Yahoo!ニュース

【京都市下京区】ヴァイツェンだらけのタップテイクオーバー【クアフトビアマーケット京都ポルタ店】

MIZUHO.WORKトラベル・グルメライター/インバウンド・越境EC(京都市)

クラフトビアマーケットは東京を中心に全国で展開しているクラフトビール専門店で、京都ポルタ店は2022年3月25日にオープンしました。全国の珍しいクラフトビールが均一価格550円で楽しめ、京都のクラフトビール好きの社交場になっています。

7月29日は大山Gビール×富士桜高原麦酒「ヴァイツェン」タップテイクオーバーイベントが行われ、多くのビール好きで賑わっていました。タップテイクオーバーとは特定のブルワリーの樽生ビールのみを提供するイベントを指し、タップを奪うという意味で名づけられました。

通常営業ではさまざまなブルワリーの樽生ビールが楽しめるクラフトビアマーケットですが、7月29日は鳥取の大山Gビールと山梨の富士桜高原麦酒が独占しました。2ブランドが独占するだけではなく、ほぼ「ヴァイツェン」に限定したタップテイクオーバーということで、ビール好きにはたまらないマニアックでイベントでした。

「ヴァイツェン」とは小麦麦芽を50%以上使用したビールで、ドイツ南部・バイエルン地方で発展しました。ホップの苦みが少なめで、泡持ちのよさが特徴です。バナナのようなフルーティーな香りで、ビールの苦みが苦手な人におすすめです。通常日本で飲まれている一般的なビールとは味わいが異なり、ビールの幅広さを体験できます。

タップテイクオーバーでは大山Gビール(鳥取)から16種、富士桜高原麦酒(山梨)から16種の樽生が開栓されました。この日は4種のヴァイツェンを堪能。乾杯ビールは「ライス・デ・ヴァイツェン(大山Gビール)」をチョイスしました。「山田錦」を副原料にした酒米ビールです。お米と小麦の甘さが融合したビールで上品なやさしさが感じられます。1杯目のビールや休憩したいときにぴったりです。

次は「燻香麦酒 24周年記念醸造(ラオホ&ヴァイツェン)(富士桜高原麦酒)」です。ラオホとヴァイツェンを融合したビールで燻製のようなスモーキーな香りが特徴で、癖があります。ラオホとは煙で燻した麦芽を使用しており、強烈な燻製香と甘みがあります。ソーセージやナッツと一緒に楽しみたいビールです。

当日のイベントには大山Gビールのヘッドブルワー・岩田秀樹氏と富士桜高原麦酒の製造腸・宮下天通氏が登場、紙相撲対決で勝ったブルワーが新しい樽生を開栓する!という楽しいイベントも開催されました。1人でイベント参加しているビール好きも多く、ビールを通じて新たな出会いが生まれるリアルな社交場として、素晴らしい空間でした。

最近ビールを通して、京都のお友達がグッと増えました。ビールはスタイルによって、味も香りも幅広く、クラフトビールを試してみると「ビール嫌い」でも「ビール好き」になれるビールが見つかるはずです。クラフトビアマーケットで新しいビールの世界をぜひお試しください。

クラフトビアマーケット京都ポルタ店
住所:京都市下京区烏丸通塩小路下る東塩小路町 902番地 京都駅前地下街ポルタ
電話:075-585-5195
営業時間:11:00~22:30
定休日:無休(施設に準ずる)
公式Facebook:https://www.facebook.com/cbmkyotoporta/

MIZUHO.WORKおすすめ!京都で飲めるクラフトビール

トラベル・グルメライター/インバウンド・越境EC(京都市)

神社仏閣とお酒をこよなく愛する自由人。仕事は、インバウンドに関する事業に従事。個人活動としてトラベル・グルメ系の連載や寄稿も多数。京都に憧れ、4年前に移住してきた関東人です。地元出身とは異なる視点で地域を発信していきます。

MIZUHO.WORKの最近の記事