」ことで弁が裂け、種を放出するのだとか。とても希少なもので、そのお値段は2,500円。
また「これは...本物ですか?」と思わず店主に聞いてしまった我が目を疑う花殻も...。
こちらは高さが20mにもなる観葉植物「旅人の木(タビビトノキ)」の花殻。名前の由来は諸説ありますが「葉が東西に広がって生育するので、旅人がコンパスの代わりに利用していた」とか「旅人が樹液でのどを潤していた」というところから名付けられたのだとか。たくさんの物語を秘めていそうな植物名も衝撃的ですが、目を奪われるコバルトブルーの種は言葉を失うほど神秘的。リビングなどにひとつ飾るだけで存在感を放ちそうです。
一般的な「花屋」では扱わない植物やオブジェ、アクセサリーなどを販売する『Style du nature』。個性的なものが多くそろうだけに、取り扱いに関するさまざまな疑問やお悩み相談(店内装飾やお庭の相談まで)にも応じています(場合によっては出張対応も可能)。詳しくは公式 Instagram(外部リンク/style du nature 湘南植物屋)もしくは、公式 Instagram(外部リンク/style du nature アクセサリー作家saco)で情報を配信中ですので、気になる方はぜひフォローを。お店の営業日やイベント出店予定、新作アクセサリーの情報も確認できますよ。
基本情報
店名:Style du nature(スタイル・デュ・ナチュール)
住所:藤沢市長後669AGビル2F
アクセス:小田急江ノ島線「長後駅」東口より1分
駐車場:無し(近隣のコインパーキングをご利用ください)
公式 ホームページ(外部リンク)
公式 Instagram(外部リンク/style du nature 湘南植物屋)
公式 Instagram(外部リンク/style du nature アクセサリー作家saco)
公式 Twitter(外部リンク)
※詳細は『Style du nature』の公式サイトをご確認ください。
取材協力 Style du nature 高橋 様
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