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【英語レッスン】「私も!」は「Me too.」それとも「Me neither.」?

番場直之英会話フォービー代表/TOEIC満点講師

皆さんこんにちは。ForB(フォービー) Englishの番場です。本日は「Me too.」と「Me neither.」の使い方の違いについてご説明します。

誰かが言ったことに対して「私も!」と同意をする時に、「Me too! Me too!」と「Me too.」ばかりを言ってしまいがちですが、「Me neither.」という表現にも「私も」という意味があります。それでは「Me too.」や「Me neither.」はどういう時に使われるのでしょうか?

まず、下記例文のBさんの発言に、「Me too.」または「Me neither.」を入れてください。

例文

A: I like natto.
B: (     ).

A: I don't like natto.
B: (     ).

※natto: 納豆

正解は、上が「Me too.」で、下が「Me neither.」になります。なぜそうなるでしょうか?

上の例のAさんの発言は「I like natto.」で肯定文です。下の例のAさんの発言は「I don't like natto.」で否定文になります。肯定文に同意する時は「Me too.」、否定文に同意する時は「Me neither.」になります。

それでは、次の3つの例についても、「Me too.」または「Me neither.」を入れてください。

例文

A: I had a great time.
B: (     ).

正解は「Me too.」です。Aさんの発言が肯定文なので「Me too.」ですね。

例文

A: I didn't go to the concert.
B: (     ).

正解は「Me neither.」です。Aさんの発言が否定文なので今度は「Me neither.」ですね。

例文

A: I have never been to Italy.
B: (     ).

ちょっと迷うかもしれませんが、正解は「Me neither.」です。「never」は「not」よりも強い否定を表すので、「never」が文にあれば否定文扱いになり、「Me neither.」で応答することになります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?肯定文に同意する時は「Me too.」、否定文に同意する時は「Me neither.」と覚えてください!

同じ内容をネイティブ講師がYouTubeで解説しています。是非こちらもリスニングの練習としてご覧ください!

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英会話フォービー代表/TOEIC満点講師

英会話フォービー代表。明治大学理工学部卒業。システムエンジニアを経て、外資系コンサルティング会社勤務。一橋大学大学院にてMBAを取得し起業。TOEICは1999年から毎年受験し、受験回数は100回超。初受験の500点台から990点(満点)までスコアを上げる。現在、大学、企業、英会話スクールにて幅広い層の学習者を指導。また、語学教材の執筆、英語学習者向けYouTubeチャンネル「ForBenglish」(登録者数13万人)の運営を行う。

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