10月1日が「日本酒の日」だということをご存じですか。この日は全国16都市で飲食店と蔵元がタッグを組み、日本酒が楽しめるイベントを開催しています。神戸でも毎年多くの人が集まるとのことなのでその魅力をお伝えします。

日本酒ゴーアラウンド神戸2022

2008年に「もっと日本酒を飲んで欲しい」と大阪で始まったイベントで、現在は10月1日前後に全国で開催されています。神戸は今年、9月30日（金）～10月2日（日）の3日間で、元町・三宮の他、六甲道、板宿、月見山、垂水、新長田にも参加店があります。

参加バッジをつければ、イベント期間中は全国すべての参加店に入店でき、サービスの1杯と、料理（お通し・有料）を楽しめます。ただし飲めるドリンクはその店が担当する蔵元の日本酒のみ。ビールや焼酎が飲みたくなっても、期間中の参加店は取り扱っていませんのでご注意ください。

魅力１　初めての日本酒に出会える

一店舗につき一つの蔵元限定で日本酒を提供するシステムが面白いところ。全店違う蔵元が担当し、普段なかなか飲めない銘柄が用意されていることもあるそうです。当日は、杜氏もしくは蔵人と直接話ができるので、日本酒好きにはたまりません。日本酒初心者さんも色々尋ねてみてくださいね。

魅力２　ハシゴ酒が楽しめる

神戸だけでも30店舗が参加。知らなかった美味しいお店の発掘も楽しめます。おひとり様でも、グループでも。1店1杯に限定でも、一つの店で色々飲んでも…楽しみ方はあなた次第です。

また、同席だった人と別の店で再会、話が盛り上がって一緒に次の店へ！なんてこともあるかもしれません。一期一会を楽しんでください。

魅力3　気軽に日本酒に挑戦できる

「一緒に楽しみたいけど日本酒が苦手…」という方も挑戦できるイベントです。お酒の味わいはその場の雰囲気や料理によっても変化します。「お酒が飲めない方にも料理が好評」というお店もあるので、料理を楽しみながら、せっかくもらえるサービスの一杯を試しに飲んでみましょう。

公式HPには、店舗名と参加蔵元が記載されています。お店情報の事前チェックだけでなく、参加蔵元についても調べてみれば、その蔵元やそこが造るお酒に興味が湧き、飲んでみたくなるのではないでしょうか。

ツウのマイタイムスケジュール

イベント常連さんの楽しみのひとつは、いかに沢山まわって色んな日本酒を楽しむかということ。これだけの店舗数、コンプリートは至難の業。事前に公式HPのタイムテーブルをチェックし、滞在時間も含めてオリジナルの予定を組むのもおすすめです。

とはいえ当日は込み合い予定通りに動けないことも。平日である初日、半休を取って早めに行動をはじめたり、当日は公式フェイスブックページやインスタグラムで混雑状況をチェックしたりと、コンプリートに向けて入念な準備をする方もいるそうです。

また、来店時に貰えるスタンプを集めるスタンプラリーでは、抽選で素敵な景品や特典がもらえます。25個以上で「参加蔵元の四合瓶（酒蔵は選べません）」30個コンプリートは「後日参加店舗が集まる打ち上げに特別招待」です。予約制で既に満席の店舗もスタンプは押してもらえるそうなので、コンプリート目指して楽しんでくださいね。

各参加店舗で購入できるバッジ（￥500）の販売は既に始まっていて、例年9月下旬に完売し、当日券は手に入らない可能性があるのでお気を付けください。どの参加店で購入しても問題ありません。取り置きも可能とのことなので、公式HPに記載の参加店へ事前に問い合わせてみてください。

イベントには大勢が参加するため、時間制限や人数制限が行われることも。店舗前で待つ場合や、ハシゴ酒移動中は、近隣の迷惑にならないよう十分に配慮しましょう。早速ハシゴのプランを練って、当日どこかでお会いできたらぜひ声をかけてくださいね。

撮影協力：日本料理輪
画像提供：日本酒ゴーアラウンド神戸2022事務局（ロゴ・フライヤーなど）

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